新春GEMルビーフェアのご案内
モリスルビー 22SR0020 0.26ct Myanmay Gem
ルビー専門店モリスは、2023年1月5日(木)より、新春イベントとして「GEMルビーフェア」を開催しています。大変好評につき、1月30日まで期間を延長することになりました。そこで本日もモリス京都三条本店とモリス銀座店でご覧いただけるルビーをご紹介させていただきます。本日ご紹介するルビーは銀座店のルビーです。滅多にお目にかかることのない、小粒ですがとても希少なGEMクオリティです。(以下、今日のルビーより文言ペースト)
素晴らしい深紅の色調、高い透明度と彩度があり重さを考えると非常に良いプロポーションの結晶のルビー
ミャンマー中北部中山間地域にあるモゴック鉱山で産出された結晶の形、生地を大切に磨きました。写真のルビーのガードル(輪郭)10時方向に残る生地不足に沿って凹面に磨いたあとが、それを物語っています。サイズは、縦4.2mm/横3.3mm/深さ2.1mm、重さは、0.26ctです。オーバル型ミックスドカット、上から見た姿はオーバル(楕円形)ですが、上面のテーブルとクラウンの面にブリリアントカットのスタイルに対して、パビリオン側、宝石下部のドーム型の部分に段々に四角、三角の切子面(ファセット)をつけて深みのある色を強調するスタイルを合わせたミックスドカットです。ルビーの色と光の反射による輝きが相まってルビーの美しさが表現できるため、現在のところは、一番ポピュラーな形です。
ルビーのインクルージョンは、そのルビーの個性です
このルビーの品質判定のクオリティスケールは、美しさが「A−」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡が「#5」、品質を3つのゾーンに分けた場合ジェムクオリティ(最高品質)です。インクルージョン、このルビーの内包物ですが、小さなアパタイトと思われるカルシウムの結晶や、ルチルの針状結晶が絹を編んだように見えることから「シルクインクルージョン」と呼ばれるものが、しっかりと確認できます。私たちモリスはすべてのルビーのインクルージョンをデータとして残します。その理由は、それぞれの個性を残しておいて上げたいと思ったからですが、始めて5年ほどするとあることに気付きました。ルビーのインクルージョンは、そのルビーの個性です。ルビーのインクルージョンは、同じ組み合わせは2つとなく、インクルージョンの記録を残しておけば、後から、そのルビーだと同定できることが分かりました。人間に例えると指紋のようなものであり、そのルビーの個性です。更に、その後で、鑑別書と呼ばれる分析結果報告書を発行する研究所で、世界最高峰といわれるSSEFやGublelin Gem Labでもルビーのインクルージョンは処理の有無、原産地を同定する際の重要な手がかりとの意見で一致しています。ルビーをお探しの際には、先ずインクルージョンをチェックされることをオススメします