モリスルビー23MKMR004
カラット 1.51ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) jewelry
Size(サイズ) 7.3/6.2/3.8
ルビーの特徴
「顔が大きい!」迫力と存在感があります。紫味を帯びながらも奥からしっかりとした赤色のファセットも見える色調、高い透明度のためカチッとした感じがする天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同国最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発掘された原石をクッション型のミックスドカットに磨きました。前述の通りサイズは、縦7.3㎜/横6.2㎜/深さ3.8㎜、重さは堂々の1.51ctです。2ctクラスに見えるこのルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4.5」、それをGQジェムクオリティ(最高品質)、JQジュエリークオリティ(高品質)、AQアクセサリークオリティ(宝飾品質)の3つのゾーン、どこの枠に入るのか?を見た場合、ジュエリークオリティとジェムクオリティのちょうど枠の線上に位置します。このGQ、JQ、AQの話をするといつも、GQのルビーを探しています…と仰る方が出てきます。アクセサリークオリティよりもジュエリークオリティの方が良い。そしてジュエリークオリティよりもジェムクオリティの方が良い…となる気持ちはよく分かりますし、同じ立場であれば私も同じだと思います。先ずここで説明をさせていただきたいのは、「品質判定」をする理由は、それぞれの宝石の特徴をなるべく正確に捉え、表現するための道具であるという事で、等級付けするものではないという事です。宝石は「個性」です。人でも同じですが、好きな人と良い人は違うはずです。特にルビーの場合は、「赤色」で、人が一番敏感に色調を感じる色であり、好みがでる宝石です。先ずは手の上にのせていただき、「好きかどうか?」を感じてみて下さい。好きでなければピジョンブラッドであっても、ジェムクオリティであってもやめておいた方が良いと思います。結局は、飽きてしまいます。相性の良いルビーを選んでください。長い間使って、思い出が詰め込まれていくお宝だとしたら…なおさらです。相性の良いルビーと出会ってください。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
この記事を書いた人
森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長