男性の方がルビーのピアスを着用されていたら、間違いなく周りの方から大きな注目を浴びることでしょう。ルビーは赤く存在感があり、モノトーンや黒系の服装を好む男性には相性が良い宝石です。現在ルビーメンズピアスをご検討中の方が、ご自身との相性が良い唯一無二のルビーと巡り合うための参考となりましたら幸いです。
メンズルビーのピアス
ルビーのピアスを探す男性には、いくつかの特徴的な傾向が見られます。それぞれのタイプを見て行きましょう。
ラグジュアリー志向の男性
高級ブランドや上質な宝石に価値を見出す方です。ルビーの希少性や美しさを理解し、投資的な価値も含めてジュエリーを選ぶ傾向があります。経営者や専門職の方に多いようです。
個性的なファッション愛好者
人とは違うユニークなスタイルを追求する方です。ルビーの鮮やかな赤色に魅力を感じ、コーディネートのアクセントとして活用します。アーティスト、デザイナー、ファッション業界の方々に人気があります。
意味や象徴を重視する人
ルビーには「情熱」「勇気」「リーダーシップ」といった象徴的な意味があり、これらの意味に共感する方が選ぶケースがあります。自分のモチベーションを高めるお守り的な意味で身に着ける方もいます。
特別な記念日を大切にする男性
誕生石(7月)として、または重要な記念日の思い出として ルビーピアスを選ぶ方もいます。パートナーとのペアジュエリーとして選ばれることもあります。
エレガントな大人の男性
30代後半以上で、落ち着いた上品さを演出したい方々です。シンプルなスタッドタイプのルビーピアスで、さりげない高級感を表現することを好まれます。
色彩にこだわりを持つ人
赤系のカラーコーディネートを好む方や、季節感を大切にするファッション愛好者も、ルビーの美しい赤色に惹かれる傾向があるようです。
ルビーの持つ独特の魅力と希少性を理解し、自分のスタイルや価値観に合ったピアスとして選んでいらっしゃるようです。
メンズピアスの歴史
メンズピアスの歴史は非常に古く、現代の流行に至るまで興味深い変遷を辿っています。時代別に特徴を説明させていただきます。
古代から中世まで
古代エジプトやメソポタミアでは、男性のピアスは権力や地位の象徴でした。ファラオや貴族階級の男性が金や宝石のピアスを着用していた記録が残っています。古代ローマでも兵士や奴隷がピアスをしていましたが、市民権を持つ男性には一般的ではありませんでした。
中世ヨーロッパでは、騎士や貴族の間でピアスが流行しました。十字軍の兵士たちがオリエントから持ち帰った習慣とも言われています。
近世から近代
16-17世紀のヨーロッパでは、男性のピアスが貴族社会で大流行しました。イギリスのチャールズ1世、フランスのルイ14世など多くの王族がピアスを愛用し、宮廷文化の一部となっていました。海賊たちもピアスをしており、視力向上や魔除けの意味があるとされていました。
18世紀後半から19世紀にかけて、男性のピアスは徐々に衰退し、西洋社会では「女性的」とみなされるようになりました。
現代の復活と流行
1960年代のカウンターカルチャー運動と共に、男性のピアスが復活し始めました。ロックミュージシャンやヒッピー文化の影響で、反体制の象徴として広まりました。
1970-80年代には、パンクロックやヘビーメタルシーンで男性のピアスが定着しました。この時期は主に左耳にピアスをするのが一般的で、「左は異性愛者、右は同性愛者」という俗説もありました。
1990年代以降、スポーツ選手や俳優、ミュージシャンの影響で男性のピアスが主流文化に浸透しました。マイケル・ジョーダン、ジョニー・デップ、ブラッド・ピットなどの著名人が着用し、社会的受容度が高まりました。
現代の傾向
2000年代以降、男性のピアスはファッションの一部として完全に定着しています。現在の流行の特徴はスタイルの多様化によりシンプルなスタッドから、フープ、ドロップタイプまで様々なデザインが人気です。素材は進化してステンレス、チタン、シルバー、ゴールドなど、アレルギー対応素材も充実しています。着用箇所は選択肢が増え耳たぶだけでなく、軟骨部分や複数箇所への着用も一般的になりました。
年齢層は 10代から70代以上まで、幅広い年齢層で受け入れられています。
現代では性別や年齢に関係なく、個人の表現手段として男性のピアスが定着し、ファッション業界でも重要なジュエリーカテゴリーとなっています。
モリスルビーとは?
モリスルビーのルビーは一言で表すと「宝物」です。それは、実物をご覧いただくと納得していただけると思いますが、「透明感があり、キラキラとして美しい」ルビーで、全てのルビーが本当に自分が欲しいかを基準に選ばれているからです。
モリスルビーで取り扱うルビーは全てミャンマー産天然無処理の美しいルビーです。この品質のルビーがどれ程までに希少価値があるか、すでにご存じの方もいるかもしれません。そうでない方の為に説明させていただきます。
ミャンマー産天然無処理ルビー
ミャンマー産天然無処理のルビーは極めて希少で、世界で最も価値の高いルビーとされています。ミャンマー北部のモゴック地域は「宝石の谷」と呼ばれ、1000年以上前からルビーの採掘が行われてきました。この地域のルビーは「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれる最高級の色調を持つことで有名です。
ミャンマー産ルビーは透明度が高く、鮮やかな赤色と優れた彩度を持っています。内包物が少なく、天然の美しさが際立っているのが特徴です。
現在市場に流通するルビーの90%以上が何らかの処理(加熱処理など)を受けています。無処理で美しい品質を保つルビーは全体の数%程度とされています。無処理かどうかの判定は専門的な鑑定が必要で、信頼できる鑑定機関(Gübelin、SSEF等)による証明書が重要になります。ここで注意していただきたいのが、鑑別業者の発行する鑑別書には、コメント欄に、「No indication of heating」、「加熱された痕跡が認められない」と記述されているだけです。
つまり、鑑別書(分析結果報告書)は、品質を保証するものではなく、参考資料であり、何年か経つと分析機器の進化などにより、同じルビーでも検査結果が変わることがあることを理解しておく必要があります。価値の高いルビー、要するに天然無処理で美しいルビーであることを保証するのは、あくまでも、購入されるお店です。鑑別書には「非加熱ルビー」とは書いていないのです。販売店で、品質の保証をしてもらうことが重要です。すべてのモリスルビーは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーのID番号と品質保証書が添付されます。
ここ数年、ミャンマーの政情不安により、新たな採掘や輸出が制限されている状況があり、それがさらに希少性を高めています。 高品質なミャンマー産無処理ルビーは、ダイヤモンドを上回る価格で取引されます。 その希少性から、宝石コレクターや投資家からも注目され、長期的な資産価値を持つとされています。
高価値のため、合成ルビーや処理石を無処理として販売する悪質な業者もいるため、信頼できる販売店、専門知識が豊富な宝石商がいるお店でルビーをお探し下さい。
ミャンマー産天然無処理ルビーは、まさに「宝石の王様」と呼ばれるにふさわしい希少性と美しさを持った宝石といえるでしょう。
まとめ
メンズピアスの歴史は古いことが分かりました。現代は自分が本当に身に着けたいものを選び、自己表現するものとしてピアスが選ばれます。
ルビーはかつて身分の高い人物しか手に入れることができない宝石でした。それ程までに、この美しい赤色の宝石ルビーは時代を超えて今もなお私たちを魅了して止まない宝石です。これからも時代を超えて、ルビーは愛され続ける宝石でしょう。ぜひ、ルビーメンズピアスをお探しの方に、価値のある唯一無二のルビーに出会って欲しいと思っています。
モリスルビーは京都三条店、銀座店でご覧いただけます。是非、一度モリスルビーを手に取ってご覧いただければと思います。みなさまのご来店をお待ちしております。最後までお読みいただきありがとうございました。