モリスルビー09OR0037
カラット 0.15ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 3.2/3.1/2.1
モリスルビー09OR0037 0.15ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ3.2/3.1/2.1
ルビーの特徴
驚くほど高い透明度と結晶の奥からキラキラと湧き上がってくる輝き、ほんの少し紫味を感じさせる色調が特徴的なピンキッシュルビーです。
通常の分析結果報告書(鑑別書)では、宝石名ピンクサファイアと表記されるでしょう。ミャンマーの一番北端カチン州には、翡翠の鉱山パカンがありますが、そのパカンから東に40㎞のところにあるルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で、モリスミャンマーの鉱山開発担当イエッチョーが発掘した小さく丸い飴玉のような原石をラウンドブリリアントカットに磨きました。この小粒なサイズのルビーの透明度の高さは、ナヤン産ル ビーの特徴であり、他の産地とは次元の違う輝きを誇ります。大きさは、縦3.2㎜/横3.2㎜/深さ2.1㎜、重さは0.15ctと直径と深さのバランスも抜群です。キラキラと、少し離れたところからでも存在感のあるピンキッシュルビーです。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさが「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#2」、ルビーとして見た場合、色の濃さが淡いため、品質を3つのゾーンに分けた場合、アクセサリークオリティになります。これをピンクサファイアとして見た場合には、ジェムクオリティでしょう。
ミャンマーの中のルビーの産地で透明度という面では、ナヤン産に軍配が上がります
上述の通り、ナヤン鉱山から産出されたピンキッシュルビーですが、ルビーの鉱山は、ミャンマーには大きく分けて3か所、モゴック鉱山、ナヤン鉱山、そしてモンスー鉱山があります。天然無処理で美しいものは、ほとんどモゴック産か、ナヤン産です。そして、このサイズ(1㎜~3㎜)のルビーについて、最もレベルの高い原石を産出するのがナヤン鉱山です。ピンキッシュな原石が多いのですが、透明度が段違いに高いこと、そしてインクルージョンが少ないこと、結晶インクルージョンが入っていてもインクルージョン自体が小さいのが特徴です。モゴック産では、ピジョンブラッドと呼ばれる真っ赤な色調のルビーが産出されるなど、色調の面ではアドバンテッジがありますが、透明度という面では、ナヤン産に軍配が上がります。ピンクダイヤモンドがお好きな方は、一度ナヤン産のピンキッシュルビーも比べてみて下さい。とてもパワフルで魅力的です。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。