モリスルビー17MR0014
カラット 1.48ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 6.7/5.3/4.5
モリスルビー17MR0014 1.48ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ6.7/5.3/4.5
ルビーの特徴
透き通った瑞々しい透明度とピンキッシュな色調、整ったプロポーションが特徴的なミャンマー産天然無処理で美しいルビー
国際的に有名なルビーの鉱山モゴック(Mogok)から産出されました。大きさは、縦6.7㎜/横5.3㎜/深さ4.5㎜と重さは1.48ctの堂々としたサイズです。結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってくるのは、縦横のサイズに対して、深さが十二分にあるからですが、色の濃淡の面でルビーとしては淡いため、分析結果報告書(鑑別書)では、ピンクサファイアと記載されるでしょうが、手の上にこのルビーを乗せた時に、相性の良い!と感じた方には、呼び名は、あまり気にされることは無いと思います。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は、「#3⁻」で、品質によって3つのゾーン(ジェムクオリティ、ジュエリークオリティ、アクセサリークオリティ)に分けた場合、ジュエリークオリティになります。ピンクサファイアとして見た場合は、ジェムクオリティなので、呼称が違っても値段は同じです。さて、この品質によって3つのゾーンのどこに入るかを確認する作業の必要性は、それぞれ個性を持った、ルビーの適正値段を決める時に大切な目安になるからです。
ピンクサファイアも宝石品質判定のスケール上で見た場合は、同じモノだからです。
最高品質ジェムクオリティは、美しさ「S」もしくは「A」、色の濃淡は「#5」もしくは「#6」の枠に入る4マスに限られます。ジュエリークオリティは、そのジェムクオリティを取り囲むゾーン、アクセサリークオリティは、美しさ「C」と「D」に入るもので、それぞれの品質を3つのゾーンに分けた上で、価値比較表を見ることで、それぞれの品質とサイズの関係性を数値によって確認することができるものです。とても便利なものですので、世界文化社から発刊されている「宝石、品質の見分け方と価値の判断のために」諏訪恭一氏著を是非、手に取っていただきたいと思います。その著書の中で、「ジェムクオリティとアクセサリークオリティは、美しさ、出現率、希少性などがまったくかけ離れていて、共通点は、同じ鉱物であるだけだと考えると、同一名称の宝石にどうして大きな価値の差がつくるのか明らかになります」また、「納得のゆく宝石購入とジュエリービジネスの信頼性の向上に役立てば幸い」と説明されています。私も全くの同感であり、同じ宝石の名前でも、クオリティをしっかり見ることで、その宝石についている値段の根拠が理解できる。その為に品質判定は重要だと考えます。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。