モリスルビー17FY0005
カラット 1.03ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) jewelry
Size(サイズ) 7.6/4.9/3.3
ルビー(天然無処理)
モリスルビー17FY0005 1.03ct Myanmar jewelry
ルビーセミナー
ルビーセミナー 7.6/4.9/3.3
ルビーの特徴
いちょうの葉っぱのようでもあり、扇が広がった形にも見える天然無処理で美しいルビーは、ミャンマー中北部のルビーの鉱山としては世界最高峰のモゴック(Mogok)鉱山で発掘されました。地表に出てきたときの姿がいちょうの葉っぱのような形だったのが、何とも縁起がいい感じがしますが、ほとんど原石の形そのままに表面を磨きました。
私たちが、形を決めたのではなく、原石(自然)の形を磨いただけで、モリスシンギュラリティカットといいます。人間中心の考え方から地球中心(自然中心)の考え方で磨くスタイルです。ファセット(切子)面をつけることもできますが、再研磨はいつでも可能です。大自然からの縁起の良い贈り物、この扇形…(逆さまにするとキノコのようにも見えますが…)の愛嬌のあるルビーの形を楽しんでいただきたいと思います。ほとんど原石の形を残したため、結晶の生地がかなり残っています。サイズは、横幅7.6㎜/縦4.9㎜/深さ3.3㎜、重さは1.03ct…例えばこのルビーを通常のオーバル型のミックスドカットに磨いた場合、0.6ct前後になると思います。
このルビーの品質判定のクオリティースケールは
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#4」、ちょうどよい濃さになるでしょう。品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。想像していただきたいのですが、今から100年後に、どんな形が宝石ルビーとして、素晴らしいといわれているのでしょうか?私たちモリスは、人の技術力で作り出せる分野と人間には手が出せない、出すべきではない分野がはっきりして、後者である天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、限りある地球資源のシンボルとして大切にされているでしょう。その時に、原石の形のまま、磨いたようなルビーがあったら…宝石らしいと思いますし、そういう気持ちが、宝石文化を作っていくと思います。いちょうルビー…宝石文化の担い手になるかも知れません。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。