モリスルビー17JY0031
カラット 0.50ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Accessories
Size(サイズ) 5.2/4.3/3.0
モリスルビー17JY0031 0.50ct Myanmar Accessories
ルビーサイズ5.2/4.3/3.0
ルビーの特徴
魅力的なピンキッシュな色調とバランスの良い形(ふっくらとしたペアーシェイプ)が特徴的なルビーは、ミャンマー中部のルビー鉱山モゴックで発掘されました。
大きさは、縦5.2㎜/横4.3㎜/深さ3.0㎜ととてもプロポーションのバランスが良く、重さは0.50ctです。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさが「C」欠点はあるが美しいもの、これは、フェイスアップで見た時に、テーブル面下に色のついたインクルージョンが肉眼で見えるためで、これが無ければ輝きがあり美しいもの「A」と判断したでしょう。しかし、ジュエリーに着けて楽しむ際には全く気にならないレベルです。欠点とみなす場合、破損につながるもの、美しさに著しく影響するものをチェックするので、このリカットすれば改善できるインクルージョンを欠点とするかどうか?は議論の余地はあります。そして、色の濃淡は「#3.5」で、ピンキッシュルビー(宝石鑑別業者が発行する分析結果報告書には、宝石名ピンクサファイアと記述されるかも知れません)です。そして品質によって3つのゾーンに分けた場合は、アクセサリークオリティです。
ルビーの判断は自然由来の宝石の原石を実際に研磨してみる経験が必要です
ここでも説明が必要ですが、クオリティスケール上でのS、A、B、C、DのSとAはいつも説明している通りですが、すこし気を付けるべきは、BCDです。「B美しいもの」、「C欠点はあるが美しいもの」、そして「D美しさに欠けるもの」であり、美しくないと判断するのはDだけなのです。これは、自然由来の宝石の原石を実際に研磨してみる経験が必要です。一般的に宝石と言えばダイヤモンドですが、まず、ダイヤモンドは、そのほぼすべてが天然無処理、そして無色透明が良いとされ、鑑定する場合は、欠点探し、減点方式で進められますが、ルビーの場合は、天然無処理で研磨される原石であること自体が、ものすごく珍しいことで、一般的に流通するほぼ100%のルビーは、人為的な処理をして美しさを改良したモノです。この部分をしっかり抑えると「C」が素晴らしいルビーだということをご理解いただけると思います。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。