モリスルビー17JY0047
カラット 0.20ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 3.7/3.4/1.7
モリスルビー17JY0047 0.20ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ3.7/3.4/1.7
ルビーの特徴
赤が強い本格的なルビーの色調と高い透明度、重さから考えるととても存在感のある天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
オーバル型のミックスドカットに磨きました。大きさは縦3.7㎜/横3.4㎜/深さ1.7㎜、重さは0.20ctと、重さの割に大きくみえて、ジュエリーに着けた時に存在感があると思います。大自然の造形美である天然無処理で美しいルビーの色をジュエリーとして身に着けて楽しむことができるのは贅沢なことです。
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4.5」、色の濃さもちょうどいいと思います。そして品質ごとに3つのゾーンに分けた場合、ジェムクオリティ、最高品質です。手の上にのせてジェムクオリティの美しさを味わっていただきたいと思います。顕微鏡を使った拡大検査では、接触変成岩(白い大理石)を母岩として結晶するミャンマー産によく見られるアパタイトと思われるひょうきんな形の結晶インクルージョン、そして天然の液体インクルージョンが真っ赤な結晶の中に浮かび上がってきます。唯一、写真で見た時に、結晶の奥からキラキラとした輝きがほんの少し弱いのは、原石の形によるもので、クラウン(宝石上部)の部分大きさに対してパビリオン(宝石下部)の部分が少し小さいことによるものです。貴重な天然無処理で美しいルビー原石の生地を最大限に残そうと努力しましたが、原石の形は、私たち人間にはなす術がありません。このルビーのベストな姿だと信じたいと思います。
最高のルビーを産みだす地としては、世界的に知られるモゴック(Mogok)鉱山
さて、このルビーを産出したモゴック鉱山の話です。最高のルビーを産みだす地としては、世界的に知られるモゴック(Mogok)鉱山へは、ミャンマーの第二の都市マンダレーから自動車で北へ5時間程走ったところにあります。歴史的に始めてルビーが見つかったティーニー山をはじめとする山々に取り囲まれたモゴックの村は、麓の村で標高1000mをこえる中山間地域にあります。そして、モゴック村から見える山々は、一方が地球の北側の大陸、片方の山々が地球の反対側から移動してきた大陸です。それが、いま自分が経っている場所で、衝突している…大自然の驚異を感じます5000万年前に南極大陸を離れて北上したインドとユーラシア大陸が衝突した場所で結晶したルビーは、母なる地球が産んだ大自然の造形美だと感じます。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。