モリスルビー23SR0006

 

Contents

モリスルビー23SR0006

カラット 0.12ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 3.0/3.0/1.8

ルビーの特徴

小粒でまんまるに近いラウンド型、大きさを考えると最高の色の濃淡と美しさと彩度と透明度が高く、加えて縦横と深さの寸法のバランスもちょうど良い素晴らしいプロポーションを持った天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、一番北にあり中国、インドに国境を接するカチン州、ヒスイで有名なパカン鉱山から東に40㎞ほど行ったところにあるルビー鉱山、ナヤン(Nam-Ya)で発掘されました。ヤンゴンでモリスルビーを磨き続けてくれていた職人ゾーミンチョーがラウンド型ブリリアントカットの形に磨きました。サイズは縦横3.0㎜/深さ1.8㎜、前述のとおり寸法のバランスは一番いいレベルです。重さは0.12ctと小粒ですが、昨日のご紹介した今日のルビーと同じように、小粒ですが非常に力強い輝きを放つ逸品です。宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡「#4.5」これは昨日のルビーも同じように直径3㎜ぐらいの小粒なものでは、宝石品質判定の3ゾーンではJQジュエリークオリティです。GQジェムクオリティにはならないものの、最も美しく見える濃さであると思います。もちろん好みが優先されるべきですが、大半のお客様はこのサイズの場合は、この#4.5の濃さを好まれます。宝石品質判定の主旨は、3ゾーンに分けることです。このサイズであっても唯一無二の存在であるルビーの特徴を、天然なのかどうか?原産地はどこか?処理はされているのかどうか?美しさや色の濃淡、そして宝飾品として仕立てた時に欠点となる部分、プロポーションから把握し、3ゾーンに分けることで、大きさ別に価値を比較するための数値を出すことができます。要するに基準を作ることで指数を出すことができるということです。この小粒なルビーの色の濃淡については、前述の通り調整をしてみる必要はありますが、実物を見て説明を聞くことで十分に納得できると思います。その値段は適正なのか?モノサシがあるから分かるのです。あくまでも、そのルビーが好きかどうか?という部分が優先されるべきですが…。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

Contents
閉じる