モリスルビー22SR0087

 

Contents

モリスルビー22SR0087

カラット 0.21ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 3.5/3.3/2.6

ルビーの特徴

コクのある本格的な色調とインクルージョンが少し目立つが高い透明度、そしてとてもいいラウンドに近いオーバル型のプロポーションが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、世界に知られるピジョンブラッドルビーの産地モゴック(Mogok)で産出されました。丸っこい原石を前述の通りオーバル型のミックスドカットに磨きました。顕微鏡でルビーの内側を覗いてみると、ガードル付近にシルクインクルージョン(ルチルの針状結晶が絹を編んだように内包される)やスピネルの小さな結晶インクルージョン、液体インクルージョン(結晶ではなく液体やガスがルビーの結晶の中に残ったもの)がご覧いただけると思います。もちろん天然無処理のインクルージョンですので、多少多く入っていてもスッキリした感じで、美しさに悪い影響を与えません。加熱処理をしたルビーのインクルージョンを観ると熱によって変質した姿になっています。結晶インクルージョンが白濁したり、破裂したような姿になっていたり(テンションクラック)、また結晶が割れたところにボラックス(ホウ砂)が溶けて入り込むことでハンバーグの「つなぎ」みたいな姿にみえて、人為的に処理することによって外観が美しくなったとしても内側にかなりのストレスがかかって痛々しい姿になっています。あくまでも個人的な意見ですが、ルーペを覗いて、それが見えると幻滅してしまいます。モリスの場合は、そこでアウトです。逆にアクセサリークオリティでも天然無処理でのインクルージョンをみると「あ~見たままなんだ…」と安心して好きなところを探そうとしてしまいます。なぜ私がそう感じるのか?それは、モリスのHPに記載されている「おばあちゃんの大事件」をご覧いただければ、と思いますが、宝石は、100年経っても変わらないのです。贈った方、贈られた方の気持ち、思い出が詰まっていきます。見た目がキレイだと、価値が高いと思ってしまう。とくにルビーの場合はそうです。それがいざ、お仕立て直しなどをしようとした時に、思っていた価値と違ったときに、思い出が壊れてしまいます。このルビーは、インクルージョンが少しだけ多いので美しさは「B」美しいもの、色の濃淡は「#5」、100年後も天然無処理で美しいミャンマー産ルビーのジュエリークオリティです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

Contents
閉じる