モリスルビー22MYM066

 

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モリスルビー22MYM066

カラット 0.03ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.0/2.0/0.9

モリスルビー22MYM066 0.03ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ2.0/2.0/0.9

ルビーの特徴

ほんの少し青みを感じさせながらもしっかりとしたピンキッシュな色調と高い透明度と彩度の高さが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビー、何よりも小さい結晶をラウンド型のブリリアントカットにしっかりと磨かれています。
サイズは、直径2.0㎜、深さは0.9㎜、重さは、0.03ctです。メレサイズといわれる小さなルビーですが、一つ一つのファセット(切子)面を正確で、動かすとキラキラと結晶の内側から輝きが湧き上がってきます。プロポーションについては、あと0.2㎜深さがあれば…最高のバランスであったと思いますが、これもこのルビーの個性です。写真でもご覧いただけるようにフェイスアップ(テーブル面を上にしてみた姿)で見た時に、バックファセット(ルビーの底の部分)にお花のようなファセット面がきれいに浮かんでいます。角度によってキラッとした輝きを放つのは、このバックファセットが反射するからです。職人さんの正確な作業が見て取れます。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#3」です。そして品質を3つのゾーンに分けた場合、このルビーは、A-3ジュエリークオリティ(高品質)です。…そして、このピンキッシュルビーは、どのような方にお持ちいただき、どのような思い出と共に時間を過ごしていくのでしょうか?只今、名古屋市科学館では、特別展 「宝石 地球がうみだすキセキ」が開催されていますが、第四章の歴史的な指輪「ヒストリックリング」で展示されている指輪で、日本でいうと鎌倉時代に作られた結婚指輪に直径2㎜程の小さなカボションカットのルビーが着いた結婚指輪があります。

「フェデ」という手と手を取り合った形で、指輪の下の部分(展示では、隠れて見えないのが残念ですが…)約束や誓いを表すものです
「フェデ」という手と手を取り合った形で、指輪の下の部分(展示では、隠れて見えないのが残念ですが…)約束や誓いを表すものです。この指輪は、今から十数年前に、手に取って拝見するチャンスがありましたが、小さな結晶インクルージョンと細いシルクインクルージョンの入り方、紫外線(365nm)の鮮赤色反応から、ミャンマー産もしくは、同じ結晶の仕方(接触変成岩起源)でうまれたルビーだということが分かりました。このルビーで結婚したおふたりの気持ちを700年近く経った今も変わらず伝えてくれます。宝石は経年変化がないのが特徴です。愛を象徴する宝石として、今後も輝き続けると思いますが、このピンキッシュルビーは、これからどのような方の思い出が詰め込まれていくのか?とても楽しみです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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