宝石文化史をルビーから紐解く~ヒストリックリング~
宝石は、世代を越えて受け継がれてゆくものです。平安時代から明治時代まで宝石ジュエリーの文化がなかった日本は、近代化のあと西洋の宝石ジュエリーをすべて良いモノとしてお手本にしてきました。日本では、家に代々伝わる宝物を「家宝」といいますが、それに相応しい宝石ジュエリーを手にするには、文化的な教養として宝石ジュエリーを観る眼が重要です。昨年、国立科学博物館で開催された特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」の図録をもとに、ルビーの専門家からみた宝石文化論を紐解きます。第1回目は、3750年前から続く指輪の歴史です。
- 【開催日】2023年10月14日(土)
- 【時間】10時00分~12時00分
- 【受講料(税込)】会員:3.322円 / 一般(入会不要):4,004円
- 【講師】株式会社モリス代表取締役 森孝仁
◇受講お申込みは【NHK文化センター京都教室】に直接お電話でお申し込みいただくか、下記リンク先よりお申込みください。
お申込み・お問合せ:TEL 075-254-8701
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受講者の声
・印象的だった内容は、「宝石とは美しく、希少で、経年変化のない大自然の造形美。宝石の価値が原石で決まり、美しく限りがあり、感性を大切にしているということ。また今後、ルビーの歴史や資産性、赤にまつわる話などを学びたいと思います。
・西洋の王家が代々宝物として大切にしてきた話と、ルネッサンス文化の話、宝石価値の歴史が印象的でした。次回は、赤にまつわる話や、ルビーができるまでの地質学の話を伺いたいです。深いお話を聴かせていただき有難うございました。
・今まで宝石の意味も分からずに生きてきましたが、本日教えていただきました。宝石とはの言葉が印象的です。次回は資産性についてお話を伺いたいです。世界史と宝石が密接に関わっていることが良く分かりました。
・歴史上。自然中心→宗教中心→人間中心と人の感性が変化したお話が印象的でした。次回の講座ではルビー、宝石の買い方を知りたいです。毎回ワクワクするお話をしてくださって有難うございます。知れば知るほど、奥深い宝石の世界が広がっていることに驚いています。
・人間のする美術活動というものは、何かしら共通性があると感じた。例えば、宝石とコインの関係など。次回の講座では宝石の資産性を学びたいです。
・講座で印象に残った内容は、指輪の移り変わり、社長が鉱山へ行った話、結婚指輪の話です。
・スカラベ(ふんころがし)の内容が印象的でした。次回の講座では、赤にまつわるお話を聴いてみたいです。面白かったです。
・歴史的に指輪を説明していただき、面白かったです。ジェム・ジュエリーの違いが、ざっくりと分かったので、更に深く知りたいと思いました。ルビーの価値がそれほど高いと思っていなかったので本日凄く印象に残る講座になりました。有難うございました。
・ギメルリングのお話が印象的でした。思い出がつめこまれた宝石は、とても価値がある。心に残る思いの大切さを宝石の事だけでなく教えられて感謝。有難うございます。
・亡くなった赤ちゃんの為に作られたソーヤブルダイヤのリングがとても印象的でした。次回は赤にまつわるお話を聴きたいです。毎回、楽しく宝石にまつわる話を聴くことができるのでモリスさんの講座をいつも楽しみにしています。改めて日本人はもっと宝石を知り、楽しみ、価値を知るべきだと思いました。
・結婚指輪・リングの意味、マルティン・ルターからの始まりが印象的でした。次回はルビーの歴史について学びたいです。指輪・宝石の見方が変わる気がしました。
・マルティン・ルターの話。メディチ家の話など、大変興味深かったです。次回は、赤にまつわる話を聴きたいです。とっても勉強になりました。次回も参加したいです。