美味しんぼ43巻プロポーズの名言から考える“共に人生を生きる”こと

パートナーと一緒になりたい想いはあるけれど、自分の過去を理由になかなかタイミングが見出だせないという方もいらっしゃいます。

あるいは、お相手の方がそのお考えをお持ちで、なかなか結婚への足がかりが掴めない方もいらっしゃるかもしれません。

そんなおふたりに向けて、今回は漫画「美味しんぼ」第43巻のプロポーズストーリーを切り取り、“過去との訣別から共に生きる覚悟”をテーマにお伝えします。

本記事をきっかけに、”おふたりのこれから”についてわずかばかりの後押しとなれば幸いです。

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漫画「美味しんぼ」とは?

 『美味しんぼ(おいしんぼ)』は、日本のグルメ漫画の金字塔とも言える作品で、食にまつわる深いテーマと人間ドラマが魅力の作品です[1]

物語の主人公は、東京都銀座近辺にある東西新聞社の記者 山岡士郎。彼は同僚の栗田ゆう子と共に、「究極のメニュー」という壮大な企画を任されます。

この「究極のメニュー」企画とは、食文化の集大成ともいえる料理を追求する一大プロジェクト。

ところが、本人の思惑とは裏腹にライバル新聞社である帝都新聞が立ち上げた、美食倶楽部を主宰する海原雄山監修の「至高のメニュー」企画との対決が始まります。

海原雄山は山岡の実の父であり、親子の深い確執も物語の核のひとつです。

単なるグルメ漫画にとどまらず、環境問題、農薬、食の安全、添加物、伝統文化の継承などの社会的テーマ、そして親子の対立、栗田ゆう子との恋愛模様を通じた親子関係や人生観も交えた奥深いストーリーです。

美味しんぼ第43巻 山岡士郎の過去と訣別するプロポーズストーリー

山岡士郎は皮肉屋で不器用、他人の気持ちは分かるのに、自分の事になると鈍感。一方で、まっすぐで人の気持ちに敏感な栗田ゆう子は、士郎の中にある優しさや誠実さを徐々に見抜いていきます。

士郎もまた、ゆう子といることで自分が変わっていくのを感じていきますが、彼の中には常に実の父である海原雄山と亡き母の関係から、結婚に疑いを持っていて踏み出すことができませんでした。

そんな士郎が、同じ境遇の男女の手助けをしたことをきっかけに、ついにゆう子に想いを告げます。

そのシーンが美味しんぼ第43巻のこの名言です。

 

ゆう子さんが過去なんかくずかごに叩っ込んで、立村さんと結婚できるように、俺、全力を尽くす。

そして それに成功したら、俺も過去はゴミ箱に叩っ込む。

そして次は、俺の番だ・・・・・・

君に結婚、申し込むよ。

(美味しんぼ43巻「過去との訣別<前編>」[2]

 

士郎のプロポーズは、彼の不器用さや自分に対する自信のなさがありながらも、心の奥から出てきた「本音」を伝えました。

ゆう子は突然のことに驚きながらも、ずっと待っていたその言葉を受け入れました。

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指輪とは“共に生きる”という想いが「かたち」。

過去と訣別し、ふたりが選んだ“共に生きる”というストーリーがこの43巻以降に描かれていきます。

長い間、仕事のパートナーとして常に一緒に時間を過ごしてきたふたりにとって、結婚とはゴールではなく「これからも一緒に歩んでいく」という新たなスタートです。

美味しんぼのエピソードには出てきませんが、山岡士郎が栗田ゆう子に贈る婚約指輪や結婚指輪は、そんな「人生を共にする覚悟の証」かもしれません。

モリスルビーでは、信用を何より大切に、本物の天然無処理ルビーのブライダルリングを販売しています。

おふたりの熱い想いをかたちにする唯一無二の指輪をお選びの際は、「赤い宝石ルビー専門店」である、モリス銀座店、モリス京都三条本店にぜひご来店ください。

【この記事を書いた人:モリスルビー編集部】

<参考文献>
[1] 小学館,「美味しんぼ」,available at https://www.shogakukan.co.jp/books/09180751
[2] 小学館,「美味しんぼ 43」,available at https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784091832832

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