モリスルビー13JL0111

 

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モリスルビー13JL0111

カラット 0.33ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 4.7/3.3/2.4

ルビーの特徴

ミャンマーの最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン、モリスが採掘した鉱区で発掘されたピンキッシュな原石をすこし長細い楕円形(オーバル型)のミックスドカットに磨きました。スカッとしたピンク色と透明度の高く上品な感じのするピンクサファイアです。ピンキッシュルビーと呼んであげたいところですが、ここまで色の濃淡が淡いとルビーとは呼べないでしょう。この宝石の名前、ピンクサファイアと呼ぶか?色の淡いピンキッシュルビーと呼ぶか?について呼称の問題は、よく業界内でも討論されることなので、少し説明が必要です。私の意見としては、ピンキッシュルビーもピンクサファイアも鉱物としては同じ化学組成(Al²O³)です。そこに含まれる微量元素クロム(Cr)が含有率の違いで色が濃くなったり薄くなったりするだけです。どう呼ぶかよりも大切なのは、目の前にある「その宝石」の値段であり、それを裏付ける品質だと思うのです。ルビーと呼ぶと値段が高くなり、ピンクサファイアと呼ばれると値段が安くなるというイメージがあるから議論が起こるのです。(しっかりと品質判定をすれば、難しい話ではありません)モリスは、自社で品質判定をしますが、そうでない自らが品質判定できない場合は、鑑別業者が発行する分析結果報告書(いわゆる鑑別書)に何が記載されているか…に頼ることになります。しかし、鑑別業者は値段については分からない…要するに品質判定して価値判断する人ではありません。モリスでは、価値判断は、自ら宝石品質判定の基準(クオリティスケール)を使って品質判定を行い、そしてミャンマーの鉱山、サザビーズなどの国際的なオークションで仕事をすることで需要と供給のバランスをしっかりと見ながら行っています。ピジョンブラッドという呼称についても同じように考えています。さて、このピンクサファイアを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は、「#2」、品質を3つのゾーンに分けた場合、AQアクセサリークオリティ(宝飾品質)です。よって価値判断する時は、アクセサリークオリティのピンキッシュルビーとして行います。付け加えておきたいのは、ピンクサファイアのGQジェムクオリティとして判断しても価値指数(値段)は同じだということです。サイズは、縦4.7㎜/横3.3㎜/深さ2.4㎜、重さは0.33ctと、前述の通り長細い感じですが、リングやネックレスのメインストーンとして使ったとき、透明度の高い結晶、パビリオン側の形の良さによってキラキラとし強い輝き、そして5㎜近い縦寸法があることで意外と大きく見えることで存在感があります。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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