モリスルビー22MYM015

 

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モリスルビー22MYM015

カラット 0.08ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.8/2.8/1.3

モリスルビー22MYM015 0.08ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ2.8/2.8/1.3

ルビーの特徴

ふつうに美しい…という印象を与えてくれるルビーは、天然無処理で美しいミャンマー産です。
色調は、ミャンマー産ルビーに非常に多いものであり、何べんなく薄っすらと内包されているシルクインクルージョン(ルチルの針状結晶)によって、やや透明度に影響していることもあって、やさしい感じの輝きになっています。これもミャンマー産ルビーにとても多い特徴です。サイズ、直径2.8㎜に対して深さが1.3㎜と少し不足していることで、パビリオン側からのキラキラとした輝きが少なくなっているからです。あと0.4㎜深さがあれば、バックファセット(裏側の切子面)からのキラキラした感じと、薄っすらと内包されたシルクインクルージョンに当たった光が、結晶の中で乱反射して、不思議な輝きを発したと思います。…とはいうものの、欠点は、ありません。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「B」美しいもの、そして色の濃淡は「#4」…結晶が薄いため少し淡く見えますが、結晶には十分色がのっています。品質によって3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。

この「ふつう」を感じさせてくれるルビーにも、よく見ていくとしっかりとキャラクター(個性)があります
細く繊細なシルクインクルージョンは、ミャンマー産の中でもナヤン鉱山(Nam-Ya)で産出するものに多い類で、小さな結晶インクルージョンもナヤン産でよく見られるものです。このルビーは、ナヤン鉱山が採掘を開始した2000年以前に発掘された原石ですから、モゴック産だと考えますが、それが分からなかったら、私はナヤン産ルビーだと判断したと思います。大自然の造形美であるルビーを目の前にして「ふつう」なんて評価して、自分は何様なのだ…と感じますが、この「ふつうに美しい」というと表現していますが、それは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーのクオリティスケール上での話です。時々、処理していてもいいから、もう少し~だったらいいのに…とおっしゃる方がおられますが、人為的な処理をされて美しさを改良されたルビーは、スケールがまた別のものを使います。要するに根本的に違います。リトルリーグのエースと大リーガーの中継ぎ投手を比べるようなもので、意味がありません。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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