モリスルビー23MY0029

 

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モリスルビー23MY0029

カラット 0.06ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 2.4/2.4/1.5

ルビーの特徴

直径2.4㎜の小粒ながら、蛍光性を感じさせるほどの彩度の高さと結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってくる天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。高い透明度と純色に近い赤色の色調は「小さい宝もの」です。サイズは前述の通り直径2.4㎜/深さ1.5㎜、重さは0.06ctと小粒ですが、是非ともブライダルリングなど特別なジュエリーに使っていただきたいクオリティのルビーです。宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、そしてクオリティスケール上で3つのゾーンに分けるとGQジェムクオリティ、最高品質になりますが、一つだけご購入前にルーペを使ってご確認いただきたいポイントが、フェイスアップでみた時、11時方向のクラウンに時計の秒針のように矢印のように白く反射している部分です。おそらくカルシウムの結晶と思われるインクルージョンが研磨した際に表面に出てきています。破損の原因になるものではなく、美しさにも影響しないものです。さて、この表面に出ているものをどう捉えるか?については、いろいろな考え方があると思います。ダイヤモンドであれば、表面に結晶インクルージョンが出ている場合は、「不完全性」として評価を下げることになりますが、それは、ダイヤモンドは、光を反射させて美しさを表現する宝石なので、カットと研磨が重要な評価のポイントです。それに対してルビーはその名の通り「赤色=色調」が一番大切な要素になり、続いて透明度や彩度、そしてプロポーションと続きますが、ほとんどの要素は原石の時点で決まっています。要するに天然無処理で美しいルビーは原石が全てであり、私たちにできることは、磨くことぐらいです。世の中では、加熱処理など人為的に美しさを改良したルビーが一般的ですが、その処理技術も日進月歩で進化しています。ビーズにしか使えなかったような品質の原石が宝石質に品質改良できるようになった昨今、処理をしたルビーの数は増え続けますが、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、産出量が減り続けています。ルビーは小さくても古くはなりません。いつか受け継がれる時に思い出がキラキラと輝きだす宝石であるためにも、モリスは、難しくても天然無処理で美しいミャンマー産ルビーだけをお届けしていきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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