モリスルビー22SR0084

2023 10/20

2023年10月20日 2023年10月20日

Contents

モリスルビー22SR0084

カラット 0.29ct
Origin（産地） Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.9/3.2/2.3

ルビー(天然無処理)

モリスルビー22SR0084　0.29ct Myanmar Gem

ルビールースサイズ

ルビーサイズ　3.9/3.2/2.3

ルビーの特徴

ルビー上面、中央のテーブル面の割合よりもクラウンのファセット面の割合が大きく、平たいローズカットのように盛り上がった感じが特徴的なオーバル型ミックスドカットの天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
サイズは、縦3.9㎜/横3.2㎜/深さ2.3㎜、重さは0.29ctと小粒ですが、ジュエリーに装着すると存在感を発揮すると思います。色調は、褐色味を感じさせるミャンマー産ルビーとしては最も良いものの一つです。ミャンマー産ルビーの特徴は、紫味の混じった深紅ですが、ピジョンブラッドと呼ぶにふさわしい色調でもキューレット側（ルビー下部の尖った部分）から太陽にかざすと、不思議と紫色に見えることが多いのです。見る角度、光の入る角度によって見え方が違うのがルビーの特徴で、類似石のスピネルとは全く違うところです。要するに、ルビーの場合はオリエンテーション（石どり…と呼ばれ、どちらを上にして磨いていくか？）に制約が多い宝石であり、それも大きなルビーが少ないことにつながっています。産出する原石が六角形の柱のような結晶の場合（六方晶系）、その場合、柱を輪切りにするような形にします。ちょうど鉛筆を輪切りにしたような感じです。

研磨職人は、そのルビーの二色性が出ないギリギリの作業をします。経験と集中力が必要な仕事です。
。柱の縦軸に対して横にテーブルを設置して研磨することができるエメラルドなどとは仕上りの大きさが大きく違ってきます。研磨職人は、そのルビーの二色性が出ないギリギリの作業をします。経験と集中力が必要な仕事です。このルビーも経験豊かなミャンマーの研磨職人が磨きましたが、ルビーの特性をしっかりと抑えてくれています。とてもいい色調が表現されていますが、唯一、フェイスアップの面の大きさに対してもう少しパビリオン側（宝石下部）に生地があれば、更に目の覚めるような輝きになったと思われますが、大自然の造形美であり、私たち人間がどうすることもできない部分です。一番大切なのは、まず、手の上に乗せてみて、どう感じるか？です。このルビーの素晴らしい色調が好きになっていただけたなら、このルビーが最高のルビーです。