トレサビリティ


天然無処理で美しいルビー(加熱処理も含めた処理が一切されていないもの)について
非加熱ルビーよりも価値ある天然無処理ルビーについて


原石の段階から美しい「天然ルビー」はとても希少である為、ルビーは古くから人為的に加熱などの処理をして美しさを改良しています。
処理の種類は、
・加熱処理(表面拡散、内部拡散)
・充填処理
・含侵処理

などの様々な処理方法が存在しています。
「天然無処理で美しいルビー」と人為的に処理されたルビーでは、希少性に大きな違いがあり、
結果として宝石としての価値にも大きく影響を及ぼしますので、しっかり確認しておきたいポイントです。

加熱処理を施された原石
加熱処理を施された原石

天然で無処理のまま美しい原石
天然で無処理のままの美しい原石

非加熱ルビーは無処理ルビーではありません


「非加熱ルビー」という売り文句のルビーがありますが、
ルビーの処理には加熱以外の処理も存在しているのです。処理を行っていないからそのルビーは希少価値がある…というのであれば「非加熱」という表現では不十分なのです。
加熱処理だけをしていないから価値が高いものでは無く、
人工的に一切処理を施さなくても美しい原石、すなわち無処理で美しい原石ということを保証しなければ意味がないのです。

加熱される前の品質の低い原石
処理を施される前の品質の低い原石

自社で加熱処理実験… 信用と信頼のために

自社で加熱実験を始めた理由は、その近い未来、限りある資源である天然ルビーが、枯渇し市場にしかなくなった時、還流しているルビー(手放されて市場で再度売り買いされるルビー)を見分けられる「眼」を持つことが必要だったからです。非加熱 未処理 無処理 ノーヒートなど様々な言葉で呼ばれているルビー

原産地の鉱区を見て調査を進めていくと、無処理で美しいミャンマー産のルビーは限りある資源であること、
そして枯渇するのに何十年もかからないことを実感しました。

加熱処理されたルビーが大半の今の現状、加熱処理が何なのかを分かっておく必要があります。
将来の信用と信頼のために、今やっておかなければならない実験だったのです。

加熱実験
加熱実験

2006年 加熱による内包物の変化の調査

現地で採れた原石の内包物(インクルージョン)の顕微鏡拡大写真を撮影し、そのルビーをモリスルビー研究所で加熱実験をほどこしたものを顕微鏡拡大写真を撮影して、処理前後の変化を調査したものをファイリングしていきました。

より鮮明な画像を残すため、米国カリフォルニア州カールズバッドにある、G.I.Aのジェームス.シグリー博士の協力を得て画像を撮影して頂きました。

宝石鑑別機関は日々研究を続けていますが、宝石ルビーについては、まだまだ情報不足だと感じています。
今後も、モリスは国籍関係なく、鑑別機関と情報共有していければと考えています。

その宝石を鑑別する仕事をする鑑別機関と、その宝石の価値を判断しなければならないジュエラーが協力すれば、レベルの高い宝石文化を作っていけると思うのです。

加熱前のルビー
加熱前のルビー

6時間ほど加熱されたルビー
500時間ほど加熱されたルビー

「大切にして次の世代に伝えてくれるお客さま」のために

現地で一緒に探し続けてくれるミャンマーの仲間たち…
そしてミャンマーのお宝ルビーを「大切にして次の世代に伝えてくれるお客さま」のために、モリスは国際的なルビーのブランドになろうと決意しました。
現地での調査、実験から価値を保証できる天然無処理ルビー=モリスルビーが生まれました。

日本のお客様のお写真を見ている鉱夫達
日本のお客様のお写真を見ている鉱夫達

0.3㎜ほどの結晶も見つけ出す現地のスタッフ
0.3㎜ほどの結晶も見つけ出す現地のスタッフ

2006年ミャンマー連邦国政府鉱山省にてセミナー開催

2011年 スイスの宝石研究所と(Gubelin Gem Lab)セミナー開催

「宝石の鑑別とは…」
「投資対象としての宝石」
「価値ある宝石の探し方」
プロフェッショナル向けのセミナーと一般のお客様向けのセミナーを行いました。
 ミャンマー連邦国政府鉱山省にてセミナー開催.jpg
ミャンマー連邦国政府鉱山省にてセミナー開催

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右 グベリン鑑別所 所長 ダニエル博士