ピンキーリングはファッションとして身に着けるもの、と考えられている方も多いのではないでしょうか。もちろん、それも素敵なのですが、実はピンキーピングには、さまざまな意味も含まれています。
またその歴史も知ればピンキーリングを探す際に楽しみが増していくかもしれません。
もし、モリスルビーのルビーが留められたピンキーリングを選ばれたなら、それは唯一無二の特別なジュエリ―になることでしょう。
今回は、ピンキーリングの意味、歴史などをご紹介します。
ルビーピンキーリングを検討中の方に少しでも参考になればと思います。
ルビー ピンキーリングとは?右手に着ける?左手に着ける?
ピンキーリング(Pinky ring)は小指に着ける指輪です。
リング幅が細いものから太いものまで、いろいろなデザインがあります。
細いものを選べば、さりげないおしゃれといった印象に、太いものを選べば個性を表現することができると思います。細いものであれば、何本か重ね着けされても楽しいかと思います。
また右手に着けるか、左手に着けるかで意味合いが異なります。
ピンキーリングを通して色々な意味を表現する事も出来ます。
ご参考までに、ご一読いただければ幸いです。
- ピンキーリングとは?
- 右手に着ける意味
- 左手に着ける意味
ピンキーリングとは?
ピンキーリングとは英語でのPinky(小指)に着ける指輪です。
昔から幸運のアイテムとして、またお守りとしても着けられていた指輪です。
小指は古来から、チャンスの象徴とされてきました。
右手にピンキーリングを着ける意味
幸運は右手の小指から入り、左手の小指から出ていくという言い伝えがあります。
ですから、右手にピンキーリングを着けると幸せを引きつけることができるかもしれません。
これから幸運が舞い込んで欲しいと願う人は右手にピンキーリングを着けると、その力になってくれるのではないでしょうか。
左手にピンキーリングを着ける意味
左手の小指にピンキーリングを着けることで、幸せが出ていくのをくい止める効果があるかもしれません。
今が十分に幸せの人は左手にピンキーリングを着けるのが良いのではないでしょうか。
左の小指には、願いを叶える、チャンスを引き込む効果があるとも言われています。
ピンキーリングの歴史は?
ピンキーリングは昔から親しまれてきた指輪です。
ピンキーリングの歴史はとても古く、古代エジプトから存在していたとも言われています。
さらに、古代ギリシャと古代ローマでもピンキーリングは着けられていたそうです。
日本には明治時代に入ってからピンキーリングの文化が少しずつ入ってきました。もともと日本では指輪を身に着ける文化はあまり浸透していなかったようで、開国後に欧米文化が入ってくると同時に指輪の文化も広がったようです。
- 男性のピンキーリング
- 女性のピンキーリング
- 芸術と音楽におけるピンキーリング
男性のピンキーリング
歴史から読み解くと、ピンキーリングは由緒ある家系や地位を示すために着用されてきました。
ビクトリア朝後期より、ピンキーリングは英国王室によって着用されてきました。その伝統は受け継がれ、今日ではイギリス国王チャールズ3世も着用されています。
米国には王室はありませんが、指輪やピンキーリングに関しては独自の伝統があります。高校を卒業した時にクラスリングを受け取ったり、クラブ会員の連帯感を示すためのシグネットリングがあります。
エンジニア(工学専門)などの職業では、卒業生にエンジニアリングまたはアイアンリングを贈り、その職業を記念します。
女性のピンキーリング
ピンキーリングは男性だけのアイテムではなく女性も身に着けていました。ビクトリア朝時代には、ピンキーリングを着けることで女性も男性も、結婚に興味がないことを表明していました。
それにならい、1920~1930年代には、多くの女性参政権運動家が自己愛の象徴としてピンキーリングを着け始めました。
1930年代には、カルティエやヴァンクリーフ&アーペルなどの宝石商が、高級顧客向けにピンキーリングを作りました。故ココ・シャネルやダイアナ元皇太子妃はクラッシックな印章のピンキーリングを着けていたことで知られています。
芸術と音楽におけるピンキーリング
ミュージシャンやアーティストは、何世紀にもわたってピンキーリングの流行を盛り上げてきました。世界的に有名な詩人オスカーワイルドは、19世紀後半にピンキーリングの流行を取り入れました。
史上最高のグループラット・パックのフランクシナトラ、ディーンマーティン、サミーデイビスはステージ上でもステージ外でも誇りを持ってピンキーリングを身に着けていました。フランクシナトラは家紋の入ったピンキーリングを長年身に着けていたそうです。
モリスルビー
モリスルビーは2000年に京都で創業したルビー専門店です。
創業以来、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーを多くの方にお見せし、感動していただき、そしてお届けしてきました。天然無処理で美しいルビーに限定した理由は、宝石の定義「美しく、希少で、経年変化のない」を体現し、何よりお宝として、社長自らが持ちたい宝石だったからです。
モリスルビーは商売のためにルビーを選んだのではなく、お宝としてルビーを選びました。最高のルビーを探し出すためにミャンマーに向かい、そして採掘権を得て社長自らの手でお宝探しを始めました。
多くの方は、「ルビー、ピンキーピング」で検索され、モリスルビーを初めて知ったのではないでしょうか。
ダイヤモンドと言えばデビアス、真珠と言えばミキモト、クレサンベール(合成石)と言えば京セラと言われる様に、ルビーと言えばモリスルビー。先に挙げたブランドは世界的な規模の企業であり、認知度はとても高く、モリスルビーは足元にも及ばないかもしれません。しかし、モリスルビーはルビーへの愛と情熱の量は世界一だと思っています。
ルビーを探されている方は、ルビーを選ばれた明確な理由をお持ちの方が多い印象があります。ルビーが誕生石(7月)であったり、還暦祝いで赤色の宝石を探されていたり、結婚40周年のルビー婚祝いの為であったり、赤色が好きだったり、などです。
そのため、「ルビーと言えばモリスルビー」とご存じの方は、宝石が好きな方に限られています。
歴史的にも、ルビーは宝石の中で最も価値が高いと認識され、その為に人工的に作られた合成石の種類も多く、人為的に美しさを改良したものも多いです。つまりルビーは専門に研究し続けなければ、とても品質保証などはできない難しい宝石なのです。
「ルビーと言えばモリスルビー」多くの方にそう言っていただけるよう、これからもモリスルビーは、お客様との出会いを大切にし、お宝ルビーの息を呑む美しさをお伝えしていきたいと思っています。
添付画像図鑑の表紙を飾っているルビーはモリスルビーのものです。
まとめ
古代の人もピンキーリングを着けていたことを想うと、やはりピンキーリングはお守りのような効果があるのではと感じます。これから自分にとってお守りになるピンキーリング、どの様な宝石が付いた、どの様なデザインのものを選ぼうかと、迷われる方もいらっしゃるでしょう。
モリスルビーでは、ピンキーリングとしても着用できるデザインのリングを多数取り揃えています。
全てのルビーは異なる顔をもった唯一無二の宝石です。つまり、全てのルビーのインクルージョン(内包物)、カラー、カット、カラットも異なります。ぜひ、手に取って「ルビーの世界」を体験してください。
私たちはその様な時、一緒に楽しみながら選ぶお手伝いができたらと思っています。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げます。
最後までお読み下さりありがとうございました。