モリスルビー22MYM014

 

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モリスルビー22MYM014

カラット 0.06ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.4/2.4/1.3

ルビールース

モリスルビー22MYM014 0.06ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ2.4/2.4/1.3

ルビーの特徴

紫味が少し強いが、しっかりとしたルビーの色調、高い透明度とプロポーションの良いラウンド型のブリリアントカットに研磨された天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
サイズは、直径が2.4㎜、深さが1.3㎜、重さは、0.06ctです。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「B」美しいもの、そして色の濃淡は「#5」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。顕微鏡でインクルージョン(内包物)を拡大検査すると、カルシウムの結晶と思われるインクルージョンと、モゴック産ルビー特有の糖蜜上組織の入り方から、モゴック鉱山で産出したルビーだと考えてほぼ間違いありません。

ピジョンブラッド」を産出するモゴック(Mogok)が、世界中に名を轟かせるようになったのは、ウーマットという一人のヒーローの活躍があります
ミャンマー中部、マンダレーから自動車で北に6時間ほど走ったところにある標高1500mの中山間地域にある最高の天然無処理で美しいルビー「ピジョンブラッド」を産出するモゴック(Mogok)が、世界中に名を轟かせるようになったのは、ウーマットという一人のヒーローの活躍があります。宝探しのプロであった彼も元々は、小国のロイヤルファミリーでしたが、戦乱の世で国を追われ、モゴックへ逃れてきたそうです。一文無しになった後に、裸一貫でルビーの採掘で復活した経験を持つ人です。信仰心の強く、「縁起」を信じた彼は、一生懸命に宝探しをして、決してルビーを独り占めにしなかったそうです。分かち合うことこそ、仏教の教えだと信じていたそうです。その甲斐あってビルマ国王が「ルビー王」として認めるまでの地位に復活しました。その後、1888年に英国が、ビルマを植民地のルビー鉱山を占有した時も、ウーマットは、その強い交渉力と英国の欲しいルビーを探す「宝探し」の能力を武器に、決して屈することなく対等に渡りあいました。そして、英国で「Sir」の称号が与えられるほど彼の人格は認められ、ルビーで得た資金で、モゴックにお寺を建て、学校や道路を整備していきました。今のモゴック村の発展の礎を作った人物です。今でも、モゴックに点在するお寺は、彼が建てたものです。たとえ厳しい状況に置かれても、縁起を信じて何度も立ち上がったウーマットの伝説もモゴック産ルビーを特別なものにしていると思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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