ルビーの購入場所と方法【通販は危険?オーダーメイド先の選び方も解説】

「誕生日や結婚記念日などの特別な節目に大切な方へ贈るジュエリー」「世代を超えて受け継がれる資産」として、本物のルビーには他の宝石にはない唯一無二の価値があります。

しかし、「どこで購入すればよいのか」「通販で買っても大丈夫なのか」「ルースは持っているがオーダーメイドをどこに頼めばよいかわからない」といった声を、多くの方からいただきます。

市場には品質も価格もさまざまなルビーが流通しており、購入先の選び方ひとつで、手に入れるものの価値が大きく変わってしまうのが現実です。

この記事では、ルビーの購入場所と各購入方法の特徴、通販を利用する際のリスクと注意点、信頼できるオーダーメイド先の選び方を天然無処理ミャンマー産ルビーの専門店「モリス」が解説します。

本物のルビーをご覧になりたい方は、ぜひ一度、東京銀座・京都三条の店舗にお越しください。(来店予約はこちら

モリスルビー代表取締役 森孝仁
森 孝仁
株式会社モリス 代表取締役

天然無処理ミャンマー産ルビー専門店「モリスルビー」代表取締役。ルビーの原産地ミャンマーの鉱山から、ジュネーブ、ニューヨークの高級美術品オークション、サザビーズまで、ルビーの事ならすべて守備範囲の専門家。モリスルビーは、東京銀座、京都三条で展開しています。

目次
商品の購入・ルビーに関するご相談は店舗まで
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ルビーを購入できる場所は?

見分け方

ルビーは、さまざまな場所で購入することができます。ただし、購入場所によって信頼性・品質の確認方法・リスクが大きく異なります。

それぞれの特徴と注意点を正しく理解したうえで、自分に合った購入先を選ぶことが、本物のルビーと出会うための第一歩です。

ここでは、ルビーを購入できる場所を解説します。

  1. 宝石専門店・ジュエリーショップ
  2. オンライン通販
  3. 宝石展示会
  4. オークション
  5. 旅行先(海外)

購入場所①:宝石専門店・ジュエリーショップ

宝石店

宝石専門店やジュエリーショップは、ルビーを購入するうえで最も信頼性の高い場所です。

実際に手に取り、光にかざし、試着しながら「自分が好きかどうか」を確かめられることが、他の購入方法にはない最大の利点です。

店頭では専門家から品質・産地・処理の有無について直接説明を受けられるため、納得したうえで購入の判断ができます。

宝石専門店・ジュエリーショップを利用する際の注意点

注意しておきたいのは、「宝石店」と名乗っていても、ルビーの専門知識と品質判定の眼を持った人物が在籍しているかどうかは、店によって大きく異なる点です。

大型ブランドや百貨店でも、ルビーの価値を正確に見極められる担当者がいるとは限らないのが現実です。来店の際は、まずルビーを手に取って「好きかどうか」を確認することから始めてください。

好みのルビーが見つかったら、そのルビーの品質・産地・処理の有無について詳しく説明を求め、なぜその価格なのかを理解したうえで購入を判断するのが、正しい購入方法です。

購入場所②:オンライン通販

オンライン通販は、自宅にいながら多くの選択肢を比較できる便利な購入方法です。しかし、通販の場合、画面で見た色と実物の色・輝きが大きく異なることが珍しくありません。

特に高額なルビーほど、「実物を見て選ぶ」という行為が品質判断において不可欠であるため、通販での購入にはリスクが伴います。

どうしても通販を利用する場合は、以下の3点を必ず確認してください。

  1. 信頼度の高い鑑別機関の鑑別書が添付されているか?
  2. 柔軟な返品・返金ポリシーがあるか?
  3. ジュエリーショップの評判・実績はどうか?

アクセサリー感覚のルビーであれば通販も選択肢になりますが、資産性・希少性を重視した本物のルビーを求めるなら、実物を手に取れる環境での購入を強くおすすめします。

通販を利用するの注意点

①信頼度の高い鑑別機関の鑑別書が添付されているか?

信頼度の高い鑑別機関(スイスの「Gubelin Gem Lab」や「SSEF」、国内では「GIA」または「中央宝石研究所」)が発行した鑑別書が添付されているか必ずチェックしましょう。

②柔軟な返品・返金ポリシーがあるか?

購入後に実物が期待と異なった場合に対応できる、柔軟な返品・返金ポリシーがあるかどうかも必ずチェックが必要です。

③ジュエリーショップの評判・実績はどうか?

購入先のジュエリーショップの評判・実績を事前に確認しましょう。高額なルビーの場合は店舗での確認も視野に入れておきましょう。

高額なルビーを購入する際は、どこで購入するかよりも「誰から購入するか」という観点が重要です。つまり、信頼できるかどうかを見極める必要があります。

ルビー購入に潜むリスクについては、後述の「ルビーの購入失敗エピソード」でも詳しく解説します。

購入場所③:宝石展示会

宝石展示会は、多くの宝石商が一堂に集まり、さまざまな品質・価格帯のルビーを一度に比較できる場です。普段、店頭では見られないような希少なルビーと出会える可能性がある点も、展示会ならではの魅力です。

ただし、展示会は賑やかで短時間に多くの商品が並ぶ環境のため、基礎知識を持たないまま訪れると、商品の良し悪しを正確に見極めることが難しくなります。

展示会に臨む前に、最低限「処理の有無」「原産地」「ルビーの品質(GQ・JQ・AQ)」の基本的な知識を持っておくことが、後悔のない購入につながります。

疑問に思ったことはその場で積極的に質問し、十分な説明が得られない場合は判断を急がないことも大切です。

ルビーの品質については、この記事の「購入前に知っておきたい3つのポイントを抑える」でも解説しているので、チェックしてみてください。

購入場所④:オークション

オークションは、国際的な高級オークションハウス(Sotheby’sやChristie’sなど)から、国内のジュエリーオークションまで多様な選択肢があります。

高品質なルビーが出品されることもあり、コレクターや愛好家にとって魅力的な購入手段のひとつです。

ただし、国内の業者間オークションの多くは古物商許可証を持つ事業者向けのため、一般の方が参加できる場は限られています。また、オークションでは落札前にプレビューで実物を確認できますが、ルビーの品質を正確に判断するには相応の知識と経験が必要です。

品質の良くないルビーが出品されているケースもゼロではなく、入札前には産地・処理の有無・来歴をしっかり確認することが必要です。詳しい知識がない状態でのオークション参加は、判断を誤るリスクがあることを念頭に置いてください。

実際のオークションの様子も経験したことがあります。興味がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

購入場所⑤:旅行先(海外)

ミャンマーやタイ、スリランカなどルビーの産地を旅行した際に、「現地で本物を購入したい」と思われる方は少なくありません。しかし、「産地だから良いものが安く買える」というのは必ずしも正確ではありません。

現地で信頼できる宝石商を見つけることは非常に難しく、偽物・合成石・過大評価された商品が混在しているのが現実です。また、帰国後に問題が発覚しても、返品や品質保証の対応を受けることはほぼ不可能に近いため、トラブルになるリスクが高くなります。

旅行先でのルビー購入は、「思い出のお土産」として楽しむ程度にとどめておくのが賢明です。資産価値や品質を重視した購入であれば、帰国後に信頼できる専門店へ相談することを強くおすすめします。

ちなみに、ルビーの品質は産地によって異なります。「実際のどのくらい変わるのか」気になる方は、以下の記事をチェックしてみてください。

希少で価値の高い本物のルビーの購入方法

オンライン

市場には「天然ルビー」という名称で、品質も価格もまったく異なるものが数多く流通しています。同じ「天然ルビー」という鑑別書がついていても、その価値に100倍近い差が生まれることがあるのが、ルビーという宝石の難しさです。

希少で価値の高い本物のルビーを手に入れるためには、「どこで買うか」よりも、もっと本質的なことを理解しておく必要があります。

  1. 誰から買うかを意識する
  2. 本物を見極められる専門家・お店から購入する
  3. 購入前に知っておきたい3つのポイントを抑える

購入方法①:誰から買うかを意識する

ルビーの購入において、最も重要な判断軸は「誰から買うか」です。

これは単なる精神論ではありません。同じ「天然コランダム、宝石名ルビー」と鑑別書に記載された2つのルビーでも、手放す際に100倍近い価格差が生まれることが実際にあります。

その差を生み出すのは、数ある中でも特に「処理の有無」「原産地」「品質グレード」という3つの要素が重要です。これを正確に見極められる人間がいる店かどうかで、手にできるものが根本的に変わります。

だからこそ、価格やブランド名だけで判断するのではなく、「目の前の人がルビーの価値を正しく説明できるかどうか」を、購入の判断基準のひとつにしてください。

購入方法②:本物を見極められる専門家・お店から購入する

ルビーの価値を正しく見極められる専門家・お店はどうやって見つければよいのでしょうか。最も簡単な方法を紹介します。

すでにルビーをお持ちの方であれば、そのルビーを持参して「このルビーの品質と現在の価値を教えてください」と聞いてみることが、最もわかりやすい判断基準になります。

信頼できるジュエラーであれば、ルーペや鑑別道具をすぐに取り出し、そのルビーのインクルージョン・色調・産地の可能性・処理の有無などを自分の眼で語ってくれます。さらに、査定額の目安まで答えられる人物であれば、本物の専門家と言えるでしょう。

逆に、最初に「鑑別書はお持ちですか?」と聞いてくる担当者には注意が必要です。鑑別書は第三者機関による分析結果の報告であり、品質を保証するものではありません。自分の眼でルビーを見られる人間は、書類よりも先にルビーそのものを見ます。

また、ルビーの品質保証書をその店の名義で発行してくれるかどうかも、重要な判断材料のひとつです。品質に責任を持てるお店だけが、自社の名前で保証書を発行できます。

モリスルビーでは、20年以上にわたる加熱処理実験と5万石以上のインクルージョンデータをもとに、天然無処理であることを自社の品質保証書でお約束しています。

ルビーの品質について相談されたい方は、店舗にて本物のルビーをご覧になりながらご説明いたします。(来店予約はこちら

購入方法③:購入前に知っておきたい3つのポイントを抑える

ルビーの購入で後悔しないために、事前に理解しておきたいのポイントが3つあります。

  1. 処理の有無
  2. 原産地
  3. 品質グレード

ポイント①:処理の有無

市場に流通するルビーの多くは、色味や透明度を改善するために加熱処理が施されています。処理の有無は見た目だけでは判断できませんが、価値には大きな差があります。

天然無処理のルビーは希少性が高く、資産価値も長期にわたって維持されやすい一方、加熱処理ルビーは価格が抑えられる分、資産性の面では大きく劣ります。

また、よく混同されるのが「非加熱」と「天然無処理」の違いです。「非加熱」は加熱処理の痕跡が認められないという意味であり、加熱以外の処理(含浸処理・充填処理など)が施されていないことを意味するわけではありません。

資産価値を重視するなら、「天然無処理」であることを品質保証書で確認することが不可欠です。

ポイント②:原産地

ルビーの産地は、価値に直結する重要な要素です。

中でもミャンマー(モゴック)産のルビーは、クロムを主な着色要因とし、紫外線を照射すると鮮やかな赤色に蛍光反応する特性から、世界的に最高の評価を受けています。

同じ品質のルビーでも、産地によって価格が10〜100倍異なることもあるため、必ず確認しておくべき要素です。

ポイント③:品質グレード

ルビーの品質は、宝石の種類・産地・処理の有無・色・透明度・内包物・サイズの7項目をもとに、以下の3段階で評価されます。

  • GQ(ジェムクオリティ):最高品質。希少性・資産性ともに最上位
  • JQ(ジュエリークオリティ):高品質。ジュエリーとして十分な美しさを持つ
  • AQ(アクセサリークオリティ):普及品。GQとの価値差は10倍以上になることも

購入の目的が「身につける喜び」であれJQ、「資産・家宝として残す」であればGQを基準に選ぶことが、長期的な満足につながります。

品質グレードに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は、参考にしてみてください。

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ルビーの購入失敗エピソード(通販は危険?)

ルターリング

「通販でルビーを購入しても大丈夫?」という疑問を持つ方は多くいます。実際、通販での高額・高品質なルビーの購入にはリスクが伴います。

これは通販サイトが悪質だということではなく、ルビーという宝石そのものが持つ「実物を見なければ価値がわからない」という特性に起因しています。

ここでは実際に起きた事例をもとに、そのリスクと対策を正直にお伝えします。

NYアンティークショーで起きた偽物事件

ルビーの購入リスクを語るうえで、忘れられない事例があります。

21世紀初頭、ニューヨークで開催されたアンティークジュエリーショーでのことです。

信頼のおける出展者が、有名なジュエリー店の刻印が入った18金の台に1カラットの美しいルビーがセットされた指輪を販売しました。出展者の評判も高く、商品の見た目にも疑う余地はありませんでした。

ところが後日、そのルビーの真贋を改めて鑑定したところ、合成ルビーであることが判明したのです。驚くべきことは、出展者自身もその事実に気づいていなかったという点です。

返金は行われたものの、「知識と経験のあるプロでさえ、ルビーの真贋を見誤ることがある」という事実が、改めて世界に示された出来事でした。

ルビーは見分けるのが難しい宝石

この事例が示すのは、ルビーは外見だけでは本物と偽物・合成石の区別が極めて難しい宝石だということです。

信頼できる出展者から購入しても、その出展者自身が見誤るリスクがあります。だからこそ、「誰から買うか」は、単なる好みの話ではなく、購入の安全性に直結する重要な要素です。

通販でルビーを購入するリスク

ルビーの通販には、いくつかの構造的なリスクがあります。最も大きなリスクは「実物を見られない」ことです。

ルビーの価値は、色の深み・透明度・輝き・インクルージョンの状態など、画面越しでは正確に伝わらない要素によって大きく左右されます。プロの写真家が撮影し、色調整を施した商品画像と、手に取ったときの実物の印象は、まったく別物であることが珍しくありません。

通販が選択肢になるのは、主にアクセサリー品質(AQ)の低価格帯のルビーに限られます。資産性・希少性を重視した本物のルビーを求めるなら、実物を手に取れる環境での購入が必須です。

写真だけでは判断できない

ルビーの処理の有無・原産地・品質グレードは、写真からは判断できません。鑑別書が添付されていても、それは第三者機関による分析結果の報告であり、品質の保証ではありません。

同じ「天然ルビー・加熱処理の痕跡なし」という鑑別コメントがついていても、その価値に大きな差が生じるのがルビーという宝石です。

さらに、高額ルビーの通販では返品・返金トラブルも起きやすい傾向があります。「思っていた色と違う」「実物が写真より小さく感じる」といった理由での返品対応は、ショップによって対応がまちまちです。

安全に購入するために確認すべきこと

失敗しないルビーの購入のために、以下の5つを確認することをおすすめします。

  1. 信頼性の高い鑑別機関の鑑別書があるか
  2. お店の名義で品質保証書を発行してくれるか
  3. 担当者が実物を見てルビーの品質を語れるか
  4. 返品・返金ポリシーが明確か
  5. 産地・処理の有無を明確に説明してくれるか

①信頼性の高い鑑別機関の鑑別書があるか

ルビーの鑑別書は、発行機関によって信頼性が大きく異なります。

国際的に最も信頼性が高いのは、スイスのGubelin Gem LabとSSEFです。国内ではGIA(米国宝石学会)または中央宝石研究所(CGL)が参考になります。

今回紹介した機関以外が発行した書類のみが添付されている場合は、慎重に判断してください。

②お店の名義で品質保証書を発行してくれるか

鑑別書はあくまでも第三者の分析結果です。天然無処理であることをその店が保証してくれるかどうかは、鑑別書とは別の話です。

自社名義の品質保証書を発行できる店は、それだけルビーの品質に責任を持っているということを意味します。

③担当者が実物を見てルビーの品質を語れるか

先述のとおり、ルーペや鑑別道具をすぐに取り出し、そのルビーの産地・処理の有無・グレードを自分の眼で語れる担当者がいるかどうかを確認してください。

④返品・返金ポリシーが明確か

特に通販の場合、実物を見た後に想定と異なると感じた際の対応が明確なショップを選ぶことが安心につながります。

⑤産地・処理の有無を明確に説明してくれるか

「天然ルビー」という表記だけでは不十分です。産地と処理の有無を明確に説明し、その根拠を語れる店かどうかが、信頼できる購入先かどうかの判断基準になります。

モリスルビーでは、上記5つすべてに対応しています。

天然無処理ミャンマー産ルビーを実際にご覧になりたい方、購入についてご相談されたい方は、ぜひ一度店舗へお越しください。

(来店のご予約・お問い合わせはこちら

ルビーのオーダーメイド・リフォーム先の選び方

ルビー指輪

「ルビーのルースは手元にあるが、どこにデザインを依頼すればよいかわからない」「親から受け継いだルビーのジュエリーを、今の自分に合う形に作り直したい」などの相談も多く寄せられています。

ルビーのオーダーメイド・リフォームは、手元の宝石に新たな命を吹き込む特別な体験ですが、依頼先の選び方を誤ると、大切な宝石の価値を損なうリスクもあります。

ここでは、安心して依頼できる先を選ぶための判断基準を紹介します。

ルビーのオーダーメイド・リフォームとはどんなもの?

まず、オーダーメイドとリフォームの違いを整理しておきましょう。

オーダーメイドとは、手元にあるルビーのルース(裸石)や新たに選んだ宝石をもとに、枠・デザインをゼロから設計・制作することを指します。世界にひとつだけのジュエリーを形にする方法です。

リフォームとは、すでにジュエリーとして仕立てられているものを解体し、宝石を活かしながら新しいデザインに作り直すことです。「親から受け継いだ指輪のルビーをペンダントにしたい」「デザインが古くなったリングを現代的に仕立て直したい」といったケースがこれにあたります。

どちらに共通して言えるのは、ルビーは色・透明度・形・インクルージョンの状態が一石ごとに異なるため、汎用デザインをそのまま当てはめるのではなく、その石の個性を理解したうえでデザインを設計することが、美しい仕上がりの鍵になるという点です。

リフォームについて

リフォームを検討するタイミングとして多いのは、相続・贈与でジュエリーを受け継いだとき、ライフスタイルや年齢に合わせて身につけ方を変えたいとき、そして長年使っていなかったジュエリーを再び日常に取り戻したいときです。

ルビーのリフォームで人気が高いデザインは、宝石の赤を引き立てる「一粒ペンダント」、周囲にメレダイヤを配した「取り巻きデザイン」、そして世代を超えて受け継ぎやすい「アンティーク調」の3つです。

ルビーのリフォームを検討されている方は、「【京都・東京銀座】ルビー専門店のジュエリーリフォーム」の記事も参考にしてみてください。

信頼できる依頼先を選ぶ3つのポイント

オーダーメイド・リフォームの依頼先を選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントが3つあります。

  1. ルビーの価値を理解している専門家・職人がいるか
  2. 宝石のすり替えリスクへの対応が明確か
  3. 自社工房を持っているか確認する

ポイント①:ルビーの価値を理解している専門家・職人がいるか

リフォームの仕上がりは、担当する職人がルビーという宝石の個性をどれだけ理解しているかに大きく左右されます。ルビーは色・透明度・形が一石ごとに異なり、同じデザインでも石の特性に合わせた留め方・枠の設計が必要です。

「どんな宝石でもリフォームします」という汎用店ではなく、ルビーの個性を熟知した専門家がいる店を選ぶことが、美しい仕上がりへの近道です。

ポイント②:宝石のすり替えリスクへの対応が明確か

大切なルビーを預ける以上、すり替えリスクへの対応は必ず確認しておくべき点です。信頼できる店では、宝石をお預かりする際にお客様と一緒にルーペで宝石の特徴を確認し、写真や伝票で状態を記録したうえで作業を開始します。

鑑別書がある場合はその情報との照合も行います。こうした確認プロセスが明確に設けられているかどうかが、信頼性の判断基準になります。

ポイント③:自社工房を持っているか確認する

リフォームを外部の工房に委託している店も多くあります。

自社工房を持つ店の場合、職人との直接コミュニケーションが可能で、デザインの細かな調整や品質管理が行いやすく、仕上がりの確認もスムーズです。依頼前に「加工はどこで行いますか?」と確認することをおすすめします。

モリスルビーのオーダーメイド・リフォームについて

モリスルビーでは、京都三条の自社工房を拠点に、東京銀座でもオーダーメイド・リフォームのご相談を承っています。

最大の特徴は、ルビー専門店としての知見を活かした「石の個性に合わせたデザイン提案」ができる点です。

天然無処理ミャンマー産ルビーを20年以上専門に扱ってきた経験から、一石一石の色・透明度・形・インクルージョンの状態を正確に把握し、その石が最も美しく輝くデザインをご提案します。

宝石のすり替えリスクに対しても、明確な対応を設けています。お預かりの際には、お客様とともにルーペで宝石の特徴を確認・記録し、鑑別書がある場合は照合したうえで作業を開始します。大切な宝石を安心してお預けいただける環境を整えています。

実際のリフォーム事例として、「贈られたダイヤモンドの指輪を、メレダイヤの取り巻きネックレスへ仕立て直し、裏面にハート型のルビーを添えたリバーシブルネックレス」があります。

お客様からは「ダイヤは永遠、ルビーは愛。永遠の愛で守られていると感じる」という言葉をいただきました。

リフォームの価格は、シンプルなペンダントへの作り替えで5万〜15万円程度、指輪へのリフォームは10万円前後〜が目安です。

ルビーのオーダーメイド・リフォームについてご相談されたい方は、東京銀座・京都三条の店舗へお越しください。(来店予約はこちら

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ルビーを購入する際の注意点

ルビーの品質保証書

ルビーの購入場所・方法・失敗事例・オーダーメイドについてお伝えしてきましたが、最後に購入前に必ず理解しておきたい注意点を3つ紹介します。

これらを事前に把握しておくことが、後悔のないルビー購入につながります。

  1. 購入目的を先に決める(身につける楽しみと資産価値)
  2. 鑑別書を過信しない(非加熱と天然無処理の違い)
  3. 品質保証書を発行してくれるお店を選ぶ

注意点①:購入目的を先に決める(身につける楽しみと資産価値)

ルビーの購入前に最初に決めておくべきことは、「何のために買うのか」という目的です。ルビーには2種類の価値があります。

  1. 使用価値:身につけることで得られる喜び、デザインへの満足感
  2. 交換価値(資産価値):手放すときに値段がつく、世代を超えて受け継がれる価値

使用価値と交換価値は必ずしも一致しません。

購入時にほぼ同じ価格だった2つの天然ルビーでも、手放す際に100倍近い価格差が生まれることが実際にあります。この差は、処理の有無・産地・品質グレードという、見た目からは判断しにくい要素です。

身につける楽しみと資産価値

①使用価値

身につける楽しみを優先するなら、価格を抑えてデザインや色の好みを最優先に選ぶことをおすすめします。

②交換価値(資産価値)

交換価値(資産価値・家宝)を重視するなら、天然無処理・ミャンマー産・品質グレードを基準に選ぶことが長期的な満足につながります。

どちらが正しいということではありませんが、目的を曖昧にしたまま購入すると、どちらの満足も中途半端になるリスクがあります。購入に臨む前に、自分はどちらを重視しているかを明確にしておくことが、最初の重要なステップです。

注意点②:鑑別書を過信しない(非加熱と天然無処理の違い)

ルビーの購入時に「鑑別書があるから安心」と考える方は多くいます。しかし、鑑別書への過信は、購入後の後悔につながる典型的な落とし穴のひとつです。

鑑別書(分析結果報告書)は、鑑別機関が定めたガイドラインに沿って分析した結果を報告する書類であり、宝石の品質を保証するものではありません。あくまでも第三者の意見です。

鑑別書は参考にする価値がありますが、それだけを根拠に高額なルビーを購入することは避けてください。

非加熱と天然無処理の違い

特に注意が必要なのが「非加熱」と「天然無処理」の違いです。

鑑別書に「No indication of heating(加熱処理の痕跡が認められない)」と記載されていても、それは「加熱処理をしていない」という証明ではありません。

ルビーには加熱以外にも、含浸処理・充填処理・表面拡散処理といった処理方法があり、これらの処理の有無は「非加熱」の表記とは別に確認が必要です。

つまり「非加熱ルビー」は、加熱処理の痕跡がないというだけであり、すべての処理が施されていないことを意味する「天然無処理」とは異なります。

この違いを理解していないと、資産価値を期待して購入したルビーが、実際には処理石だったというケースも起こりえます。

また、鑑別機関のガイドラインは変わることがあります。同じルビーを数年後に再鑑別に出したところ、コメントが変わっていたというケースも実際に存在します。

非加熱ルビーと天然無処理ルビーの違いについては、「非加熱ルビーとは?【加熱処理との違いや見分け方・価値について解説】」の記事をご覧ください。

注意点③:品質保証書を発行してくれるお店を選ぶ

鑑別書だけでは品質の保証にならないとすれば、何を判断基準にすればよいのでしょうか。その答えが「お店が自社名義で発行する品質保証書」です。

品質保証書とは、鑑別機関の第三者意見とは異なり、そのお店自身が「このルビーは天然無処理である」と責任を持って保証する書類です。この書類を自社名義で発行できるお店は、自分たちでルビーの処理の有無を判断できる知識・経験・実績を持っているということを意味します。

資産価値を重視してルビーを購入する方には、品質保証書を発行してくれるお店を選ぶことを強くおすすめします。また、購入後に何か問題が生じた際に、天然無処理である理由をきちんと立証してもらえるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

モリスルビーが品質保証書を発行できる理由

モリスルビーが品質保証書を発行できる理由は、自社で原石の採掘から研磨までを手掛け、2006年から20年以上にわたって加熱処理実験を続けてきた実績にあります。

5万石を超えるインクルージョンの顕微鏡拡大写真データを保有し、スイスのGubelin Gem Labへの研究用サンプル提供も行っています。

それでも判断が難しいルビーについては、お客様へのお届けを見合わせるという選択をしています。品質への責任を、数字と実績で示せるお店かどうかが、最終的な信頼の基準です。

天然無処理ミャンマー産ルビーの品質について直接確認されたい方は、ぜひ一度店舗へお越しください。(来店予約はこちら

本物のルビーと出会うために(専門店から一言)

Morisruby CEO

この記事では、ルビーの購入場所と方法について、通販のリスク・オーダーメイド先の選び方・購入時の注意点まで幅広くお伝えしてきました。最後に、記事全体の要点を整理します。

ルビーは宝石店・通販・展示会・オークション・旅行先などさまざまな場所で購入できますが、高品質・高額なルビーほど、実物を手に取って確認できる専門店での購入が最も安心です。通販は手軽な反面、画面越しでは品質の判断が難しく、資産性を重視する購入には向きません。

オーダーメイド・リフォームを検討されている方は、ルビーの個性を理解した専門家がいるか・自社工房を持つか・すり替えリスクへの対応が明確かを確認したうえで依頼先を選んでください。

購入前には「使用価値」と「資産価値」のどちらを重視するかを明確にし、鑑別書を過信せず、自社名義の品質保証書を発行してくれるお店を選ぶことが、後悔のない購入につながります。

そして、この記事を通じて最もお伝えしたかったことは、「誰から買うか」という一点に尽きます。同じ「天然ルビー」という名称でも、その価値は処理の有無・産地・グレードによって大きく異なります。その違いを正確に語れる人間がいるお店かどうかが、本物のルビーと出会えるかどうかを左右します。

ルビーは、出会いのタイミングと選ぶ人の眼によって、一生ものの宝石にも、ただの赤い石にもなり得ます。だからこそ、「このルビーが好きだ」と思える一石と、信頼できる専門家のもとで出会ってほしいと思います。

本物の天然無処理ミャンマー産ルビーをご覧になりたい方、購入・オーダーメイド・リフォームについてご相談されたい方は、ぜひ一度モリスルビーの店舗へお越しください。東京銀座・京都三条にて、皆さまのご来店をお待ちしております。

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