ダイヤモンドMD0071【SOLD】

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ダイヤモンド MD0071

  • Carat(重量) 0.007ct
  • Size(寸法) 1.35mm
  • Quality (品質) GEM( G – VS )
  • Fluorecence(蛍光性) NONE

ダイヤモンドの特徴

9月も半ばが過ぎ、夜が明ける時間もどんどん遅くなってきました。さて今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を見ていきましょう。今日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、重量が0.007ct、寸法が1.35mmの極めて小粒のメレー・ダイヤモンドです。1ctが0.2gに対し、今日のダイヤモンドは0.007ctのため、グラム計算すると0.0014g。グラムでお伝えしても、数値が小さすぎて判り辛いですね。直径1.35mmは砂浜の砂(0.063~2mm)をイメージしていただければ、一番近い感覚で想像していただけると思います。そんな小粒のメレー・ダイヤモンドですが、1ctのダイヤモンドと同じ58面体のラウンドブリリアントカットが施されています。大粒のダイヤモンドに比べ、一つの面が非常に小さいため、煌めき方も細かく、小さいからだで精一杯煌めく姿は、とても愛おしく感じます。カラーグレードは、ほぼ無色のGカラー。Dカラーのダイヤモンドを横に並べて比べれば、ほんのりレモンがかったように感じますが、一石だけみていると、限りなく無色に近いカラーです。そしてクラリティグレード(透明度)はVSクラス以上(Very Slightly Included・べリー・スライトリー・インクルーデッド/熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等がなんとなく確認できますが、微小と特徴づけられる程度)のため、肉眼では全く中の様子を確認することはできません。最後にカットグレードはEXエクセレント(最上)のGQジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドです。それでは、「今日のダイヤモンド」を顕微鏡で80倍に拡大してダイヤモンドの内側の世界を覗いてみましょう。ダイヤモンドをフェイスアップ(上から)で見ると、テーブル(一番上にある8角形の平らな面)にCLOUD/クラウドを発見しました。CLOUDとはダイヤモンドの内包物の名前で、極微小の白色のインクルージョンが多数集合して雲状に見える内包物のことをいいます。つまり顕微鏡でも小さすぎてよくわからないような小さなクリスタルの集合体をさします。肉眼でも見える程度のクラウドインクルージョンは、外観に大きな影響を与えるため、宝飾品として扱われることはほぼありません。「今日のダイヤモンド」に存在したこのクラウドインクルージョンは、肉眼では全く確認できない特徴のため、輝きに影響を及ぼすことはありません。むしろこのインクルージョンは、天然の証です。

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