プロポーズの言葉とともに、永遠の愛の証として贈られる婚約指輪(エンゲージリング)。婚約指輪といえばダイヤモンドというのが現代の常識になっていますが、その歴史は意外に浅く、史実を紐解ていくと、婚約指輪の宝石として選ばれてきたのはルビーが始まりだったことが分かってきました。ルビーが愛の証として贈られるようになったのは、日本の歴史でいうところの鎌倉時代まで遡り、ヨーロッパ王室の文化が始まりです。その当時の宝石にはお金以上の価値が与えられていて、婚約指輪を贈ることは貯金通帳を手渡すこと、つまり「財産の全てを託すから結婚してください」という覚悟をもって行われてきました。「あなたと結婚したい気持ちは本気です」という気持ちの表れとして、宝石の中でも、人を魅了する美しさを持つ石であり、希少性の高いルビーが選ばれたのです。ルビーはもともと「生命」「勝利」をもたらす軍神の石として崇められてきましたが、王が未来の妻になる女性に贈り物として捧げてからは、「愛」を表すようになり、現代にいたっています。
女性の憧れ、光輝くダイヤモンドに「愛」を表す宝石ルビーを添えてプロポーズされませんか?
Contents
Ruby Bridal Ring History
プロポーズの始まり、正統派として選ばれてきた宝石ルビーとは?
希少性が高く家宝になる特別な宝石のミャンマールビーとは?
婚約指輪の宝石として伝統的に愛されていきたルビーとは?
ダイヤだけじゃない、婚約指輪にふさわしい宝石とは?
ルビーの選び方とは?
原産地ミャンマーの鉱山から宝物をお届けするモリスルビーとは?