モリスルビー22sr0083

 

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モリスルビー22sr0083

カラット 0.19ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 3.7/3.1/1.8

ルビーの特徴

少し褐色味を帯びたしっかりとしたルビーの色調と顕微鏡で拡大しないとインクルージョンが確認できないほど高い透明度、そしてフェイスアップ(ルビーを上面から見た姿)で結晶の生地が不足しているところに沿って磨いたため、すこしだけ歪んだオーバル型(楕円形)の形が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同国中北部の中山間地域にあるルビー鉱山モゴック(Mogok)で発掘された質の高い原石をヤンゴンでモリスの研磨職人ゾーミンチョーがオーバル型ミックスドカットに磨きました。上述の通り、原石の特徴をよく見抜いてなるべく多く結晶の生地を残しながら自然な形にまとめる匠の技術はさすがです。さて、そのサイズは、縦3.7㎜/横3.1㎜/深さ1.8㎜、重さは0.19ctで、実際の重さよりも大きく見える顔の大きなルビーです。フェイスアップで見た場合大きく見える「顔の大きなルビー」と比較的に顔が小さいが深さが充分にあることで結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってくるルビーとどちらが良いか?…これこそ好みの問題で、相性が良いかどうかの話になります。まずルビーを手の上に乗せていただき、好きなルビーかどうかを感じていただきたい理由は、好みが先で、宝石品質判定の説明は、好きなルビーの値段が適正かどうか?納得するためのものです。逆になると理想的なルビーを探すことになります。品質を重視してルビーを探すと、買った後に、もっと品質の高いルビーを見たときに、「あっちの方がいいな…」と比べてしまいます。もちろん、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの場合は、交換価値が確実にありますので、後から自分の持っているルビーを手放して、交換することはできますが、ブライダルリングや還暦などのお祝いで手に入れた思い出の宝石ルビーだとしたら…と考えると、最初に「好きかどうか?」という視点が大切だと思います。…ということで、このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「B」美しいもの、色の濃淡は「#4.5」、3ゾーンで見るとJQジュエリークオリティ(高品質)です。素晴らしいルビーなので、まずは、好きかどうかで判断してください。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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