22MKDR0004GEM

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新春GEMルビーフェアのご案内

モリスルビー 22MKDR0004 1.36ct Myanmay Gem

ルビー専門店モリスは、2023年1月5日(木)より、新春イベントとして「GEMルビーフェア」を開催しています。モリス京都三条本店とモリス銀座店でご覧いただけるルビーをご紹介させていただきます。本日ご紹介するルビーは銀座店のルビーです。滅多にお目にかかることのない、1ct以上の大きさのあるGEMクオリティです。(以下、今日のルビーより文言ペースト)

ルビーの特徴

コクのある深紅、素晴らしい色調と高い透明度と彩度、加えてプロポーションの素晴らしさが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州のナヤン鉱山で発掘された原石の形を活かし、オーバル型とクッション型のちょうど中間的な輪郭に上面はスターのクラウン、下面にはステップをつけたミックスドカットに磨きました。写真9時方向に見える生地不足の部分を敢えて残したため、縦6.6㎜/横5.2㎜/深さ4.2㎜、重さは1.36ctととても存在感のあるサイズに仕上がりました。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、品質を3つのゾーンに分けるとジェムクオリティ(最高品質)です。

私たちモリスが、7年もかけて最高のルビーが産出されるミャンマーの鉱山にたどり着いたのは、創業当時のある事件がきっかけです。

採掘現場では、そのまま研磨できる原石の、出現率はとても低くそれだけでも希少性は高いのですが、その無処理で美しい原石の中でもジェムクオリティは特別です。ただ、希少性が高いという表現は、どこを基準に希少性が高いというのか?私たちモリスが、7年もかけて最高のルビーが産出されるミャンマーの鉱山にたどり着いたのは、創業当時のある事件がきっかけです。「娘さんに残してあげられる資産は、このルビーぐらいだからね~」…と、押し立て直し(リフォーム)で、お越しになられたおばあちゃん。おじいさんの素敵な思い出ばなしをいっぱいしてくれました。そして彼女が大切に箱から出して見せてくれた結婚指輪についていたのは、7ctぐらいあるそれは立派なものでした。お預かりするからには鑑別するのがプロです。なぜなら指輪から石を外すと、その後は専門家である私たちの責任になるからです。そしてその結果、優しいハンサムなおじいさんから「家が1~2軒買えるぐらいの価値があるから大切に」と結婚する時にもらったお宝は、人工合成石でした。100年前には、天然無処理で美しいルビーよりも高く売買されていた、フランスのベルヌイ博士が発明したものです。それを知った瞬間の表情は、今も忘れられません。おじいさんとの大切な思い出がガラガラと崩れていくのがハッキリと分かりました。「結晶」は、それが人工合成であってもずっと変わりません。いつか真価が問われる日が来るのです。その時に、大切な思い出をキラキラと輝かせるものが宝石の使命だと強く思った事件でした。

私たちの仕事は、人生の節目に思い出がキラキラと輝かせるお宝ルビーを探すことなのです。

やっとのことで鉱山にたどり着いて宝探しができるようになって、最初にやったのが、どのくらいのエリアを採掘すると、どのくらいの品質の原石が、どのくらい出てくるか?出現率の調査です。ナヤン鉱山の14番鉱区で9か月間、採掘しルビーの原石をクオリティスケール上に並べてみました。結果は、2070個に1個、ジェムクオリティになる原石が出現しました。…というわけで、このルビーの希少性は、お宝と呼ぶにふさわしい品質だということが保証できるのです。私たちの仕事は、人生の節目に思い出がキラキラと輝かせるお宝ルビーを探すことなのです。

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