ルビー K18 ピアスをお探しの方、希少な天然無処理のミャンマー産ルビーを検討されませんか?

ピアスを日常的に着けている方は、着けていない日は「顔周りが寂しい」、「なんだか落ち着かない」、「お化粧をしていない様な感覚になる」など、思われる方が多いのではないでしょうか。
ピアスは顔周りを華やかにしてくれる、とても魅力的なジュエリーです。
その一方で顔に最も近い部位に着けるため、顔の輪郭や髪型によって似合うデザインは異なります。

ルビーイヤリング

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ルビー K18 ピアス

ルビーは3大宝石(ルビー、サファイア、エメラルド)の一つです。その中でも天然無処理のルビーは大変希少価値が高く人気があります。 ルビーのカラーは深い赤から淡いピンクまで幅広いです。モリスルビーでは諏訪貿易 諏訪恭一氏が考案した「宝石品質判定」を取り入れ、ルビーの品質管理をしております。

・ルビーのカラー
・ルビーと相性が良い金属
・ルビーの処理

ルビーのカラー

ルビーのカラーについては、宝石品質判定のクオリティースケールを使うのが便利です。
クオリティースケールでは、#6~#5が最も良いカラー、続いて#7と#4~#3の順番です。
ルビーの場合、#2と更に淡いものをピンクサファイアと呼びますが、その境目は、各鑑別業者によって判断が違います。モリスルビーでは、宝石品質判断の基準で、#2のものはピンキッシュルビーという独自の呼び方で呼びます。重要なのは、値段は品質で決まるものであり、呼び名ではないということです。

ルビークオリティスケール

ファセットカットしたルビーのクオリティスケール 諏訪恭一氏が考案した「宝石品質判定」

ルビーと相性が良い金属

カラーの濃いルビーに関しては、イエローゴールドが映えるかもしれません。逆に淡いルビーはプラチナやホワイトゴールドとの相性が良いでしょう。これは、ジュエリーを身に着ける方の肌の色にも関係してきますので、是非お店で手に取ってご覧頂くことをおすすめします。

ルビーの処理

一般的に流通するルビーの殆どが人為的に品質を改良されたものです。
代々、受け継いでゆくことを考えると天然無処理のルビーが良いでしょう。その理由は、希少性が全く違い、宝石ルビーの価値に大きく影響を与えるからです。
30年前までは、加熱による色調と色の濃淡を改良する処理でした。しかし、近年では、鉛ガラスを加えて加熱するなどにより、透明度まで改良することもできるようになりました。
モリスルビーで販売しているルビーは全て天然無処理です。自社で採掘、カットと研磨をミャンマーで行い、京都の自社工房でジュエリーを制作している為、保証書と共に安心安全にルビーをお届けします。

イヤリングの歴史

イヤリングの歴史について少し触れたいと思います。
下記の通り、時代を区切り説明していきます。

  • イヤリングの古代起源
  • 中世とルネッサンス期
  • 18世紀、19世紀
  • 20世紀以降

イヤリングの古代起源

イヤリングの歴史は、何千年もの間、性別関係なく身に着けられてきた歴史があります。イタリアとオーストリアの国境付近のアルプス氷河で約5300年前(紀元前3300年頃)の男性遺体が発見されました。アイスマンのエッツィは、現在ヨーロッパ最古のミイラとして知られています。彼の耳たぶには直径7~11mmの穴が開いていました。彼のピアス穴のサイズが大きいことから、彼は重いイヤリングを長期間に渡り、身に着けていたことが推測できます。このことで、青銅器時代には既に男性がイヤリングを着けていたことが明らかになりました。
考古学的な発見によると、フープイヤリングは約4000年前にアジアと中東で非常に人気がありました。
紀元前1800年頃のミノア文明が残したフレスコ画は、フープイヤリングが南エーゲ海のサントリーニ島で着用されていたことを示しています。
古代ペルシャ人はイヤリングを身に着けている像を彫り残し、その初期には兵士たちは戦いで身を守るお守りとして身に着けることが多かったそうです。
古代エジプト人も紀元前1650年頃からイヤリングを身に着けていました。それらは装飾的に着用され、ファラオが使用した後、社会的に広まっていきました。素材は金が使われることもあり、ターコイズ、ラピスラズリ、ジャスパーなどの宝石を使用されることもありました。古代エジプト人は猫を崇拝しており、当時から猫がイヤリングをしている絵画や彫刻が多数見つかっています。ツタンカーメンの墓から見つかった彼のデスマスクにはイヤリングの穴がありました。
かつて、イヤリングを身に着けることで、その人の地位や身分を表しました。そして政治的忠誠心を表す一番分かりやすい方法と考えられていました。
ある一部の部族は、耳の穴から悪魔が入り込み心に宿ると信じていたため、身を守る「お守り」としてイヤリングを身に着けていました。金属が悪魔を撃退し、心を純粋に保つことを信じていたからです。
仏陀の耳たぶはとても長いですが、イヤリングをしていません。これは、仏陀が物質的な生活を拒否したことを表しています。かつては、重いイヤリングを着けていましたが、豪華な所有物を捨て僧侶になることを選んだことを示しています。

中世とルネッサンス期

中世ではイヤリングを身に着ける人が少なくなりました。例えば、中世の女性は宝石が留められたヘッドオーナメントを身に着け、髪型が耳を覆うことが多かったため、イヤリングは不要になりました。その一方で、リング、ブローチ、ロケット、ヘッドオーナメント、ネックレスなどの他のジュエリーアイテムがより人気を集めました。また、13世紀はカトリック教会が耳にイヤリングをすることを禁じていたとも言われています。一時期、身分が低い人や泥棒がイヤリングを身に着けることが多かったとも言われています。
しかし、ルネッサンス期(14世紀~17世紀)にイヤリングの人気が復活しました。ルネッサンス期のヨーロッパの女性にとって、イヤリングは単なる装身的なアクセサリーではなく、美しさ、富、社会的地位の象徴と見なされていました。バロックパールは特に人気がありました。男性の間でもイヤリングは再び人気となりました。作家のウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)や航海者・海軍提督のフランシス・ドレーク(1543頃-1596)や軍人・探検家のウォルター・ローリー(1554頃-1618)がイヤリングを身に着けて描かれました。ウォルター・ローリーは、彼の有名な肖像画で真珠を身に着けていますが、恐らく彼が航海中に自分で拾い集めたのかもしれません。
この頃、船乗りもイヤリングを身に着け始め、それらは純金で作られたものでした。それは、もし彼らが船外に落ちて、どこかの岸に打ち上げられた場合、そのイヤリングが葬式の費用を賄うという意図がありました。一部の船乗りは、埋葬のために、家族のもとに戻ることができるように、イヤリングに母港名を刻印したそうです。

18世紀、19世紀

イヤリングは富と地位の象徴として一般的に着用され続けました。
デザインはルネッサンス期の影響も強く受け、多くの場合、貴金属から作られ、ダイヤモンド、ルビー、真珠などの貴重な宝石が使用されています。この時代のイヤリングは男女共に人気があり、ペアで着用されることがありました。
18世紀には、イヤリングは大きくて重いことが多く、フープ、ドロップ、シャンデリアなどのデザインがよく作られていました。
19世紀に入ってもイヤリングの人気はさらに高まり続け、エナメルやガラスなどの新素材がデザインに取り入れられました。イヤリングの着用率も高まり、もはや上流階級のみならず、あらゆる階層の人々が着用することになりました。
19世紀後半になると、イヤリングの着用は控えめになり、より小さく、より繊細なデザインが好まれるようになりました。これはファッションの変化にも関係していますが、謙虚さと社会的抑制に対する変化にも影響しています。
世界中で多くの文化的な衝突や戦争があったにも関わらず、イヤリングは18世紀、19世紀の期間中も人気は衰えず、多様なデザインへと進化し続けました。

20世紀以降

20世紀に入ると、イヤリングは当時の社会変化を反映し、スタイルやデザインに大きな変化がありました。
19世紀後半同様に、20世紀初頭もイヤリングはシンプルで控えめなことが多く、小さなスタッドやフープが人気でした。
しかし時代の変化により、イヤリングはより華やかなデザインになり、1920年代、1930年代にはぶら下がっているスタイルとシャンデリアのイヤリングが人気を博しました。アールヌーボー(1890-1910)とアールデコ(1910-1939)の流れは当時のジュエリーデザインに大きな影響を与えました。角張った形と有機的な形の両方が非常に人気があり、イヤリングの着用率はどんどん高まりました。1920 年代、長いドロップスタイルのイヤリングが人気が高く、1930年代には長さが短いデザインになりました。

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まとめ

この様に、イヤリングの歴史はとても長く、各時代により、イヤリングを身に着ける意味が異なることも分かりました。
現代に生きる私たちにとっては様々なデザイン・宝石・金属のイヤリングが作られ、より選択肢が広がり、さらに日常的に身に着けやすいジュエリーとなりました。
かつてイヤリングは身を守る「お守り」として着用され、自分の出身地を刻印してIDタグの様な役割を果たしていたことも興味深い記録だと思います。
ルビーの赤色は厄除けの役割があると古くから信じられてきました。その様な赤色のルビーイヤリングを身に着けるということは、自分を守ってくれる「お守り」の様なものになるかもしれません。
モリスのルビーは全てミャンマー産の天然無処理です。全てのルビーが異なる神秘的な結晶であり、同じものは世界に一つもありません。
私たちは宝石商のプロとして、モリスルビーの説明を店舗にてできればと思います。
是非、実際に銀座店・京都三条店にてモリスルビーの自然美をご覧下さい。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げます。
最後までお読み下さりありがとうございました。

参考文献 日本経済新聞 ミイラ「アイスマン」最後の旅路はアルプス壮絶登山
八坂書房 ジュエリーの歴史 ヨーロッパの宝飾770年

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