モリスルビー17JY0042【SOLD】

Contents

モリスルビー17JY0042

カラット 0.61ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 5.6/4.3/3.1

モリスルビー17JY0042 0.61ct Myanmar Gem

ルビーサイズ5.6/4.3/3.1

ルビーの特徴

ルビーの原石の形は、六角形の外観をもつ六方晶と三角形にの面に囲まれた三方晶の大きく分けて二種類がありますが、このルビーは、ミャンマー中部にあるモゴック鉱山から産出された三方晶の原石の形を活かし、ファセット(切子)面をつけて磨きました。
ミャンマー産の天然無処理のルビーに最も多い、僅かに紫味を帯びた赤色の色調、透明度の高さが際立ちます。縦横に対して深さが、もうちょっとあると、結晶の内側からキラキラとした輝きが出てきますが、原石の生地を少しでも大きく残す形を優先しました。もし、リカット(再研磨)するとしたら、フェイスアップ(宝石を上からみた姿)で、三角形の角の部分を詰めていき、パビリオン側にステップをつけると縦横の面と深さのバランスが改善されますが、今現在の大きさは、縦6.2㎜/横5.2㎜/深さ3.1㎜、重さが0.62ct、重さから考えると、見た目がとても大きく見えますので、現在の形がベストでしょう。

ルビーは人間が手を加えれば見た目は良くなるかも知れませんが、小さくなります。大きさも品質なので、結局±0で、原石の持っている質で決まっている
特に希少性が高く、そして大きなものが少ない、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの場合、品質を観る上で「大きさ」はとても重要です。宝石品質判定を世に広めた諏訪恭一会長はよく「宝石の品質は原石の良し悪しによって既に決まっている」と仰いますが、私も全くの同感です。人間が手を加えれば見た目は良くなるかも知れませんが、小さくなります。大きさも品質なので、結局±0で、原石の持っている質で決まっているのです。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「A⁻」輝きがあり美しいもの(AとBの間)、色の濃淡は「#4.5」、品質によって3つのゾーンに分けた場合は、ジュエリークオリティです。そして、このルビーを手にした方へお伝えしたいことですが、このルビーも、いつか…30年後なのか、50年後なのか…100年後なのかは分かりませんが、リカット(再研磨)する時がやってきます。その時は、前述した六角形に再研磨し、テリ(結晶の内側から湧き上がってくるキラキラ感)を優先させることもできますが、それとは別に、三角形を活かしてハート型することもできるでしょう。次の方への気持ちをハート形にして表現するというのもとても良いと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

SONY DSC

SONY DSC

Contents
閉じる