モリスルビー18DRM001〇

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モリスルビー18DRM001

カラット 2.06ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem Quality
Size(サイズ) 7.3/6.1/4.7

モリスルビー18DRM001 2.06ct Myanmar Gem

ルビーサイズ7.3/6.1/4.7

ルビーの特徴

2ctを超えるピジョンブラッドのルビーは、最高のルビーが産出されることで世界的に有名なミャンマー中部のルビー鉱山モゴック(Mogok)で産出されました。
驚くほど高い透明度は、顕微鏡で結晶の中を覗いてもガードル(輪郭の部分)に僅かなシルクインクルージョンとモゴック産特有の糖蜜状組織(Tricle)が確認できるのみで慣れていない方だと何も見えないでしょう。この最高品質の天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、どんなルビーと比べても見劣りすることはないでしょう。僅かに紫身を感じさせながら深紅の色調は、まさにピジョンブラッドといえます。マーケットで見るこの色調のミャンマー産ルビーは、通常、別の鉱山であるモンスー(Mong-Hsu)で産出された黒っぽい原石を人為的に加熱処理したものであり、見た目が同じであったとしても全くの別物として考えた方が良いでしょう。モゴック、ナヤン産のピジョンブラッドは特別です。

ルビーの糖蜜状組織とは?
さて、インクルージョンの話ですが、先述した糖蜜状組織とは、ハチミツと水を混ぜた時に見える、密度が違う透明なものどうしが混ざり合ったような、色の濃淡のムラではなく、溶けたガラスを混ぜたような不思議な景色です。これは学術的に立証されていませんが、私自身は、ルビーの着色要因であるクロム(Cr)が関係しているのではないか?と考えます。その理由は、同じ鉱物コランダムで、着色要因がチタン(Ti)と鉄(Fe)によって青く輝くブルーサファイアには、この糖蜜状組織が見られないためです。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさが「S」輝きがあり特に美しいもの、色の濃淡が「#6」、品質を3ゾーンに分けた場合は、ジェムクオリティですが、この高いレベルのルビーは、品質判定をしてジェムクオリティの枠に入れてしまうのがもったいないぐらいの存在感があります。私は、こういうレベルのルビーに「ピジョンブラッド」という呼称を使うべきだと思います。これこそ、天然無処理で美しいミャンマー産のピジョンブラッドルビーです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

18DRM001

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