モリスルビー18AT0244
カラット 0.18ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Accessory
Size(サイズ) 3.2/3.0/2.1
ルビールース
モリスルビー18AT0244 0.18ct Myanmar Accessory
ルビーサイズ
ルビーサイズ3.2/3.0/2.1
ルビーの特徴
ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤンで発掘された天然無処理で美しい原石をモリスシンギュラリティカットで結晶の生地を大切に残しながら磨きました。
サイズは、縦3.2㎜/横3.0㎜/深さ2.1㎜と良いプロポーションに仕上がりましたが、磨きあがるとかなり紫味の強い色調になりました。高い透明度そして、キラキラと結晶の奥から湧き上がる輝きが特徴的なパープリッシュなルビーです。宝石鑑別業者は、パープルサファイアと呼ぶと思います。確かにルビーとしては、かなり紫味が強いと思いますので、お持ちになる方は、パープルサファイアだと思っていただければ…と思います。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「C」欠点はあるが美しいもの、そして色の濃淡は「#2」、品質を3つのゾーンに分けた場合、アクセサリークオリティ(宝飾品質)です。しかし、ここで確認しておきたいのは、パープルサファイアのクオリティスケールは無いので、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーのスケールで見た場合、アクセサリークオリティというだけで、「C」欠点はあるが美しいものとしているのは、ルビーとしてみた場合、色調に赤が少なく紫味が強すぎることを欠点とみただけで、パープルサファイアとしてみた場合は、かなりレベルの高い、最低でもジュエリークオリティです。なぜこのような判断が必要か?という部分については、クオリティスケールを正しく使うことで、3ゾーンが分かり、値段がどのくらいになるか、という目安になるためです。
赤い色調の原石よりもパープリッシュな原石の産出量は多いです
パープルサファイアとしてみても、ルビーとしてみても産出する現場では、そのクオリティの原石が、どのくらい見つかるか?赤い色調の原石よりもパープリッシュな原石の産出量は多く、サイズも大きなものが見つかります。供給が多いということです。そして、日本に持ち帰ってジュエリーに着けてお店に並べてもお客様には、パープリッシュなルビーよりも赤いルビーの方が人気が高くなる…要するに需要と供給のバランスで、自ずと決まってくるのです。ルビーと呼んでも、サファイアと呼んでも、クオリティスケール上では、値段は変わらない。クオリティスケールが重要だということがお分かりいただけると思います。ただ、このパープリッシュなルビーが好きな方、相性がいいと感じる方はおられると思います。その時に、どういう名前を付けたとしても、アクセサリークオリティの値段でお持ちいただくことが大切なのです。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。