ルビーの婚約指輪の歴史

ミャンマー産天然無処理ルビー専門店モリスです。

婚約指輪は、古代ローマ時代後半ぐらいから存在していましたが、家と家の結びつきに重きが置かれていた時代で、愛する者同士の結婚は少なく、プロポーズという文化はそのあとずっと後に誕生します。

そのプロポーズはいつから始まったのか、また、婚約指輪として選ばれてきた宝石の歴史をたどってみましょう。

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ひざまずいて愛を告白するプロポーズ

映画やドラマを見ているとプロポーズをするときに男性がひざまずいて婚約指輪を捧げるシーンをよく目にします。このひざまずいてプロポーズするのはいつから始まったのでしょうか?

それは「プロテスタントの父」といわれ、宗教改革に取り組んだマルティン・ルターが始まりといわれています。

ルターってどんな人?

豪商の息子として生まれたルターは、もともと宗教家ではなかったのですが、若き日に命を落としそうな事故に遭い、「助けてくだされば、あなたの生涯の使用人になるます」と神様に祈り、救われた命に感謝して、親の反対を押し切って宗教家になったという生真面目な青年です。

その真面目さと柔軟な対応が市民に慕われ、あっという間に司教(トップ)の座に就任しますが、誠実なだけにその上の人達と対立し、最後には司教の座を追われることに。

一般市民に戻ったルターは、その足で修道院へ向かいます。そこには以前より好意を抱いていた修道女のカタリナがいました。一生を神様に捧げる覚悟で宗教家になったルターですが、市民となった今、最愛の女性に愛する想いを伝えられると向かったそうです。

いざ告白の時、修道女は一般市民より身分が高かったので、ひざまずいて指輪を差し出して「私と一緒にきてください」と懇願した姿が有名なプロポーズスタイルの始まりです。

ルビーは伝統的に婚約指輪として使われていた正統派の宝石

婚約指輪や結婚指輪はいつから存在するのか、どうして必要なのか。その価値を知ることで、愛する人を、そして指輪への想いがより深いものに。

これまでに常識だと思っていた前提や価値観にとらわれずに、史実をひも解くことで見えてくることがあります。ルビーは伝統的に婚約指輪として使われていた正統派の宝石です。

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