モリスルビー18AT0077

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モリスルビー18AT0077

カラット 0.20ct
Origin(産地) Namya
Size(サイズ) 4.0/2.6/1.9

ルビーの特徴

首を傾げたようなかわいいプロポーションと高い透明度、少し緑味を感じさせる色調、そして重さのわりには大きく見えて存在感のある天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、日本でいうところの北海道、一番北側にあるカチン州でヤンゴンで話されているビルマ語ではなく、カチン語が話されている山奥にあるルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発掘された原石をヤンゴンでモリスシンギュラリティカットに磨いたものです。シンギュラリティカットとは、既存のスタイルではなく、大自然の造形美である原石そのものの形に合わせて磨くだけ、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの貴重な結晶の生地をなるべく多く残して、次世代に残すという意図があり、シンギュラリティ=唯一無二の意味があります。原石には同じ形が2つとありませんので、すべて違うスタイルで磨きます。ジュエリーに仕立てる時には、既存のスタイルと比べものにならない程の手間がかかりますが、元々、希少なルビーの原石ですから、その価値があると思います。「今日のルビー」で紹介しているルビーには、従来からよく観るオーバル型やラウンド型、クッション型…など普通の形もあれば、このルビーのようにモリスSGカットのような変わった形まで様々ですが、私自身、どちらが良いのか?分かりません。…というより分かる人はいないと思います。ラウンド型にしたら覇気のない原石が、パッと花が咲いたように輝きだす原石もあれば、原石のままの方が良かった…というものもありますし、原石の肌を残したまま一部だけを磨いた、中途半端なスタイルが一番いいなと感じたこともあります。そして皆さんに感想を聞いても、意見はバラバラです。答えが出るのは100年後かも知れませんが、モリスという目の前にある原石の個性と悩みながら向き合ったジュエラーが居たことは残るはずです。このルビーは、モリスSGカットで良かったと思いますが、すこしだけ色ムラがあるところも個性です。ここからどうやってジュエリーに仕立てるか?私は、サイズ、形の微妙に違う脇石で囲んであげると表情がパッと明るくなると思います。サイズは、縦4.0㎜/横2.6㎜/深さ1.9㎜、重さは0.20ctで、品質は、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#3」そして、3ゾーンはJQジュエリークオリティ(高品質)です

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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