大切なパートナーへの決意や、今感じている幸せな気持ち、これから始まるふたりの未来へ思いをはせて。選ぶ時、贈るとき、そして受け取るとき…。すの全てのシーンにふたりだけのストーリが存在するとっても大切なもの。それが[婚約指輪]と[結婚指輪]です。そんな大切なものだから、じっくりと、楽しんで選んでいただきたい。婚約指輪や結婚指輪はいつから存在するのか、どうして必要なのか。その価値を知ることで愛する人を、そして指輪への想いがより深いものに。ブライダルリングの歴史を知りこれまでの常識だと思っていた前提や価値観にとらわれずに、史実を紐解くことで見えてくることもあります。知っておいて欲しい大切なポイントをお伝えしています。
見つける、見つかる二人の愛のカタチ
1石1石すべてが違う、表情と個性
宝石には「宝石言葉」というものがあります。ダイヤモンドは永遠、サファイアは誠実、エメラルドは平和そして婚約指輪にふさわしい「愛」の宝石言葉を持つのがルビーです。ここではルビー専門店モリス銀座店でお二人にとって本当に価値のある指輪の見つけ方を順を追ってご紹介します。
①まずはルビーはどんな宝石なのか、価値あるルビーの特徴について
ルビーの産地には、ミャンマーやタイ、インド、アフリカが挙げられますが、中でも不純物が少なく、高い価値を得ているのがミャンマー産です。ミャンマー産ルビーは、大理石から採掘されることから濁りがないのが特徴で、紫外線ライトを当てると輝きます。その他の国では主に鉄分を多く含む玄武岩という黒っぽい岩より採掘されるため、同じルビーでも見た目の美しさや価値が全く違ってくるのです。
右の丸いルビーがミャンマー産ルビー
右の丸いルビーがミャンマー産ルビー(紫外線に反応して蛍光する特徴を持つ)
②加熱ルビーと加熱していないルビー天然無処理のルビーの違いとは
市場に出回るほとんどのルビーは「加熱ルビー」といって、採掘された黒っぽいルビーに熱を加えて色や透明度を改善したもの。それは美しいのですが、「価値」という点からいうと、天然ではないルビーは残念ながら値しないとみなされてしまうことがほとんどです。モリスはルビーの中でも1%以下の奇跡といわれる天然無処理のミャンマー産だけを扱う専門店でその美しさは一目瞭然です。
加熱処理後のルビー
加熱処理前のルビー
加熱処理を行う前のルビーと後のルビーに内包されたものを顕微鏡で覗いたものです。不純物による黒ずみなどを1000~2000度で加熱して省くことにより、色や透明度を改善することができます。しかしそうすることで内包物が溶けてしまい、処理をした痕跡が残ります。
③内包物(インクルージョン)を見てその個性や表情から相性を見る
天然無処理のルビーを顕微鏡で覗いてみると、そこには小さな宇宙が広がっています。宝石の中に含まれているものを「インクルージョン(内包物)」といい、モリスでは必ずご覧いただきます。インクルージョンは1石ごとに違った個性を持っているので、ぜひご来店の際はお楽しみください。
④手に乗せてルビーとの相性を見る
天然無処理のルビーの特徴を知ったところで、実際に手にとってルビーをご覧いただきます。インクルージョンだけでなく、形や色合いも1石ごとに異なり、見比べてみることで相性の良い石を見つけることができます。
⑤カットのレシピ、ルビー原石の写真をみながらルース(裸石)のカットの説明を聞く
カットする面や形に決まりのあるダイヤモンドに対し、モリスでは二人の好みや素材の良さを引き出したカットを提案します。ミャンマー現地から送られてくるカットのレシピをみながら、また現地スタッフも店舗におりますのでルビーの採掘からここまでのルビーの物語をお伝えしています。
⑥リング(台座)のデザインを決める
最後にリングにルビーの石を実際に乗せてみます。見え方を確認します。石の形によって似合うリングの形も違ってくるので、いろいろな種類のリングを試着してみてください。
見つけた!二人の愛のカタチ
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Ruby Bridal Ring History
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