モリスルビー22SR0024

 

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モリスルビー22SR0024

カラット 0.26ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.8/3.7/2.1

ルビー(天然無処理)

モリスルビー22SR0024  0.26ct Myanmar Gem

ルビーサイズ

ルビーサイズ 3.8/3.7/2.1

ルビーの特徴

ちょうどクッション型とラウンド型の中間的な印象を与えてくれる天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
紫味を含んだ重みのある色調と高い透明度、そして何といってもほぼパーフェクトに近いプロポーションが特徴的な逸品は、ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック鉱山で産出された原石をラウンド型ミックスドカットに磨きました。サイズは、縦3.8㎜/横3.7㎜/深さ2.1㎜、重さ0.26ctと縦横に対して深さのバランスはもちろんですが、宝石下部のキューレットの部分もほぼテーブルの真下に位置していることもプロポーションの良さにつながっています。要するに、もともとの原石の形が良かったということです。ジュエリーに装着した際に、重さ0.26ctのわりには大きくみえて存在感があるでしょう。

ルビーの中に広がる魅力的なインクルージョン
そして、ルーペで拡大していくと、インクルージョンが、これまた魅力的な結晶インクルージョンがルビーの中に浮かんでいます。結晶の形からは分かりにくいのですが、入り方、小さな結晶の破片のようなものに囲まれた感じで内包される結晶はスピネルが多いので、おそらくスピネルの結晶だと思います。スピネルといえば、赤いもの(レッドスピネル)は、ルビーと同じ産地で産出されることが多い宝石ですから、昔から欧州ではルビーと混同されてきました。英国のシンボルとされる王冠「インペリアルステートクラウン」のメインストーンは、長い間ルビーだと信じられてきましたことでも、それが分かります。20世紀に宝石学が進歩するまで続きました。原産地であるミャンマー、そしてお隣のインドでは、太古より、同じ赤い宝石でも、ルビー、スピネル、ガーネットを見分けており四大宝石を産出しない欧米とは認識が違います。
このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジェムクオリティ(最高品質)です。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

ルビーインクルージョン

ルビーインクルージョン

ルビーインクルージョン

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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