大切に受け継いだ指輪やネックレスも、時代やライフスタイルが変わると「今の自分に合う形で身につけたい」と感じる方もいると思います。
ジュエリーのリフォームとは、思い出の宝石を活かしながらデザインや枠を新しく仕立て直し、再び日常で輝かせるための方法です。特にルビーやダイヤモンドは品質が安定しており、数十年経っても美しくリフォームできる点が大きな魅力です。
モリスでは京都の自社工房にて、熟練の職人が一点ずつ丁寧にリフォームを手掛けています。ルビー専門店の知見を活かし、宝石の状態を正確に見極めながら、「今の自分にふさわしい一品」へ仕立て直すことができます。(リフォームの相談はこちら)
この記事では、リフォームの流れや値段相場、実例、おすすめのデザインで分かりやすく紹介します。リフォームをご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ルビーやダイヤモンドのジュエリーはリフォームできる?

ルビーやダイヤモンドのジュエリーは、世代を超えて長く受け継がれる宝石だからこそ、デザインを変えることで今の自分らしく新たに楽しむことができます。
硬度が高く耐久性に優れるルビーやダイヤモンドは、数十年経っても輝きが損なわれにくく、リフォームに最も適した宝石です。
モリスでは京都三条の自社工房を中心に、東京・銀座でもリフォームのご相談を承っています。受け継いだ指輪や使わなくなったジュエリーも、専門職人が丁寧に宝石を確認し、日常で身に着けやすいデザインへと仕立て直すことが可能です。
ここでは、ジュエリーのリフォームの基本や最適なタイミングについて解説します。
ジュエリーのリフォームとは?
ジュエリーのリフォームとは、手元にある宝石を活かしながら、新しいデザインへと作り替えることを指します。宝石そのものを交換するのではなく、枠(デザイン部分)を新しく仕立て直す作業のことです。
特にルビーやダイヤモンドは硬度が高く、長年使用しても品質が変わりにくい宝石のため、リフォームしても美しさを保ちやすいのが特徴です。
具体的なジュエリーのリフォームは、
- 指輪の石を外してペンダントにする
- アンティークのデザインを現代的に変える
などライフスタイルに合わせたアレンジが可能です。取り外したプラチナや金の枠は、相場に基づいて下取りできる場合もあります。
このようにジュエリーのリフォームは、思い出はそのままに、今の自分に馴染む新しいジュエリーとして再び楽しめる方法です。
ジュエリーをリフォームするタイミングは?
リフォームを検討すべきタイミングは、親から宝石を受け継いだ瞬間だけではなく、「使わなくなった理由」が明確になったときが最適なタイミングです。
例えば、デザインが古く感じる、サイズが合わない、指輪よりネックレスとして使いたいなど、身に着けない期間が続くときは見直しのサインと言えます。
また、年齢を重ねると似合うデザインが変わるため、若い頃に選んだジュエリーが今の雰囲気に合わないと感じるケースもあります。実際、エンゲージリングをペンダントトップに変える依頼や、母から譲られた宝石を普段使いしやすいデザインへ仕立て直すご相談が増えています。
「思い出は大切にしたいけれど、このままでは使えない」と感じたときこそリフォームが最も価値を発揮します。
モリスでは自社工房でリフォームが可能(京都三条・東京銀座)
モリスでは京都三条に自社工房を構え、熟練の職人が常駐し、一点ずつ丁寧にリフォームを行っています。
宝石の状態を職人が直接確認できる環境があり、ルビー専門店として培ってきた経験から他店にはない安心感と品質でジュエリーのリフォームが可能です。
特に、ダイヤモンドやルビーのすり替えが問題となった過去の事例を踏まえ、モリスではお預かり時に宝石の特徴をお客様と一緒にルーペで確認し、記録したうえで作業を開始します。鑑定書があれば併せてチェックし、宝石の個性を正確に把握します。
大切な宝石を「今の自分に本当に似合うジュエリー」として仕立てたい方は、京都三条・東京銀座のいずれの店舗でもご相談いただけます。
宝石の状態や個性をしっかり確認しながら、世界に一つだけのジュエリーを形にする体験を、ぜひモリスでお楽しみください。(リフォームの相談はこちら)
ジュエリーリフォームの値段(相場と見積もり)

ジュエリーリフォームで最も気になるのが「値段はいくらか」という点ではないでしょうか。リフォームの価格は、デザインや加工方法、宝石の状態などによって大きく変わります。
そのため、相場感や費用の決まり方を事前に理解しておくことで、見積もりの妥当性を冷静に判断でき、安心して依頼につなげることができます。
ここでは、一般的な値段相場から見積もりが変わる要因まで分かりやすく整理して解説します。
ジュエリーリフォームの値段相場
ジュエリーリフォームの価格相場は、アイテムやデザインの種類によって大きく幅があります。
最も一般的なのは「指輪で10万円前後〜」「ペンダントなどで5万円〜15万円程度」がひとつの目安となります。これは、使用する地金の量や加工工程の複雑さ、宝石の状態などにより作業量が変化し、職人の工賃が上下するためです。
例えば、シンプルなペンダントへの作り替えは比較的低価格ですが、リングへのリフォームは石留めや枠づくりに手間がかかる分、費用は高くなります。
まずは自分のジュエリーがどの価格帯に入りそうか、アイテム別の目安を把握しておくと見積もり時の不安も軽減されます。
見積もりは無料?(費用が変わる要因)
ジュエリーリフォームの見積もりは、多くの専門店で無料で受けられます。最初の相談や費用の算出段階では料金が発生しないケースが一般的です。
各店舗によって異なる場合もありますが、ジュエリーリフォームの見積もりは宝石の状態確認やデザインの方向性を決めるためのヒアリングが必要であり、安心して検討してもらうための仕組みが整っています。
ただし、リフォーム費用は「宝石の状態」「デザインの複雑さ」「追加素材の有無」などにより大きく変動します。また、オリジナルデザインを作成する場合はデザイン料が加算される場合があります
まずは気軽に見積もりを依頼し、費用がどのように変わるかを丁寧に説明してくれる店舗を選ぶことが、納得度の高いリフォームにつながります。
主な料金項目と値段の内訳
ジュエリーリフォームの料金の内訳を知ることで、どれだけ値段がかかっているかを理解し、見積もりの妥当性が判断しやすくなります。
ジュエリーリフォームの料金は、主に以下の3つで構成されています。
- 加工費
- 材料費
- デザイン料
加工費は、石留め・研磨・地金加工など職人の技術料で、最も価格差が生まれやすい部分です。
材料費は、新しく足す地金や必要な副石などの実費です。特に元の地金を再利用しても、加工時の「目減り」により足し金が必要になるケースがあります。
デザイン料は、オーダーメイドやカスタム枠を作成する際に発生します。
見積書を受け取った際は、これら3つの項目が明確に示されているかを確認し、納得感のあるリフォーム計画を進めると良いでしょう。
モリスで行ったジュエリーのリフォーム事例

大切に受け継いだ宝石を、今の自分のライフスタイルに合わせて生まれ変わらせるのがジュエリーのリフォームです。
しかし、実際は「どんなリフォームができるのか」疑問に思っている方もいると思います。
具体的なイメージが湧くように、ここではモリスが実際に手がけたリフォーム事例や、お客様の声、そしてモリスが扱う天然無処理ミャンマー産ルビーについて紹介します。
モリスが実際に行ったジュエリーのリフォーム事例

モリスのリフォームが評価される理由のひとつは、宝石の価値を損なわず、その魅力を最大限に引き出すデザインにあります。
特に人気の高い事例が「リバーシブル仕様のネックレス」です。
贈られたダイヤモンドを小粒のダイヤで取り巻くことで、中央の石がひとまわり大きく見え、優雅で華やかな表情が生まれました。
裏面にはハート型のモリスルビーを留め、日によって楽しみ方を変えられる独創的なデザインへ仕立てました。
側面にはお守りを意味する唐草模様を彫り、ジュエリーに想いと象徴性を添えています。
「宝石を生かした上質なリフォームをしたい」「長く愛せるデザインにしたい」そんな方はぜひモリスへご相談ください。
実際にリフォームされたお客様の声(リバーシブルネックレス)

お客様から寄せられる声の多くは、「宝石の価値だけでなく、自分の人生そのものが輝きを取り戻した」というものです。
あるお客様は、若い頃に贈られた小ぶりのダイヤのリングが、歳を重ねた手元に似合わなくなったことをきっかけにリフォームを決意されました。「取り巻きを加えれば、大粒の輝きに変わるのでは」と考えられ、ネックレスへの仕立て直しが始まりました。
肌に触れる裏側には、ご主人からの愛を象徴するハート型のルビーを添え、側面には「永続」を意味する唐草模様を刻印しました。お客様は「ダイヤは永遠、ルビーは愛。永遠の愛で守られていると感じる」と語ってくださいました。
リフォームは、宝石を甦らせるだけでなく、そこに宿るストーリーまで丁寧に形にする時間でもあります。
モリスが扱う天然無処理ミャンマー産のルビーとは?

モリスが扱う天然無処理のミャンマー産ルビーは、市場に流通するルビーの中でも極めて希少な存在です。
加熱などの人工的処理を施していないため、色・透明度・輝きが自然本来のままの魅力を維持しています。また、経年で変化がなく「将来受け継ぐジュエリー」に選ばれることが多いのも特徴です。
初めてこのルビーをご覧になるお客様からは、「ルビーがこれほど清らかで輝くとは思わなかった」という声をよくいただきます。
さらに、モリスでは天然無処理の中でも特に美しい個体だけを厳選して扱っているため、色調・透明度・彩度・形が一つひとつ異なる「個性」を理解した上でのリフォーム提案が可能です。
宝石そのものにストーリーが宿る天然無処理のミャンマー産ルビーは、一点もののリフォームと最も相性が良い宝石と言えます。
「本物のルビーをご覧になりたい方」「ジュエリーのリフォームに興味がある方」は、いつでも店舗のスタッフに相談できますので、ぜひ一度足を運んでみてください。(来店予約はこちら)
ジュエリーリフォームのおすすめデザイン

大切なジュエリーを新しい形へ生まれ変わらせる際に、どのデザインを選ぶべきか悩まれる方も多いと思います。
特にルビーやダイヤモンドのような宝石は、石そのものの個性や輝きをどのように引き立てるかによって、仕上がりの印象が大きく変わります。
ここでは、人気のデザインから選び方のポイントまで、イメージがつかみやすいよう丁寧に解説します。
ルビーのおすすめデザイン
ルビーのリフォームで人気なのは、「一粒ペンダント」「メレダイヤ取り巻き」「アンティーク調」の3つのデザインです。
これらはルビーが持つ深い赤色を最大限に引き立て、普段使いからフォーマルまで幅広く活躍するためです。特に取り巻きデザインは、周囲の小粒ダイヤが彩度の高い赤をより鮮明に見せ、華やかさと上品さを両立します。
また、覆輪留めやミル打ちを組み合わせることでクラシックな雰囲気を演出でき、世代を超えて受け継ぎやすい点も魅力です。
ルビーは個性が強いため、石の形や色味に合わせて「最も美しく見える枠」を選ぶことが良いジュエリーへの鍵となります。
ダイヤモンドのおすすめデザイン
ダイヤモンドのリフォームで特に支持されているのは、「ソリテール(1石)」「ハロー(取り巻き)」「エタニティ風」のデザインです。
これらはダイヤモンドの透明度と輝きが最も活かされる王道スタイルで、どんな年代の方にも似合います。
例えば、婚約指輪の1石をペンダントへリフォームするソリテールは、日常でも使いやすいシンプルさが魅力です。より華やかにしたい場合はハローデザインにすることで、中央のダイヤが一回り大きく見え、特別感が高まります。
ダイヤモンドのジュエリーには長く使える洗練されたデザインが多いため、「一生もののジュエリー」としてリフォームの満足度が高い傾向があります。
ジュエリーリフォームのデザインを選ぶポイント
デザイン選びで大切なのは、「宝石の個性」「使うシーン」「素材の相性」の3つを意識することです。
例えば、ルビーは色味・透明度・形が一つひとつ異なり、同じデザインでも仕上がりが大きく変わります。そのため、宝石に合った留め方(爪留め・覆輪・ミル打ちなど)を選ぶことが重要です。
また、「普段から身につけたいのか」「特別なシーンで身につけたいのか」によって、強度やデザイン性も変わってきます。
地金もプラチナ・イエローゴールド・ホワイトゴールドで雰囲気が異なるため、宝石の色との調和を考えると失敗がありません。「どのように使いたいか」を明確にすることで、長く愛せる最適なリフォームデザインに出会えます。
ジュエリーのリフォームに関するよくある質問
ジュエリーのリフォームは、大切な宝石を新しいデザインに生まれ変わらせる大切な作業です。
初めて依頼する方にとっては「宝石がすり替えられないか」「他店で購入したものでも大丈夫か」「相続したジュエリーでもリフォームできるか」といった疑問が多くあります。
ここでは、ルビー専門店としてのジュエリーのリフォーム経験をもとに、よくある質問をまとめたので参考にしてみてください。
質問①:リフォーム時に宝石がすり替えられる心配はない?
リフォーム時の宝石のすり替えは、信頼できる店舗であれば心配ありません。悪質な事例がニュースで取り上げられたこともありますが、専門店では宝石をお預かりする際にルーペで特徴を確認し、写真や伝票で状態を記録するのが一般的です。
モリスでは、お客様と一緒にダイヤモンドやルビーの特徴を確認し、鑑定書があればご持参いただくことで、透明性を確保しています。こうした確認作業により、宝石のすり替えリスクを大幅に減らせるため、安心してリフォームを任せることができます。
質問②:他店で購入したジュエリーもリフォームできる?
他店で購入されたジュエリーも、多くの場合リフォーム可能です。ただし、宝石の種類や地金の状態によっては加工に制限がある場合があります。
多くのリフォーム店では、まず宝石の種類や硬度、傷の有無を鑑別し、安全に加工できるかを判断します。
例えば、他店で購入したリングのダイヤモンドやルビーでも、事前鑑別を行い希望デザインに作り替えられるか提案します。
どこで購入したジュエリーでも、信頼できる専門店に相談することが、まず安心してリフォームを進めるための第一歩です。
質問③:相続したジュエリーもリフォームできる?
相続したジュエリーもリフォームが可能で、思い出や価値を未来につなげる方法として適しています。
古いデザインや形見の品でも、モリスでは修復・再構築の経験が豊富で、指輪をペンダントに作り替えるなどの事例も多くあります。
さらに、下取りで地金を調整しながら、宝石そのものはそのまま活かすことも可能です。
形や年代にとらわれず、大切な思い出のジュエリーを新しいデザインに変えて、日常に寄り添うジュエリーとして楽しめます。
まとめ
たくさんのお思い出がつまった宝石は時代を超えてタイムカプセルとなり、代々受け継がれていきます。きっとそれは家宝となりお守りのような存在になっていくでしょう。
「母のダイヤモンド」は宝物、「婚約指輪のダイヤモンド」は永遠の輝き、お母さまや配偶者さまからのダイヤモンドに愛を表すルビーを添えて、ご自身のイメージする理想のジュエリーにリフォームしてみませんか?
まずは一度、京都三条店、銀座店でご相談ください。皆さまのお越しをお待ちしております。最後までお読みいただきありがとうございました。

