2024年クリスマスのプレゼントに、聖ニコラウス司教も愛用したルビーを選びませんか?

今年もクリスマスの季節がやってきました。クリスマスと聞いて、気持ちがワクワクする方が多いのではないでしょうか。子供の頃、サンタクロースから待ち望んだプレゼントを貰った、嬉しい記憶が蘇る方もいらっしゃるかと思います。

サンタクロースは商業目的でつくられた架空の人物ではなく、本当に実在した人物です。では、サンタクロースがどの様な人物であったのか、逸話なども含めて記していきます。

・サンタクロースの起源となった聖ニコラウス司教

・聖ニコラウスの逸話

・サンタクロースと赤色の関係

・まとめ

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サンタクロースの起源となった聖ニコラウス司教

サンタクロースは、4世紀ごろ、小アジア南西部のリュキア地方にあった古代都市のミュラの司教であった聖ニコラスであると言われております。聖ニコラスは(271~343年ころ)、現在のトルコのデムレ、かつてのギリシアの町ミュラの司教でした。彼は、日ごろから、困っている人や貧しい人を助け、自分の持ち物を惜しまず与えていた心の優しい人でした。彼の生涯は、他者への奉仕や無私の愛を象徴するものとして、多くの人々に感銘を与えました。

彼の教えは、後に「サンタクロース」の伝説へとつながります。聖ニコラウスは英語の「セント・ニコラウス」をオランダ語読みすると「サンタクロース」になります。サンタクロースは、子供たちにプレゼントを届ける存在として知られていますが、その根底には聖ニコラウスの慈愛が息づいているのです。彼の影響力は、宗教的な枠を超えて広がり、世界中で愛される存在となりました。

聖ニコラウスの記念日は命日である12月6日と、聖遺物となった遺体がイタリアに移された12月19日の年2回とされています。

「西洋美術解読辞典」より、ニコラウスのことを記した部分は以下になります。

ミュラ(バーリ)のニコラウス キリスト教の聖人で最もよく知られている人物。子供、水夫、旅行者の守護聖人であり、年頃の娘の守護者でもある。また、サンタクロースの原型となった人物。聖遺物は11世紀にイタリアのバーリに運ばれた事から、ミュラ(もしくはバーリ)のニコラウスとも呼ばれる。通常は司教杖を手にした司教服姿の中年の人物として描かれる事が多く、持ち物は3つの黄金の玉か財布で、聖者の足元か書物の上に置かれる。

 

画像引用:東京上野 国立西洋美術館 フランチェスコ・ボッティチーニ作【聖ニコラスと聖カテリーナ、聖ルチア、聖マルゲリータ、聖アポッローニア  1465~67年頃】

聖ニコラウスの逸話

聖ニコラウスにまつわる逸話は数多く、どの話からも彼がいつでも弱き者たちの味方であったことが読み取れます。さらに彼は善行を施したことを他人に知られたくない類の人物でした。

聖ニコラウスと貧しい3人の娘 

聖ニコラウスの近所に、非常に貧しい家族が住んでいました。その家の男はあまりの貧しさに、3人の娘を売らなければなりませんでした。この話を聞いた聖ニコラウスは、娘たちを救おうと、黄金を家の窓から投げ込みました。しかし、3日目の晩に、男に投げ入れているのがバレてしまいました。聖ニコラウスは、この事は誰にも口外しないように説得します。この黄金のお陰で、娘たちは売られる事なく、家族は一緒に過ごすことができ、長女は無事に結婚までできました。この話が持ち物に黄金や財布が描かれる理由にもなったようです。

3人の子供たちを復活させる奇跡

かなり衝撃的な話になります。ある日、落ち穂拾いに出かけた3人の幼子が肉屋に泊めてもらうことになりました。しかし、肉屋はその子供たちの息の根を止め、その身体を食用の塩漬けのようにしてしまいました。それから7年後、近くを通った聖ニコラウスも、その肉屋に泊まりました。聖ニコラウスは夕食に、ハムも子牛の肉料理も断り、「7年前に塩漬けにした肉」を望みました。肉屋の主人は自分の悪事がばれたことに驚き逃亡するが、聖ニコラウスは肉屋の罪を悔い改めさせました。

その後、聖ニコラウスが子供たちの肉片が塩漬けされた桶に3本の指をかざし声をかけると、3人の子供たちが復活するという奇跡が起きたそうです。この話が子供の守護聖人となった理由でもあるそうです。これは信じられない逸話ですが、この様に伝説化するという事自体、いかに聖ニコラウスの存在が偉大であったかという証です。

穀物船の奇跡

聖ニコラウスは港へ赴き、エジプトのアレクサンドリアに穀物を運ぶ船の船員たちに飢餓に見舞われたミュラのために穀物を分け与えてくれるように懇願します。船員たちが聖ニコラウスの要求に従うと、船は再び穀物で満たされ、アレクサンドリアに着いた時、穀物の不足は起こりませんでした。この話から、聖ニコラウスは水夫の守護聖人とも言われています。

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サンタクロースと赤色の関係

サンタクロースはのモデルとなった聖ニコラウスが着ている赤い服は、その時代、司教の儀式のときの服がもとになったと言われています。司教の赤い色は、自分の命をかけても、他の人を助けることを意味しており、血を流しても人々のために尽くす印でした。

聖ニコラウスは赤い服と共に、ルビー(赤)を好んだ様で、20個以上のルビーを身に纏っています。この時代、ルビーは最も格の高い宝石として扱われていました。

20世紀に、今のサンタクロースの赤い衣装を考え出し有名にしたのは、1931年、アメリカのコカ・コーラ社です。冬のキャンペーン広告のキャラクターとして、サンタクロースを起用したことから、サンタクロースの名前が急に、世界中に広まりました。

まとめ

この様にサンタクロースの起源となった、聖ニコラウス司教は社会的弱者に手を差し伸べ、子供たちを護るとても慈悲深い人物でした。その彼が好んで身に着けていた宝石ルビー、ルビーには言葉に表せない沢山の魅了があります。

2024年のクリスマスに、聖ニコラウスも愛用していたルビーを愛する人へのプレゼントとして、またご自身のプレゼントとして選ばれませんか。

私たちモリスルビーではミャンマー産、天然無処理のルビーを取り扱っております。とても希少なこの美しいルビーを手に取ってご覧下さい。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

最後までお読み下さりありがとうございました。

ルビーリング

引用:聖パウロ女子修道会公式サイト キリスト教マメ知識

Wikipedia サンタクロース

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