指輪は、その美しさや装飾性だけでなく、どちらの手につけるかによっても異なる意味を持つことがあります。
着ける指によっても意味が違ってきます。
この記事では、指輪をつける指によって異なる意味が生じることに焦点を当て、ルビーの指輪が持つ意味について詳しく探求します。
ルビーの指輪はつける手、指によって意味が変わる?
指輪をつける手・指による意味の違い
指輪を身につける際、一般的には左手の指と右手の指で意味が異なるとされています。
左手の薬指(第4指):左手の薬指に指輪をつけると、一般的には結婚指輪や婚約指輪として認識されます。この指に指輪をつけることで、愛と結びつき、結婚やパートナーシップのシンボルとして捉えられます。
左手の中指(第3指):左手の中指に指輪をつけることは、特別な意味を持つわけではありませんが、ファッションリングや個人の好みによって着けられます。
左手の人差し指(第2指):この指に指輪をつけると、自己表現や個人の強調を示す意味合いがあります。自己主張や目標に向かって進むことを象徴します。
左手の親指(第1指):左手の親指につけた指輪は、自己信頼心やリーダーシップに関連するとされますが、実際には、あまり親指に着けられることはありません。
右手の薬指(第4指):右手の薬指に指輪をつけることは、左手の薬指と同様、結婚指輪としての意味合いが一般的ですが、一部の文化や宗教では儀式的な指輪をこちらに着けることもあります。特にルビーの指輪を右手の薬指につける習慣は、エリザベス女王がインペリアルステートクラウンを装着する時、右手にルビーのリングを着けることで知られています。これは「力」の象徴であるルビーを利き手に着けることで世の中を統治するという意味です。
右手の中指(第3指): 右手の中指の指輪も、特別な意味を持つわけではありませんが、ファッションリングや個人の好みに応じて着けられることがあります。
右手の人差し指(第2指):右手の人差し指に指輪をつけることは、自己主張を示す意味があります。目標達成や自己表現を強化するシンボルとされます。
右手の親指(第1指):右手の親指に指輪をつけることは、自己信頼心や個人の達成に関連するとされます。一部の宗教的な儀式においても使用されることがありますが、一般的ではありません。
ルビーの指輪をつけるおすすめの指は?
結婚指輪の場合:左手の薬指(第4指)につける
伝統的な結婚指輪は、結婚式のクライマックス、結婚を決めた二人が牧師の前で指輪を交換しますが、この時に着けるのが左手の薬指です。
結婚指輪は「マレッジバンド」とも呼ばれ、宝石が装着されていないものが多いのですが、最近では、近いの象徴として小粒なルビーやダイヤモンドが装着された指輪もあります。
婚約指輪の場合:左手の薬指(第4指)につける
婚約指輪は、プロポーズをする男性から女性に贈られる指輪です。プロポーズの時に、「will you marry me?=結婚してくれますか?」という言葉と共に、女性の左手薬指に着けて貰います。
ルビーの伝統的な結婚指輪で有名なのは、プロテスタントの祖として16世紀に宗教改革を進めたドイツのマルチン・ルターが、修道女であったカテリーナ・ヴォン・ボラに贈ったルビーの指輪です。
左手の薬指に着けます。
将来の結婚への約束と共に、結婚後は、ふたりの愛情のシンボルになるでしょう。
ペアリングの場合も左手の薬指が一般的です。
しかし結婚指輪と違い、ペアリングにはつける指に一般的な決まりがあるわけではありません。
ファッションリングの場合:右手の人差し指(第2指)がおすすめ
ファッションリングは自己表現や個性を強調するためのものであり、欧州では、ルビーの指輪は右手に着ける習慣があります。
右手の人差し指にルビーの指輪をつけることで、自信と個人のスタイルを示すことができます。
アクセサリーとジュエリーの違い
ファッションリングは主に外見やスタイルを引き立てるために身につけられ、デザイン(構想)がフォーカスされます。
ファッションリングについては、個人のスタイルやセンスを表現するために用いられるため、特別な意味を持つことは少ないので、楽しいかどうかという視点で判断するのが良いでしょう。
ジュエリーは、装身具全般を指しますが、宝石を金、プラチナ、銀などの貴金属で使った枠にセットした「宝石ジュエリー」と、金、プラチナ、銀を使った「地金のジュエリー」の二種類が存在します。
素材自体が高額ですので、購入する時にはある程度の予算が必要です。
プラチナがまだジュエリーに使われていなかった18世紀以前のティアラなどのハイエンドジュエリー(超高級ジュエリー)は、銀が使われていたことが多く、現在とは違うところです。
またもう一つの装身具が、アクセサリーです。
比較的安価な銀などの貴金属やチタン、真鍮、銅などの金属を使った大ぶりなものも多く、着けて楽しむことを主な目的の装身具です。
アクセサリーの起源は、動物の牙や爪、または貝殻をペンダントとして首に着けたものだといわれています。
泥や樹液を身体に塗って装飾したり、刺青なども含めると起源はもっと古くなるかも知れません。
その当時は、まだ宝石はジュエリーとして身に着ける習慣が無かったとも言われており、装身具の歴史では、アクセサリーの方が古い可能性もあります。
結婚指輪の構想によってつける指は変わる?
指輪のデザインは、個人の好みや目的によって異なります。
結婚指輪や婚約指輪の場合、伝統的な薬指への装着が一般的ですが、それ以外のタイプの指輪は個人のスタイルと好みです。
大粒のルビーの指輪(結婚指輪)
大粒の石がついた指輪は、利き手ではないほうの指を選ぶと普段の生活の邪魔にならないという意見もありますが、ルビーの場合は、右側(利き手)に着ける伝統もあります。
大粒のルビーは結婚指輪として選ばれることが多く、カップルの永遠の愛を象徴します。
プロテスタントの礎を築いたドイツのマルチン・ルターがプロポーズの際、花嫁のカテリーナ・ヴォン・ボラに贈ったのはルビーの指輪で、彼女は左手の薬指に指輪を着けていたようです。
このように結婚指輪の場合は通常、左手の薬指に装着され、この指につけることで、愛情と結びつきを象徴するとされています。
小粒のルビーが複数ついた指輪(エタニティーリング)
小粒のルビーと同じ大きさのダイヤモンドを交互に並べたエタニティリングは、カジュアルなファッションと合わせやすく、カクテルパーティーなどで右手に付け替えると、グラスを持った手に真っ赤なルビーの輝きが注目を集めるでしょう。
ルビーのエタニティリングを人指し指につける場合は、自己主張や目標に向かって進むことを象徴し、見るたびに自らの進む道を思い出させてくれます。
小粒のルビーを使ったエタニティリングは、大粒なルビーのリングと比べ指に装着した時にひっかかりにくく、指輪のバンドの部分と一体化しているので、普段の生活で気になりにくいでしょう。
日常生活を鮮やかにしてくれるアイテムです。
どの手、どの指に着けるか?は、その日の気分でも良いのではないでしょうか?
エタニティリングは、サイズ変更が他のスタイルの指輪より難しい部分がありますので、注意は必要です。
ルビーの指輪を持つ意味
ルビーの語源は、旧ラテン語のルビヌス「赤」を表します。
レッドカーペット(赤い絨毯)を敷いたところをロイヤルファミリーやハリウッド俳優、世界級のスポーツ選手が歩いていく姿を皆さんもよくテレビなどでご覧になると思いますが「赤」は太古より、特別な人の色だという慣習があります。
地球上で一番硬い「赤」がルビーという宝石です。
ルビーの指輪をどちらの手、どの指に着けるか?を考える以上にルビーの指輪をつける意味について説明しましょう。
愛情と情熱の象徴
ルビーは情熱的な愛の象徴とされていますが、ハートマークも赤色、ルビーの色です。
ルビーの語源は、「ルビヌス」、旧ラテン語で赤を意味します。
そして赤いバラが「愛」を表す花であるように「赤色」のルビーの指輪を贈るということは、愛する人への愛情表現としては、強いメッセージを送ることになります。
自己表現や自信のシンボル、人の目を引く強い色
ルビーは自己表現と自信を高めるといわれています。
ルビーが発する「赤い光」は、人が見える光の中で一番の長波光であり、人間の眼の奥にある色を感じる細胞の60%は「赤」を認知するものです。
要するに、一番短い紫色の光線と比べて、人が注意を向ける光線であり、注目を集める光であり色です。
自己表現する時に、自分自身を信じるためには、注目が集まることがとても重要であり、自己表現と自信のシンボルとされる理由です。
ルビーがエネルギーとパワーの象徴といわれる理由
ルビーはエネルギーとパワーを高める宝石とされていますが、パワーストーンと聞くと、なにか怪しい話に聞こえてきます。
ルビーについてエネルギーという話をするのであれば、ルビーが発する周波です。
ルビーが発する赤い光はレーザー光線の発明にも寄与していますが、長波光であり幅が狭く長い波長を持っています。
他の色の光線と比べて細く長い特徴があり、そのため人間の皮膚を透過していきます。懐中電灯で手の平を照らすと皮膚を通り抜けてきて赤色が見えるのはそのためです。
逆に短い光である紫色の光線は、皮膚がメラニン色素を出してまで止めようとします。
その理由は、幅が広い光線は、遺伝子内のmRNA細胞を損傷させて染色体異常を起こす原因になるからです。
要するに殺菌効果と同じです。
赤い光線が血行促進して健康に良いのは、医学的にも証明されています。
ルビーが、エネルギー、パワーの象徴とされているのも、この説明で簡単に理解できると思います。
目標達成に向けたエネルギーを引き出すといわれる理由も同じです。
ルビーの指輪はこんな人におすすめ
赤い宝石ルビー、その「赤」の特徴は前項で説明した通り、身に着けるジュエリーです。
その特徴に日常触れてほしい方は次のような方です。
愛情と情熱を強化したいカップル
女性にバラの花を贈ることの意味は皆さんご存じだと思います。
薔薇を1本贈ると「ひとめぼれしました」または「あなたしかいない」、2本だと「この世界には、あなたと私ふたりだけ」、3本だと「愛しています」「告白」と赤いバラを贈る時の花言葉は、1本目から365本まで、すべてカップルのための言葉です。
毎日、365本のバラを贈るなんてロマンチックで素晴らしい愛情表現ですが、高額なルビーは、お花のように毎日贈ることはできないかも知れませんが、一生残ります。
愛情表現には、強力な一つになるでしょう。
貰って嬉しくない女性はいないでしょう。
今でいう絵文字のように「愛」を表すシンボルとしてルネッサンス期以降使われているハートマークはルビー色「赤色」で、ハートマークは、愛と生命、結びつきの象徴、カップルの結びつきを強くするアイテムです。
今は亡き、ハンサムで皆が憧れるご自慢の旦那さんに、「ルビーの結婚指輪」をいただいて結婚したおばあちゃんが、50年近く経って、娘さんに受け継ぐためにお仕立て直し(リフォーム)の相談をいただいた時のことです。
今から6~70年前に流行っていた赤い人工合成石でした。
家が1軒か2軒買える宝石ルビーだと聞いていたおばあちゃんのショックは、言葉にできない程でした。
「思い出」が壊れてしまうほど酷いことはありません。
結婚指輪でルビーの指輪を贈る時には、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーだと、しっかりと購入するお店に、その旨を保証してもらえるように品質保証書を発行してもらうことを忘れないようにして下さい。
鑑別書ではありませんのでご注意を。
自己表現や自信を高めたい方
赤色のルビーは「注目を集めます」。
赤が注意を集める色調であることは前項でも伝えていますが、人の注目を集めることが自信につながることについては異論はないと思います。
遠慮する女性、思慮深い女性は、目立たないように気を配りますが、そもそも存在感が無い人と、注目を集めるが、目立たないように配慮している女性とは、まったく違います。
男性からの好感度では、後者でしょう。
立ち振る舞いが美しく洗練されていくのは、人に見られているという意識があるからです。
赤色のルビーは着けている人の意識を高めてくれる宝石です。
自己表現そのものであり、時間と共に自信につながっていきます。
自分を信じること「自信」を高めたい人が、人前で常人離れしたパフォーマンスを披露して自信につながることがありますが、パフォーマンスができる自己満足感が自信をつけるのではなく、パフォーマンスを見た周囲の人たちの注目を集めること、そして評価されることで自信がつくのです。
宝石ルビーを身に着けていると注目を集め、人の視線を集めることが自信につながっていきます。
自信を高めたい方は、試してみてください。
目標達成や自己成長を追求したい方
ルビーは、感性を刺激する宝石ですから、大きな目標達成にはルビーです。
そして落ち着いて解決できる問題、目標であれば、冷静にミスをなくすという意味で、ブルーサファイアなど、落ち着かせ、ミスを防ぐ意味のある青色の宝石が良いのでしょう。
ただ、挑戦しなくてはならない、大きな目標を達成しようとするなら、赤色のルビーでしょう。
美しさと意味を組み合わせたファッションを楽しみたい方
ファッションに精通している方なら、赤色が重要だということは議論の余地はないでしょう。
ただ、難しいところは、宝石ルビーの存在感です。
存在感があるので、洋服に合わせようとすると真っ白か真っ黒の両極端なトーンで合わせるのがおすすめです。
白いダイヤモンドは、色々な服に合わせられるから良いという方も多いので、自信のない方はダイヤモンドが良いかも知れません。
スタイリングに自信のある方は、少し難しいルビーに挑戦してみて下さい。
まずは、ピンキッシュルビーから始められるのも良いと思います。
ピンキッシュルビーはかなり広い幅のお洋服に合わせられるはずです。
7月生まれの方
ルビーは7月の誕生石として知られており、7月生まれの人々にとって特別な宝石であることは言うまでもないでしょう。
7月生まれの彼女、彼の誕生日プレゼントとして、また自身へのご褒美として、ルビーの指輪を贈ることで、誕生日を祝福しましょう。
ルビーの指輪をつけるなら、天然石を選ぼう
天然石と人工合成石の違い
大自然の造形美である天然宝石と人工合成石の違いについて、母なる地球の欠片、大自然の造形美が宝石、対して人間が何かの意図で作り出したものが人工合成石です。
何十億年ともいわれる気の遠くなるような時間の中で育まれた環境で結晶した宝石の定義は、美しく、希少性が高く、経年変化がないものです。
人工的に作るものは、人間がその数を増やすことができるため、希少性の立証が出来ず、宝石としての価値はほとんどありません。
しかし、化学組成が同じであることから、約120年前に初めて市場に出てきたときはルビーとして取り扱われた時期もありますが、前述の理由から、宝石として扱われないこと、今後も数量が増え続けることから、アクセサリーとして使うことを楽しむという目的で購入するのが良いでしょう。
長く大切にすることで、交換価値が上がったりすることはありません。
交換価値(資産性)を考えるなら、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーが良いでしょう。
身に着けるだけなら、人工合成石でも同じだが
ジュエリーとして身に着けることだけを目的にするのであれば人工合成石という選択もあります。
見た目はルビーと全く同じですし、詳しくない人から見ると本物のルビーとあまり変わりません。
購入する時の値段は桁違いに安いので、身に着ける楽しみだけを選ぶ場合には、人工合成石はおすすめです。
5ct、10ctの迫力のあるサイズも楽しむことができるでしょう。
ただ、宝石ジュエリーは、着けていた人のアイコンのような存在になっていきます。
「あ!このルビーのリングは~さんのものだ!」とその方のシンボルマークのような存在になる宝石ルビーもあります。
いつか受け継ぐとき、手放す時にプロが査定することになり、その時に人工合成石だということが分かったら、気持ちがこもっている云々には関係なく、宝石としての査定はしてくれません。
もし、プレゼントする時に伝えていなければ…大切な思い出が壊れてしまいます。宝石ルビーは、何百年も使うことができますが、人工合成石は、価値が無いと分かった時に、元々持っていた方の評判にも影響しますので、身に着けるアクセサリーとして割り切って使うのが良いでしょう。
ルビーの指輪はどこで買えるのか?
ルビーの指輪を購入する時、どういう目的でルビーを買うのか?によって変わってきます。
デパートの宝石ジュエリー売場、一般のジュエリーショップ
デパートの宝石ジュエリー売場、またはジュエリーショップでは、実物のルビーを使った指輪を手に取って見ることができます。色々な指輪のデザイン(構想)を見比べたり、実際に自分の指に装着した時のイメージはもちろん、着け心地、重さをはじめ、自分の肌色や指の形との相性などを確認して購入できるため安心です。
宝石の品質については、鑑定書や商品の保証を提供することが一般的です。
宝石の種類、そしてサイズは、鑑別業者の発行する鑑別書(分析結果報告書)である程度は、確認できるでしょう。
鑑別業者として信頼度が高いのは、スイスのGubelin Gem LabかSSEF、日本で取得可能なのは、GIA(日本支社)か中央宝石研究所の(←挿入)ものがあります。
原産地と処理の有無は、宝石の価値判断に非常に重要ですが、鑑別書には、それについてコメントされているので、確認しておくといいでしょう。ただ、価値判断については、ご購入のお客様自身が行う必要があります。
オンラインショップ
オンラインショップは、自宅から気軽に指輪を選ぶことができるのが利点ですが、また、鑑別書が添付されているかどうか?を記述されている内容を確認するようにして下さい。
鑑別書では、宝石の種類とサイズが確認できます。原産地と処理の有無は、コメント欄に、推定される分析結果のコメントが記されていますが、結果を保証するものでは無いため、注意が必要です。
高額品の場合は、Gubelin Gem LabかSSEFの分析結果報告書が付いていれば、コメントの精度はかなり高いので安心です。
日本では、中央宝石研究所かGIA(日本支社)のコメントを確認して下さい。
信頼性のあるオンラインショップは、宝石の品質や真正性に関する情報、鑑定書や返品ポリシーを提供しています。
詳しく表記されていないサイトもありますので注意しましょう。
実際に着けたときの着け心地、そのルビーとの相性が良いかどうか?は商品が届くまで分かりませんが、似合わなかったと伝えるだけで、返品を受けてくれる良心的なお店もあります。
購入前に確認しておくことです。
還流品をオークションで購入する
ルビーの指輪は、長く使えるものです。
買ったけど気に入らなかった、好みに合っていなかった等々の理由で、手放す人がいます。
そういう還流品(セカンドハンド)を競売で落札し、ルビーの指輪を購入することも可能です。
ただ、競売なので、良いものが市場価格よりも安く手に入いることも、逆に人気が高く希少性の高いものは、市場価格よりも高くなることもあります。
また、品質や落札価格についての責任は、落札する本人にありますので、ある程度の経験が必要でしょう。
もちろんオークション会社は、前もって鑑別業者の発行する鑑別書などの分析結果を用意しており、また、競売開催日の前日までの数日は、手に取って実物の確認ができます。
ジュエラーのお店でルビーの指輪を購入する
ジュエラーとは、素材が分かり、構想(デザイン)がわかり、つくり(製作方法)に精通していて、そして自分のお店で、そのジュエリーを販売するお店のことです。
相性の良いルビーを選ぶところから、結婚指輪をはじめ、還暦のお祝いや記念日で贈るジュエリーまで、その指輪のデザイン(構想)まで、自分にピッタリなルビーの指輪を手に入れることができます。
また、ジュエラーのお店では、購入した後も、指輪のサイズ変更や修理の相談も気軽にできるでしょう。
ジュエラーに依頼して、相性の良いルビーを選び、自分またはプレゼントしたい人だけのデザイン(構想)で指輪をつくる場合は、ある程度の時間がかかります。
特別注文の場合は、1~2か月ぐらい、時間の余裕を持っておいた方が良いでしょう。
ただ、ジュエリーデザイン(構想)をゼロから考えるのは、意外と難しいかも知れません。
その場合、ジュエラーのお店には、得意なデザイン(構想)があります。プロフェッショナルがつくったルビーの指輪は、大量生産されて並ぶ商品とは違う「味」があります。
その中から選ぶのも良いでしょう。
利き手に着けるルビーの指輪
一般的な習慣として、指輪は通常、利き手とは反対の手につけると言われますが、ルビーの指輪については、あえて利き手に着ける習慣もあります。
利き手の反対側に着ける習慣というのは、例えば左手は、欧州では他人からいただく、受ける側の手とされており、相手がいる結婚指輪などは、左側に着ける習慣があるためです。
右手(利き手)にルビーの指輪をつけると、そのルビーの力を使うというポジティブな意味になります。
このルールは固定的なものではなく、個人の好みや文化によって異なるため、ルビーの場合は、特に右手、左手を意識する必要はないでしょう。
ルビーの指輪をプレゼントする場合の注意点
とても魅力的なルビーの指輪をプレゼントする際に気をつけるべきことがいくつかあります。
相手の好みを知り、相性のいいルビーの指輪を贈る
ルビーの指輪をプレゼントする時に大切なのは、プレゼントした人が喜び、贈った人が嬉しくなることです。
普段からの会話やしぐさでどんなルビーの指輪が似合うのか?考えるのも楽しいことです。
ルビーをはじめ、すべての宝石は品質によって値段が大きく違います。
ルビーの指輪を選ぶときには、相手の好みに合わせて、選ぶルビーの品質が違ってきます。
天然ルビーは、唯一無二の個性であり、世の中に同じものが2つとありません。
プレゼントしたい人と相性の良いルビーを選んであげることで、贈られる側の満足度が、大きくアップ、プレゼント自体の質が上がります。
ルビーの指輪の目的を考える
ルビーの指輪は、プロポーズ(婚約指輪)、結婚指輪、誕生日プレゼント、還暦のお祝い等々、人生のアニバーサリー(記念日)に使われることが多いのですが、お守りのような存在といて、自分で手に入れて着ける人も多いアイテムです。
購入の際には、ルビーの指輪をどういう目的で使うのか?明確にしておくことで、ちょうど良い指輪を見つけやすいでしょう。
予算を決める
高品質のルビーは価格が高くなることがあります。
特に天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、四大宝石の中でも最も高額ですので、前もって予算を設定しておくことも大切です。
ジュエラーであれば先に予算に合わせてピッタリのルビーを見せてくれるはずです。
予算を決める時のコツですが、まずは値段を決める前に、実際に下見をしてどのくらいの品質のルビーが、どのくらいの値段なのか? 品質と値段の関係を分かっておいた方が良いでしょう。
プロポーズや結婚指輪であれば、小さくてもGQジェムクオリティかJQジュエリークオリティ、最高品質、もしくは高品質のもの、誕生日プレゼントや自分へのご褒美など、普段から楽しくつけるルビーの指輪であれば、AQアクセサリークオリティ(宝飾品質)も選択肢の一つです。
少し色の淡いルビーの指輪が、お好きか、お似合いの人であれば、JQジュエリークオリティ、美しさA、色の濃淡#4のルビーがおすすめです。
天然無処理で美しいミャンマー産ルビーでも意外とお手頃な価格に感じられるでしょう。
高級ルビーの場合は、色の濃淡で、#5と#4の違いで価格が半分ぐらいになることもあります。(美しさが同じだとして)
プレゼントのシュチュエーションを演出する
特別なシチュエーションを事前に準備しておき、ルビーの指輪をプレゼントする瞬間を演出することも大切です。
せっかくのチャンスですから、最高の思い出にしましょう。
ジュエラーのお店に相談すると、贈る時のシチュエーションの演出についてもアドバイスがもらえると思います。
愛情や感謝の気持ちを伝える時には大切です。