モリスルビー22SR0012
カラット 0.23ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.5/3.4/1.9
ルビー(天然無処理)
モリスルビー22SR0012 0.23ct Myanmar Gem
ルビーサイズ
ルビーサイズ 3.5/3.4/1.9
ルビーの特徴
オーバル型のバランスの良いプロポーション(縦3.5㎜/横3.4㎜/深さ1.9㎜、重さ0.23ct)とサイズを考えるとベストな色の濃淡(#5)、高い透明度と彩度が特徴的な天然無処理で美しいルビーです。
ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック鉱山で産出されました。キレイなオーバル型のミックスドカットに磨きました。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は上述のように「#5」、品質を3つのゾーンに分けた場合は最高品質のジェムクオリティになります。昨日のルビーでお伝えした通り、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ジェムクオリティはとても少ないので、結婚指輪を含めたアニバーサリーで是非お使いいただきたいと思います。
日本人が宝石選びで気にするポイント
よく海外の宝石商と話をしている時に、「日本の方は、0.3ctのダイヤモンドの4C(カラー/クラリティ/カラット/カット)を気にして選んでいるそうだけど、なぜそんなに神経質なのか?」と聞かれることがあります。確かに欧米の人は、ダイヤモンドであってもインクルージョンが入っていてもなるべく大きなモノを探す傾向があります。色についても多少は気にされません。大きさも品質の一部ですから、理解はできます。ただ宝石ルビーについては、少し話が違ってきます。ほぼすべてのルビーは、加熱処理など人為的に品質を改良して市場で販売されますが、欧米では「処理石」と明記して驚くほど安く販売されます。ウォルマートなどでも1ct数千円で売っていることもあります。安いから交換価値は無いだろう…という前提があり、アクセサリーとして楽しむために使われます。日本では「一般的に加熱処理されています」というコメントがついて、ルビーは処理しているのが普通ですよ…と勘違いしそうな内容になっているのが気がかりです。どういう値段で販売するかは、それぞれの宝石商の判断ですが、アニバーサリーなどその方の大切な時に使われるルビーを含めた宝石には、それがどういう宝石なのかは明記した方が良いのではないでしょうか?小粒なルビーでも、必ず品質保証書をつけるモリスは「ちょっとやり過ぎじゃないか?」とよく言われますが、私たちは、小さくても「思い出カプセル」いつか受け継がれる時に、「おっ!これは…天然無処理で美しいミャンマー産ルビーじゃないですか!」とプロに驚いてほしい…。思い出がキラキラと輝きだすようなルビーであることは大切だと思います。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。