ルビーチャームジュエリーの魅力について知りましょう

チャームジュエリーは現代に考えられて作られたと思われている方もいらっしゃるかもしれません。実はチャームジュエリーの歴史は非常に古く、何度も流行が繰り返され現在に至っています。今回、チャームジュエリーがどの様なものか、その魅力をお伝えできればと思います。そしてモリスルビーはルビー専門店として、ルビーチャームジュエリーの魅力をお伝えできればと思います。

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チャームジュエリーの歴史

チャームジュエリーは古代からの歴史があります。古代エジプト人は紀元前3000年頃からチャームを使用し始めました。邪悪な霊を追い払い、来世で愛する人を守り、豊穣を高め、繁栄を確保するために使われていました。

その後、最初のチャームブレスレットは、アッシリア人、バビロニア人、ペルシャ人、ヒッタイト人によって着用され、紀元前600年から400年頃に登場し始めたそうです。

ルネサンス時代には、チャームは一般庶民の間で好まれ、ヴィクトリア女王の統治までチャームの人気は低迷していました。ヴィクトリア女王が現在知られているチャームブレスレットを考案し、憧れの女王が身に着けられているということで、チャームの魅力がヨーロッパ全体に急速に広まりました。

第二次世界大戦中には、兵士たちが知り合った男性、愛した女性、戦闘での時間を思い出すためのチャームを集めるようになり、イギリスとヨーロッパ全体でチャームの着用が広まりました。大戦終了後、ヨーロッパや太平洋の島々を離れる兵士たちが恋人への贈り物として手作りのチャームを購入し、チャームブレスレットの人気が世界中に広まりました。

チャームは20世紀を通じて人気を広げ続け、1950年代と1960年代に大流行しました。チャームブレスレットは成人祝いとして贈られ、成人後も着用し続け、人生の節目ごとに新しいチャームが追加され、記念のオリジナルのジュエリーとされました。

つまり、チャームジュエリーは古代から存在していましたが、現代的な人気は主にヴィクトリア朝時代に始まり、第二次世界大戦を経て世界に広まり、1950年代〜1960年代に最盛期を迎えたのです。

現在は、ジュエリーの流行として「自分だけのオリジナルとしてのチャームネックレスやチャームブレスレット」が人気です。海外有名セレブも着用しており、パーソナライズされたチャームジュエリーが流行しています。

ヴィクトリア女王(1819‐1901)

チャームとは?

チャームジュエリーとは、小さな飾り(チャーム)を取り付けることができるものです。それぞれのデザインに願いや想いが込められたチャームは、まさに自分だけのお守りになります。

チャームには、主にネックレス、ブレスレット、そしてイヤリング・ピアスに取り付けるために、リング(マルカン)や留め金(クラスプ)が付いています。

チャームジュエリーで一番に思い浮かべるアイテムはブレスレットかもしれません。前述の通り、ヴィクトリア女王の時代に女王が身に着けたことで、上流階級の間でも爆発的な人気になりました。女王が身に着けるジュエリーは国民の憧れであり、それが流行するのも納得できます。いつの時代も、流行は憧れから生み出されるのかもしれません。

人気のモチーフと意味について

  • トカゲ(家守)

多くの国でトカゲは幸運のシンボルとされています。尻尾の再生能力から「自己再生・治癒能力」を象徴しています。

アジアの多くの国々では、家の中にトカゲがいると幸運と考え、商売繁盛の象徴にもなっています。ネイティブアメリカンは、トカゲを夢と幻視の案内役と考え、潜在意識からのメッセージを運ぶと信じています。

  • カエル

カエルは世界的に非常に強力な幸運のシンボルとされています。雨を呼ぶ力があるとされ、農業の豊作を象徴しています。また、経済的な豊かさと富の象徴でもあります。

日本では、「無事にカエル」「お金がカエル」「福がカエル」「若カエル」などの語呂合わせなどから、旅行安全のお守りや財布にカエルのお守りを入れる習慣があります。ヨーロッパでは、魔除けと邪悪なものからの保護になるとされ、幸運を呼ぶ庭の住人と考えられています。

    • 鳩 

    鳩は世界的に非常に強力な幸運のシンボルとされています。ノアの方舟でオリーブの枝葉を運び、世界平和の普遍的シンボルとされています。
    また鳩は、一生涯同じパートナーと添い遂げる習性がり、永遠の愛と絆を表しています。特に白い鳩を見ることは良い知らせの前兆とされています。鳩モチーフのジュエリーは平和と愛の象徴としてプレゼントにも人気があります。

    • 馬蹄

    馬蹄は西洋諸国でなお守りのホースシュー。馬の蹄に釘で固定する馬具のひとつ。実用的な起源と美しい形状から、広く親しまれている幸運シンボルです。特に保護、幸運招来、繁栄の三つの力を兼ね備えた、非常に強力な縁起物とされています。

    馬蹄は中世ヨーロッパでは、家の扉に釘で打ち付ける習慣があり、旅人が道で馬蹄を見つけると幸運とされ、結婚式での幸運のシンボルでもあります。馬蹄はジュエリーの定番の幸運モチーフです。

    • 四つ葉のクローバー

    四つ葉のクローバーは、その自然の奇跡的な希少性と美しい対称性、そして長い文化的伝統により、最も親しまれ、信頼されている幸運シンボルとして、世界中で愛され続けています。四つの葉はそれぞれfaith(誠実)、hope(希望)、love(愛)、lucky(幸運)の意味を持っているとされ、それらを呼び込むと言われています。

    ヨーロッパでは、恋人同士で分け合うと永遠の愛とされ、財布に入れると金運アップを叶え、家に飾ると家族に幸福をもたらすとされています。

    上記の他にも、誕生石やイニシャルや数字などラッキーモチーフは色々とあります。文化によっては異なる解釈もあるため、地域や個人の信念によって意味が変わることもあります。

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    チャームジュエリーが人気の理由

    チャームジュエリーが人気の理由はなんと言っても、自分の好みに合わせて、自由自在にオリジナルジュエリーが完成することです。

    人生の節目に思い出を形にしたチャームを選び、自分だけの物語を表現することができ、一つ一つお気に入りのチャームコレクションを増やす楽しみがあります。

    また、チャームモチーフに意味を込めたプレゼントとしても人気があります。相手の趣味や思い出に合わせてチャームを選び、記念日ごとにチャームを一つずつ増やしてプレゼントしていくのも素敵ですし、喜んでもらえるでしょう。

    チャームジュエリーは、一つのジュエリーの枠を超えて「身に着ける日記」や「思い出のコレクション」として楽しめることが人気の理由かもしれません。

    ルビーチャームジュエリーについて

    ルビーは7月の誕生石です

    ルビーは7月の誕生石で人気があります。石言葉は「愛」「情熱」「勇気」「勝利」などです。赤色はポジティブな色でもあり、古くから身を守る魔よけの石としても用いられていました。

    ルビーは歴史的に非常に重要な宝石で、古代から高く評価されてきました。古代の文化では、ルビーはその鮮やかな赤が血液に似ていることから、生命力の象徴と見なされていました。さらに、ルビーには幸運をもたらすと信じられる伝説が多く存在し、そのために多くの人がルビーを愛する理由としています。

    モリスルビーのルビーチャームジュエリーについて

    モリスルビーはミャンマー産天然無処理で美しいルビーのみを取り扱っています。それは、ただ単にルビーをお客様にお届けするのではなく、感動を創造することを理念としているからです。

    市場に出回っている99%以上のルビーは人為的な処理がされ美しくされています。モリスルビーは採掘された時から天然で美しいルビーなのです。モリスルビーのルビーは無処理で経年変化がありません。代々、この大自然の造形美を楽しんでいただき、受け継いで欲しいと願っています。

    ルビー専門店のモリスルビーでは、ルビールース(裸石)からお好みの赤色味やサイズを選んで頂き、希望のイメージのルビーチャームジュエリーを作製することが可能です。ルビーは小さな石でも美しい赤色が映えます。唯一無二のルビーを使用し、オリジナルのルビーチャームジュエリーをオーダーすることは夢の様な楽しい時間になると思います。

     

    相性のいいルビー

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    まとめ

    チャームジュエリーを一つ一つに自分の好みで選び増やしていき、自分のオリジナルジュエリーとして身に着けることができたら素敵です。それらを選んだ時に願っていたこと、考えていたこと、好きなモチーフ、将来それを見た時にそのチャームジュエリーは思い出の集大成の様な幸せが込められた品となるでしょう。それを、受け継ぐ人はきっと微笑み大切にし続けるでしょう。

     

    参考文献:「ヨーロッパの宝飾芸術」著者 山口遼 出版 東京美術

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