モリスルビー22SR0121

 

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モリスルビー22SR0121

カラット 0.18ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 3.3/3.1/2.1

ルビーの特徴

丁寧に磨かれた丸く結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってくる様子は、晴れた日に海を見ている時のような感じの輝きを持つ魅力的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビー、外観は、ラウンド型(丸い輪郭)のミックスドカットです。ルビーとしては素晴らしい色調と曇った感じが全くないスカッとした高い透明度、そして彩度が高い結晶です。ミャンマー中北部の中山間地域にある世界的に見ても珍しい接触変成岩起源のルビーを産出するルビー鉱山モゴック(Mogok)で産出された小粒な原石を長らくモリスルビーの研磨職人であるゾーミンチョーがヤンゴンで研磨しました。(その他にミャンマーには、モゴック鉱山のさらに北部にあるナヤン鉱山でも同じ性質をもった天然無処理で美しいルビーが産出されます)サイズは、縦3.3㎜/横3.1㎜/深さ2.1㎜、重さは0.18ctで、上述のとおり「テリ」=結晶の奥から湧き上がってくるキラキラとした輝きが非常に強いのが特徴です。縦横に対する深さのバランスもパーフェクトです。このテリの素晴らしさは、研磨職人の匠の技もありますが、原石のプロポーションの良さと結晶の質そのものにあります。ルーペでこのルビーの内なる世界(インクルージョン)を見ていくとカルサイトかアパタイトと思われるカルシウムの小さな結晶がまるで夜空に輝くお星さんとお月さんようです。モゴック産ルビーの特徴である糖蜜状組織が結晶全体に広がっていることと、プロポーションの良さは、前述のとおりです。それらが相乗効果を発揮して素晴らしいルビーになったと思います。そして、このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4.5」、大きさを考え合わせるとベストな濃さでしょう。そして、品質をクオリティスケール上で3つに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。人生の大切な結婚指輪や、還暦のお祝いなど重要なイベントで起用していただきたいと思ます。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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