モリスルビー23NRM 001

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モリスルビー23NRM 001

カラット 3.15ct
Origin(産地) myanmar
Size(サイズ) 9.7/8.7/4.2

ルビーの特徴

3ctを超える圧倒的な大きさのピジョンブラッドルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤン鉱山で発掘された「お宝ルビー」です。貴重な原石をラウンド型でもペアーシェイプでもない独特な形に磨きました。ほとんど紫味を感じさせない赤の強い色調、高い透明度と彩度が素晴らしい逸品です。このような質のルビーは、ナヤン全域でも数年に1つ産出するかどうか?という希少性です。そして何よりもそのサイズの大きさです。縦9.7㎜/横8.7㎜/深さ4.2㎜と普通であれば、もう少し深さが欲しいところですが、このピジョンブラッドルビーの場合は、結晶自体がハッキリとしたコクのある赤色を発色していること、そしてその個性的なプロポーションが相まってウィンドウが表れていません。凄いことです。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「S」輝きがあり特に美しいもの、色の濃淡は「#5」明るい印象が強いルビーです。クオリティスケールを3つのゾーンに分けると文句なしのGQジェムクオリティ(最高品質)です。顕微鏡を使ってこのGEMの内側を観察していくと、ナヤン産ルビーらしい小さな結晶インクルージョンと細いシルクインクルージョン(ルチルの針状結晶が絹を編んだように交差している様子からシルクと呼ばれる)が美しさに全く影響せず、むしろピジョンブラッドルビーの不思議な赤色を醸し出す方向で良い影響を与えています。よくダイヤモンドに見慣れた人は、インクルージョンのことを「キズ」という表現をしますが、ルビーの場合は、最高品質のピジョンブラッドには、この細かいシルクインクルージョンが入っていることが重要です。パビリオン側のファセット(切子)面の反射とシルクインクルージョンの乱反射によって、結晶内部で赤く輝くルビーになります。色調と形、インクルージョンが偶然に最高の組み合わせによって表現される美しさです。最高のブルーサファイアはカシミール産のコーンフラワーと呼ばれる品質のものですが、コーンフラワーも「ヘイジーラスター」と呼ばれる微小インクルージョンによってビロードのような優しい矢車草の青色に発色することが要因になっています。宝石の美しさは、偶然にできた自然の結晶とその美しさを感じる人の感性がうみだすものです。まさに大自然の造形美、数十万個に一つの美しさです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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