モリスルビー17JY0028
カラット 0.51ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 5.1/4.1/3.1
モリスルビー17JY0028 0.51ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ5.1/4.1/3.1
ルビーの特徴
ミャンマー産らしい僅かに紫身を感じさせるルビーの色調と高い透明度、そしてすこし表情のある六角形が特徴的なルビーは、ミャンマー中部、国際的にルビーの鉱山として有名なモゴックから産出された、文字通り六角形の原石、結晶の生地を活かし、ほぼ原石の形そのままで、ファセット(切子)面をつけモリスSGカットで磨きました。
大きさは、縦5.1㎜/4.1㎜/深さ3.1㎜、重さは0.51ct残りました。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、透明度、彩度、色調が高いバランスです。そして色の濃淡は「#4」、大きさを考え合わせるととても良いと思います。その上で、品質によって3つのゾーンに分けるとジュエリークオリティになりますが、それ以上の価値があると考えます。
何億年もかかって奇跡的に出会った天然無処理で美しいルビーの原石の生地は、一度削り落としてしまうと二度と戻せないのです。
この六角形のルビーは上述のように、モリスシンギュラリティカットで、写真のような六角形になったのですが、原石のままでも十分美しい結晶、まさに大自然の造形美でした。結晶の生地を少しでも残そうと不規則な形にすればするほど、ジュエリーを製作する時に、既存の形のジュエリー枠に合わなくなり、すべてゼロから構想を考えて行くことになります。とても非効率になりますが、モリスシンギュラリティカットをすすめる理由は、何億年もかかって奇跡的に出会った天然無処理で美しいルビーの原石の生地は、一度削り落としてしまうと二度と戻せないのです。ルビー鉱山で採掘作業をしていると感じたことですが、ルビーの鉱脈はあと僅かだと感じました。現場で見た感覚では、残り少ないと思います。毎回一つ素晴らしい原石に出会う度に、もうこれが最後ではないか…と感じます。この六角形の形のルビーが100件後に、どんな方に受け継がれていくのかは分かりませんが、その時に、なぜこのような少し歪んだ形で世に出たのか?そして、なぜジュエリーも、その歪んだ形にわざわざ合わせて作っているのか?何かのメッセージとなれば幸いです。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。