モリスルビー22MYM008
カラット 0.06ct
Origin（産地） Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.3/2.3/1.5
ルビールース
モリスルビー22MYM008 006ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ
ルビーサイズ2.3/2.3/1.5
ルビーの特徴
ラウンドブリリアントカットのルビーの場合、縦横のサイズに対して深さが65％ぐらいがベストなプロポーションに仕上がります
（ダイヤモンドの場合は縦横に対して59％）が、このルビーは、まさにぴったり65％の深さで、結晶の奥から湧き上がってくる輝きがとても美しい一つです。サイズは、直径2.3㎜、上述の通り深さは1.5㎜、重さは0.06ctです。高い透明度と、若干、青みを帯びたピンキッシュな色調であるためです。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの（青味が強くなければSになっていたと思います）、そして色の濃淡は「＃3」のピンキッシュルビーです。品質によって3つのゾーンに分けるとジュエリークオリティ（高品質）です。さて、このピンキッシュルビー、ルーペを使ってしっかりと見て行くと面白いことに気が付きます。ミャンマー産特有の結晶インクルージョンとシルクインクルージョン（針状のルチルの結晶）普通に見えるのですが、テーブル面に沿ってそっと入っているような感じがして、何となく優しい感じのルビーに感じるのです。さて、この小粒なメレサイズのルビーは、小さくてジュエリーについていたとしても、その細かいところには、ほとんどの人は気付かないと思います。
宝石ジュエリーの存在は、サルと人間を分けるほどの意味があるのかも？
しかし、モリスが大切にしたいのは、着ける人が、小さくても宝石ルビー、それも天然無処理で美しいミャンマー産のものを身に着けているという気持ちです。私たち人の最も古い文化の一つが宝飾品（装飾品）であり、太古に人類がそれを着けた理由については諸説がありますが、ある文献で「サルと人間の違いは、道具を使うかどうかではなく、装飾品をつけるかどうかだ」と目にしたことがあります。宝石ジュエリーの存在は、サルと人間を分けるほどの意味がある。身に着けた最初の人類は、何を感じていたのでしょうか？その時には、お金（貨幣）は無かったし、言葉さえなかった時代だと言われています。社会性も今より高くなかったと思います。だから、飾るという行為で、他人と自分、周囲と自分の関係性が変わったことを感じたのでしょう。この小粒で優しい色のルビーを身に着けたとしても何も変わりませんし、空が飛べるようになることもありません。しかし、「本質的なことを感じて」身に着けてみると、太古も今も、これからもそれは変わらないことに気付くでしょう。おみくじで大吉が出たようなもので、面白いと思います。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。