モリスルビー23MKSR013

 

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モリスルビー23MKSR013

カラット 1.06ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 6.7/4.6/3.4

ルビーの特徴

長細いクッション型、しっかりと赤色が強い色調と高い透明度が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、中北部のモゴック(Mogok)鉱山で産出した原石をヤンゴンで磨いたものです。サイズは縦6.7㎜/横4.6㎜/深さ3.4㎜と少し長細い形のルビーです。縦横のすっぽうに対する深さのバランスも良く、写真で見た時の4時方向に結晶の生地が足りなかったところが少し凹んでいます。(貴重な天然無処理で美しいルビーではよく見られます)重さは、堂々の1.06ct、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーで1ctを超えるサイズは非常に希少です。そしてこのルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、クオリティスケール上で3つのゾーンに分けるとGQジェムクオリティ(最高品質)になります。1ctのジェムクオリティのルビーは、宝石として非常に高い交換価値があります。今から20年前には、天然無処理で美しいミャンマー産ルビー、ジェムクオリティのサイズが、1ctのものは、120万円/1個ぐらいで出回っていましたが、今では400万円~450万円/1個になっています。日本がデフレになっていた時期も毎年取引価格が上がっていきました。最近では交換価値があるからルビーを探される方も増えましたが、モリスでは、交換価値があるのは高額な宝石ルビーは、当たり前だと考えていました。創業から無処理のミャンマー産で美しいものしか取り扱わないのは、そのためです。人為的に加熱処理をして美しさを改良したものや人工合成したモノも装飾品として楽しむためなら全く問題ないと思いますが、思い出と共に次の世代へ受け継いでいくようなもの、ブライダルリングのように人生の大切なアニバーサリーで用いる宝石は、天然無処理であることが最低条件だと思うのです。宝石ジュエリーには、使用価値と交換価値の両方が混在していますが、なぜ宝石ジュエリーが高いのか?といえば、昔から交換価値があるというイメージがあるからです。ブランドイメージで高くなっているジュエリーもありますが、交換価値を見たいときには、ジュエリーの枠から外してみて下さい。このルビーのようにルースの状態で価値判断すると分かりやすくなります。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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