モリスルビー22MYM024

 

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モリスルビー22MYM024

カラット 0.11ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 3.0/3.0/1.6

モリスルビー22MYM024 0.11ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ3.0/3.0/1.6

ルビーの特徴

一般に宝石と聞いて、思い浮かべる印象からすると、とても小粒かも知れませんが、キラキラとした輝きが結晶の奥から湧き上がってきます。
直径3㎜、深さ1.6㎜、重さは0.11ctと小粒なメレサイズですが、立派な、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。昨日のブログでも投稿した「自社の自慢話」ですが、通常1ct以上の大粒なルビーには鑑別業者が発行する分析結果報告書(通称:鑑別書)でそのルビーの内容についての説明を見ることができます。人為的な処理をしているか?していないか?についても、鑑別した人が、「加熱した痕跡は認められない」という主観的なコメントを添えますが…(誰も天然無処理だと保証していないのに非加熱ルビーと呼ぶのは少し疑問ですが…その話はまた次回)しかし、このルビーのように直径3㎜、重さは0.11ctのルビーを顕微鏡をのぞき込んでインクルージョンを観て、原産地、処理の有無などを含めた品質判定をすべて行う会社は世界で1社もありません。格好をつけてそう言っていますが、実は、費用対効果が全く合わないので、ビジネスとしてやる人は世界に一人もいないだけ…ということなのです。

なぜモリスは頑なに、1㎜のルビーでも必ず顕微鏡を使って分析を続けるのか?
それは、いつかそのルビーが誰かに、受け継がれるときに、思い出がキラキラと輝きだすルビーであってほしいからです。モリスルビーが京都で23年前に創業した時には、私は、「ルビー」と呼ばれる、また呼ばれたモノのほとんどが、人工合成石、模造石、類似石や人為的に美しさを目的に処理した石だということは知りませんでした。ダイヤモンドのほとんどが天然無処理で見た通りなのに対して、ルビーは、その逆で、ほぼすべてが天然無処理ではないのです。100年後に、そのルビーにこめた思い出がキラキラと輝くために、天然無処理で美しいことは最低条件であると感じました。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
天然ルビー/ミャンマー産/無処理/美しさA/色の濃淡#3.5/欠点なし/サイズと重さは上述の通りです。そして、クオリティスケール上では、美しさが「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#3.5」で品質ごとに3つのゾーンに分けた場合は、ジュエリークオリティ(高品質)です。宝石には、値段があってないようなもの…などというレベルの低いことを言い続けているようでは、ダメだと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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