モリスルビー22MRM005
カラット 1.00ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 6.2/5.4/2.7
モリスルビー22MRM005 1.00ct Myanmar Jewelry
ルビーの特徴
ジュエリーに装着するために原石の片面を磨き、反対側をほとんど原石の状態に残しました。ご紹介するルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山(Nam-Ya)で発掘されたものです。
ツルッとした面を上面にするとカボションカット、下面は原石のままということになります。通常であれば、カボションカットの場合、下面を丸く成型し、磨いたものをダブルカボションといい、ジュエリーの石座に留める時の安定感を高める為に台形に磨いたものをシングルカボションと言いますが、このルビーの場合は、シングルカボションで尚且つ、下面は原石のままです。その原石の肌の部分を見たら、2000万年前に地下40㎞で結晶した時の表面が溶けたようなあとが残っています。この結晶の肌をジュエリーに装着する時に安定させるためだけに削り取ってしまいたくなかったということです。ここは私たちジュエラーが努力をして、ジュエリーを作る時に一工夫(手間を考えると簡単ではありませんが…)すれば良いのです。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさのスケールは「A」、色の濃淡は「#4」、3つの品質ゾーンに分けた場合は、ジュエリークオリティです。重さは1.00ct残りました。
本来であれば、0.7ct前後のジュエリークオリティのクッション型ミックスドカットになっていたでしょう。そうすればお値段的にはルビーだけで、80万円前後、ジュエリーのスタイルにもよりますが、シンプルなモノであれば、100万円~120万円ぐらいでしょうか…もし、1ctを超える、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーをジュエリーに装着して楽しもうとしたら、ジュエリークオリティのルビーをチョイスすれば、普通は、200万円近くするとおもいます。
モリスシンギュラリティカットのコンセプトは、既存のスタイルではなく、原石が本来持っている美しさを感じ最低限の作業で世の中に紹介するというものです。
モリスシンギュラリティカットのコンセプトは、既存のスタイルではなく、原石が本来持っている美しさを感じ最低限の作業で世の中に紹介するというものです。1.00ctの今の姿を好きになってくれる方がいるのであれば、0.7ctの既存の形にした時の値段で、1ctを超える存在感を楽しんでいただきたいというものです。いつか、受け継がれる時、リカット(再研磨)される時が来ます。そして宝石ルビー、それも天然無処理で美しいミャンマー産のものは、資源が枯渇しつつあり、少しでも大きな姿で磨いてあげたいと思います。