ルビーは、古代から現代にわたってお守りとして人気の宝石です。
この記事では、女性のお守りとしてのルビーについて、その起源やいい伝えに質問が多いことについて、選び方を紹介していきます。
ルビーが女性のお守りとして人気の理由
ルビーは、女性が身に着けると幸せになれるということで、女性のお守りとして人気があります。
仕事運や金運財運の向上にも役立ち、肉体面、精神面においても勇気、積極性、活力を与えてくれる勝利を呼び込む宝石だと言われています。
しかし、宝石ルビーを着けていると超人になる訳ではありませんし、そんな調査もされたことは無いでしょう。
それでは、なぜそういう言伝えが多いのか?その理由を紐解いていきたいと思います。
勝利を呼び込む力
ルビーは勝利を呼び込む力を持っていると言われてきました。
これについては古代バビロニア(メソポタミア文明)で、ルビーはさそり座の胸の部分に輝く赤い星アンタレスを象徴する星とされ、軍神の宝石とされていました。
古代ギリシャ神話でも、大王ゼウスの次男マルスを象徴するのが宝石ルビー…マルスは同じく「軍神」です。
戦いの神様の象徴であったことが、勝利を呼び込むという言伝えにつながったのでしょう。
また、アフリカ、マサイ族では、初陣を迎える息子を母親が赤い顔料(レッドオーク)で真っ赤に塗って戦いに送り出す風習があります。
これは、戦いに勝つ願いと息子を守って欲しいというお守りの想いが習慣として残ったのでしょう。
勝利を呼び込む宝石ルビーは、そういう慣習から生まれた言い伝えです。
血行を良くする
ルビーは、身につけている人の血行を良くする効果があるといわれますが、宝石ルビーというよりは、赤色の光線の話だと考えられます。
赤い光線には明らかに血行を良くする作用があります。深部の毛細血管を広げたり、細胞の新陳代謝を促進することが分かっています。
私たちの目には、可視光線(380nm~750 nm)、紫から赤色までの7色が見えます。そしてルビーの赤色の光線(620nm~750nm)の範囲で、目に見える光線の中で一番波長が長い光線です。
白い光の懐中電灯で掌を照らして、逆側から見ると赤い光が透過すると思いますが、人間の皮膚を透過して身体の中を通り抜けていく光線です。
赤外線は、赤と同じ380nmから1000nmの遠赤外線までの範囲のことを示しますが、その細くて長い光が身体の中を通り抜ける時に血行を良くすることは、よく知られていることです。
遠赤外線治療は、この性質を使って血行を改善する治療法です。
可視光線の中でも最も周波数が高く、最も波長が低いものは紫外線(紫の光線より少し短い)ですが、人体がメラニン色素を出して、体内に入ってくるのを防ごうとする生理的反応は、よく知られています。体内に紫外線が入ると染色体異常を起こすからです。
このように、目に見える光線の中で、血行を良くするのは赤い光線…要するにルビーの光だということです。
冷え性・貧血・低血圧などに効果的と言われる理由は、上記のような理由からでしょう。
ルビーの女性のお守りとしての役割
ルビーは、女性のお守りとしてたくさんの役割を持つといわれますが、女性が…というよりは、守護の意味を持つという視点で説明したいと思います。
- 心の平穏さを保つ
- 愛情と情熱の象徴
- 自信と勇気をつける
役割①:心の平穏さを保つ
ルビーには心を落ち着かせ、安定させる力があるという説を唱える人がいますが、それは「安心」と関係していると考えられます。
事実をもとに考えられるのは、ルビーの語源は、旧ラテン語の「赤」です。そしてルビーが人類の歴史に登場するのは、とても古く、旧石器時代です。
ニューヨーク市立大学のTED THEMELIS博士の著書「Mogok」では、200万年前の原人がルビーの原石を集めていた形跡を確認したと記述があります。
集めた理由は分かっていないそうですが、その時代は、まだ現人類になる前ですが、旧石器時代といわれ打製石器を使い、火を使ったといわれます。
夜になると夜行性の大型肉食動物に捕食されていた時代です。
夜行性の動物は、火種を嫌がります。夜に火種を使いこなせた原人は、漆黒の暗闇の中で赤く輝く、炭火の光に守られて、その人口が一気に増えて行ったのは夜に食べられることが少なくなったからです。
暗闇にトラたちの光る目に囲まれていた恐怖からルビー色は人類を守ったということで、「怖いものから守られる」と認識するようになったのかも知れません。
数百万年という長い時間、人類はルビーの色に守られてきました。
今では、世界中の国々に残る「お守り」の色は、赤色です。ハリウッド俳優が闊歩するレッドカーペットもその名残…守られているという気持ちは、心の平穏を保つためにとても重要です。
ルビーが心の平穏を保つといわれる理由です。
役割②:愛と情熱の象徴
ルビーは愛と情熱を象徴するとされ、多くの女性に愛されています。
ルビーの宝石言葉は、「情熱」「愛」「生命」そして「力」です。
16世紀に、ドイツの大司教で、後に宗教改革を先導し、プロテスタントの礎を築いた、あのマルチン・ルターが、修道女であったカテリーナ・ヴォン・ボラにプロポーズした時に贈ったのはルビーの指輪です。(現在は、ドイツ、ライプツィヒ市の博物館に現物が展示されています)
恋愛・結婚運をアップするというのは、その宝石言葉や実際の結婚と非常に関係の深い宝石だからでしょう。
そして、情熱の象徴であるということは、あまり説明が要らないかも知れません。
情熱を色で表してくださいといわれたら「赤」を連想するのが普通だと思います。黒ではないでしょう。
役割③:自信と勇気をつける
自信と勇気もルビーの持つキーワードです。
勇気が必要な場面を想像して下さい。
それは普通の日常生活ではなく、経験が無い領域に挑戦しなくてはいけない特別な状況だと思います。
その時、勇気は、頭で考えた思考ではなく、怖くても前に進むと決めた瞬間の感性といえばハートの話です。
ハートは赤色で表します。ルビーの出番です。
古代メソポタミアの時代、古代ギリシャ、ローマ時代にはルビーは「軍神」戦いの神様の宝石でした。
そして自信とは、経験したことがない領域に挑戦し続けることで培われる、自分には、できると信じられる気持ちです。ルビーを着けて何度も難関に挑戦しクリアしたら、そのルビーは、最強のパートナーになります。
役割④:ヒーリング効果
細血管を拡張し、血行を良くする効果と関係していると考えられます。
ストレスを感じると人間の体は硬直し、血圧が上がります。
リラックスした状態の真逆ですが、これは人間がまだ動物だった時代に、より強く大きな肉食動物などに襲われた時の反応です。
反射的にホルモンのバランスを変えて身体が硬直するのですが、現代のように、継続的にストレスにさらされる時代には、ルビーを見てリラックスするのは良いと思います。
赤い光線を浴びて、血行が良くなれば、リラックスし、身体的な回復力を向上させ、元気を取り戻す手助けになるかも知れません。
ただ、医学的には、遠赤外線治療というものが存在するぐらいです。
ルビーがお守りとなった背景
ルビーがお守りとなった背景は、「心の平穏さを保つ」で説明した通り、人類が長い歴史の中で赤い光に守られてきた歴史にあります。
偽物がある?お守りにするルビーの選び方
精神的に大切なお守りにするルビーです。
しっかりした宝石ルビーを選びたいものです。
宝石ルビーの価値には、使用価値と交換価値(資産性)がありますが、お守りにするルビーは、どちらかと言えば精神的に大切なものなので、自分自身にフォーカスするなら使用価値(お守りとして大切にする)、そしていつか誰かに、自分の思い出と共に受け継ぐことを考えているなら、交換価値も考慮した方が良いでしょう。
お守りに最適なルビーは、どのように選んだらいいのでしょうか?
主な選び方は、以下のとおりです。
- お守りとして使う価値だけを考えて選ぶ
- お守りとして使う価値に加えて資産性も考えて選ぶ
- 一家のお守り、家宝として選ぶ
お守りとして使う価値を考えて選ぶ
お守りの一番の価値は「気持ち」です。気持ちとは言葉で表しきれない領域ですが、私たち人間にとってとても大切なものです。
旧石器時代の人類を、炭火の赤い光が人類を守って来たという説は、前項で伝えました。
その観点でお守りを考えると「赤い光を発するもの」ということになります。
耐久性をあまり重視しないなら「赤いガラス」、例えば鉛ガラスを結晶させたスワロフスキーなどがキラキラと美しいのでおススメです。スワロフスキーは、オーストリアの人工合成石のメーカーでブランド価値がありますので、少し高値です。
指輪などに装着して赤い輝きを楽しみたい場合は、ルビーの人工合成石が良いでしょう。きれいで頑丈です。そして非常に安価です。
ただ、自分がお守りとして使うこと(使用価値)が目的ですので、自分の大切な思い出と共に、誰かに受け継ぐなどの時には、「ニセモノ」と呼ばれることで、思い出が壊れることがあります。
使うときには、クリスタルや人工合成石だと分かって使うことです。
お守りとしての使う価値に加えて交換価値(資産性)も考えて選ぶ
前述のように、お守りとしての価値は、持っている人、身に着けている人が「守られている」という気持ちが持てるかどうか?が重要なポイントであり、使用価値です。
今日、大切な仕事のプレゼンテーションの日だとします、いつも守ってくれていると信じているお守りを、プレゼンテーションの直前に触ろうとしたら、いつものところに無い!となって不安にならない人はいないと思います。
お守りは、普段の生活ではあまり気にならないのですが、いざ不安になったら、いつものところにあることが大切です。
いざ、という時は、突然やってくるものです。
欧州の歴史は、違う人たちが攻めてきて、昨日まで住んでいたところが、今日は違う国になってしまう悲しい歴史を何度も体験しています。
欧州が、宝石文化に強い理由の一つは「最後に助けてくれたのが宝石だった」という物語がたくさんあるからです。
お守りとして気持ちを支える価値に加えて、最悪の状態で走って逃げなくてはいけない状況になった時に、逃げた先で何かと交換できる価値(資産性)を持つ宝石は、本当の意味でのお守りなのかも知れません。
お守りとしての使う価値と交換価値の両方を期待するなら、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーか、天然無処理で美しいコロンビア産エメラルド、天然無処理で美しいカシミール産ブルーサファイア、そして品質の高い大きめのダイヤモンドでしょう。
一家のお守り…家宝としてルビーをもつなら
お守りも、一家を守る「家宝」という話になると、かなりシリアスな話になりますが、人類史上、何度も宝石ルビーが一家を救ったり、一家を滅ぼしたりしてきました。
欧州では、宝石ルビー>エメラルド>サファイア>ダイヤモンド>金>貨幣の順番の価値観だった歴史もあります。
欧州のロイヤルファミリーといえば宝石が360度散りばめられた王冠をつける国王を頂点に、ティアラを着ける王妃、活躍した家臣には宝石のついた勲章を与えたという宝石ジュエリーを頂点にした欧州の文化が、現在の世界で広がっている宝石ジュエリー文化です。
家宝として宝石ルビーを持つ話については、「ルビーの価値判断」のページで詳細をご覧ください。
一家のお守りの家宝としてのルビーをもつなら、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
ルビーのお守りのお手入れ方法
宝石ルビーは、最も丈夫な宝石の一つです。削れにくさ(硬度)では、ダイヤモンドよりも低いため、ダイヤモンドと一緒の宝石箱にガサガサ入れてしまうと表面にキズが付きますが、ダイヤモンドのように劈開する性質が無いので、落としたら割れてしまった、など衝撃に弱いこともありません。
通常の使用では特に、気を付ける必要はありません。
しかし、ルビーのエタニティリングなどを着け、頑丈な宝石であるがために「意識しなくても大丈夫だ!」と思ってしまい、長い間使っていると、表面のファセット(切子)面の角が削れたように丸くなってしまうことがあります。
毎日着けていると扱い方によっては、5年ほどでファセットの角が削れ始めますが心配はいりません。
天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、直径2.5㎜の小粒なものでも、リカット(再研磨)できます。ジュエラー(専門の宝石商)に相談してください。元の輝きに戻ります。
世代を越えて、少しずつリカットされながら受け継がれていくのが天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
リカットの相談ができるジュエラーかどうかも確認しておきましょう。
ルビーを着けていると意識しているだけで、30年ぐらいそのままキレイな状態で使えます。
そして、ルビーは、汚れたら中性洗剤をつけた柔らかいブラシでゴシゴシ洗えば、また元の美しさに戻りますが、ジュエリーに仕立てられていると、隙間などに入った油分など、取れにくい汚れもついてきます。
また、貴金属(金、プラチナ、銀など)で作られたジュエリーは、耐久性が高いとはいえ、小さなキズがついて輝きが鈍くなったり、指輪の場合は歪んでしまうこともありますし、サイズが合わなくなってしまうこともあります。
買ったお店に工房がある場合は、サイズ変更など、その場で対応できるはずです。宝石ジュエリーは、購入した後に長く使うものです。お店に工房、ジュエリーを製作する職人が居るかどうか?は非常に大切な要素の一つです。
汚れがついたとき、日常のクリーニング方法
ルビーのジュエリーに汚れがついてしまったときには、以下のような方法でクリーニングを行います。日頃から、ピカピカの状態で使ってあげて下さい。
- 柔らかな布(セーム皮、またはジュエリークロス)での拭き取り
- ぬるま湯と中性洗剤、柔らかい歯ブラシでクリーニング
- 超音波洗浄機にかけて洗う
柔らかな布での拭き取り
ルビーのお守りジュエリーを清潔に保つために、柔らかい布(ジュエリークロス又は、セーム皮)を使用して定期的に優しく拭き取ります。
繊維の硬い布で拭いてしまうと、ルビーは大丈夫ですが、ジュエリーの金属部分の表面に細かいキズがつきますので注意してください。
ぬるま湯と中性洗剤、柔らかい歯ブラシでクリーニング
ルビーをみた時に「元気がないな…」と感じたら、クリーニングをするタイミングです。ぬるま湯と中性洗剤、そして柔らかい歯ブラシを使って、洗浄してください。
驚くほどキレイに輝きだします。歯ブラシは、先の細い柔らかいものがおすすめです。
超音波洗浄機にかけて洗う
天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの場合は、超音波洗浄機にかけて洗ってもキレイになります。
ただ、充填処理や鉛ガラス含侵処理をしたものは、詰め物が外れてしまい、オイル含侵処理をしたものはオイルが抜けてしまう場合もありますので、ルビーすべてにお勧めできる方法ではありません。
ルビーのお守りの保管方法
ルビーに汚れや傷をつけないために、適切な保管方法について詳しく説明します。
- ジュエリーボックスやポーチの使用
- 単独で保管
- 専門家のチェック
ジュエリーボックスやポーチの使用
ルビージュエリーを保管する際には、ジュエリーボックスやジュエリーポーチを使用しましょう。
これにより、ルビーがダイヤモンドと接触することを防ぎ、傷つくリスクを低減します。
くれぐれも、ダイヤモンドのジュエリーと一緒にジュエリーポーチやジュエリーボックスに入れて、持ち運ぶことはやめましょう。
単独で保管
ルビーのジュエリーは、ダイヤモンドなど他の宝石と一緒に保管するのではなく、単独で保管するのが良いです。
ダイヤモンドとの接触によって、傷ついたり、また、他の宝石にキズをつけてしまう可能性があるため、ルビーは独立で収納しましょう。
専門家のチェック
ルビーを留めている爪(プロング)が緩んでルビーが脱落してしまうことがあります。 気が付いたら、ルビーが無い、これがルビーのジュエリーで一番怖いことです。
指輪の場合は、親指と中指でリングを固定して、人差し指で軽く叩いて下さい。その時に、カチャカチャ…と音がしたら、ルビーを留める爪が緩んでいます。
購入したジュエラーに相談してみて下さい。すぐに元に戻してくれるでしょう。
定期的に、ジュエラー(専門家)にチェックしてもらうのが安心です。
ルビーのお守りが合う人・合わない人
ルビーをお守りとして持つのにおすすめの人と、そうでない人がいます。
ルビーのお守りが合う人
ルビーは「赤色」、ポジティブな色です。
赤い光は生理的にも末端の毛細血管を拡張し、血行を良くするなどの効果があり、また人間の眼の中の網膜の約60%は「赤」を認識するための細胞(錐体)です。目立つのです。ルビーのお守りを身に着けて挑戦したい人にはピッタリです。
- 目標を達成したい人
- 自信を持ちたい人
- 魅力を引き出したい人
- 恋愛運を上げたい人
他にも、パートナーとの間に大切なのは「ハート」です。
パートナーとの約束も大切ですが、それだけではありません。長く良好な関係を築きたいと思っている人に大切なのは「愛=ルビー」です。
結婚して30年経って、「あなたと一緒にいるのは、約束したからだ」と言われるよりも「好きだから一緒にいる」と言われた方が嬉しいのではないでしょうか。
ルビーのお守りが合わない人
ルビーが合わない人もいます。「赤」が好きでない人には、お守りとして着けていること自体がストレスになってしまうので、「合わない人」です。
ただ、派手なのが苦手、という方は、派手という表現がどこから来ているか?考えてみて下さい。
派手なのが苦手…は、日本文化の奥ゆかしいところが、影響している可能性があります。
赤は特別な色
日本に5世紀に渡来したベニバナを使った赤い染料が人気であったため、平安時代に不足しました。
日本のお宮様にとって「紅」は非常に大切な色であったため、禁色とされました。
古代の日本で「いろ」といえば、赤色でした。
語源は「あけ」、夜明けのお日様のことです。御上の色として、使わないことが平民としては「赤色を遠慮する人」は、ルールを守る良民だった訳です。
自由になった今は、派手とはいわずポジティブな色、ルビーの色にトライするのもいいのではないでしょうか。
ルビーが似合う人、似合わない人に関わらず、選ぶ時は、実際にルビーを手にとったときの感覚を大切にしましょう。
ルビーのお守りが登場する物語
ルビーは文学や文化の中でしばしば特別な意味を持つ宝石として描かれており、その美しさと象徴性が多くの作品で称賛されています。
特に、愛、運命、幸運などさまざまなテーマと結びつき、物語の重要な要素として登場します。
「赤い靴」byハンス・クリスチャン・アンデルセン
この童話では、主人公が赤い宝石で飾られたルビーの靴を履いて、その魔法の靴を通じて冒険を繰り広げます。
ルビーは物語の重要な要素として登場し、幸運をもたらす象徴として描かれています。
「緋色の心」by ダニエル・スティール
ダニエル・スティールの小説『緋色の心』では、主人公がルビーのネックレスを大切に身につけ、それが彼女の運命と愛の物語に影響を与える要素となっています。
「ルビーの指輪」by カレン・ローズ・スモニング
この小説では、ルビーの指輪が家族の歴史や愛の物語に結びついています。
ルビーは愛と情熱の象徴として物語全体に影響を与えています。
女性の自信と幸福をサポートするルビー
女性が口紅を塗るのはなぜか?面白い研究があります。
イギリスの動物学者、デズモンド・モリス(オックスフォード大学博士)は「人間が赤い口紅をつけるのは、直立歩行した人間が、お猿さんのメスのお尻の信号を身体の前につける必要があったため」と論文の中に記しています。
紅い口紅をつけることで、女性は男性を魅了したということですが、世の中は進化して女性、男性の性差は無くなってきていますが、やはり男性がどれだけ頑張っても、残念ながら、女性のように赤ちゃんを産むことはできません。
男性が「赤いものを着けた女性が好き」な理由はこういう原始時代からの人間の習性が理由なのかも知れませんが、注目を集める女性は今の時代でも自信と幸福という面で考えるとプラスの効果があるといえるのではないでしょうか。