モリスルビー19AL0062
カラット 1.34ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry Quualty
Size(サイズ) 6.1/5.5/4.4
モリスルビー19AL0062 1.34ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ6.1/5.5/4.4
ルビーの特徴
素晴らしい透明度と明るい色調が特徴的なルビーは、モリスが2007年から2011年まで、実際に採掘をしていた馴染み深いNam-Ya(ナヤン)ルビー鉱山のマノウという鉱区で産出された丸い原石にファセット(切子)面をつけ磨き上げました。
ルビーの原石には、軸があり、鉛筆を思い浮かべて欲しいのですが、芯が入っているところを軸とすると、テーブル(宝石上部の平らな部分)に対して軸が垂直に立っていないと美しいルビーになりません。鉛筆を寝かせた状態の横の部分にテーブルが来てしまうと、結晶の性格上、ピンク色とオレンジ色の2色が発色して、赤いルビーらしい色が出てきません。研磨職人の腕の見せ所ですが、幸いこのルビーは、形が良く、最初から顔が大きい向きがテーブルの場所に合っていたので大きさが、縦6.1㎜/横5.5㎜/深さ4.4㎜、重さが1.34ctしっかりと存在感のある大きなルビーになりました。
1ct以上残して、更に魅力的なルビーになります。
テーブルの大きさがほんの少し小さめで、深さも余裕があるので、テーブル部分、キューレット側を絞る方向でリカット(再研磨)し、1ct以上残して、更に魅力的なルビーになります。ポテンシャルの高いルビーです。どうせなら、ここでベストな形にしたいところですが、貴重なルビーの生地を削り取るよりは、充分に美しい今の姿が現段階ではベストだと判断しました。高い透明度とルビーらしい色目、そして結晶の奥から湧き上がってくるキラキラした輝きは、指輪にするとその美しさを存分に楽しんでいただけると思います。顕微鏡でルビーの内なる世界を覗くと、小さな結晶インクルージョン、僅かにシルクインクルージョン(ルチルの針状結晶)が確認できますが、どちらも肉眼では確認できないレベルのモノで、美しさには一切、悪影響を及ぼすモノではありません。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4」のジュエリークオリティ、1ct以上の存在感を存分に楽しんでいただきたいと思います。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
19AL0062