モリスルビー13JL0033
カラット 0.08ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) jewelry
Size(サイズ) 2.6/2.6/1.3
ルビー(天然無処理)
モリスルビー13JL0033 0.08ct Myanmar jewelry
ルビーサイズ
ルビーサイズ 2.6/2.6/1.3
ルビーの特徴
紫身を感じさせながらも、結晶の奥からキラキラとした輝きを放つ、驚くほど透明度の高いジェムクオリティのルビーは、写真で見ると立派な感じですが、実は、直径2.6㎜小粒なメレサイズです。
産出したのは、ミャンマー最北部カチン州の幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)です。昨日の結晶インクルージョンが多く入ったルビーと同じく、モリスミャンマー鉱山開発担当者であるイエッチョーが自ら、鉱区で発掘した小さく丸い原石をヤンゴンにて研磨職人のゾーミンチョーが、ラウンド型のブリリアントカットに磨きました。
ダイヤモンドのカット研磨は、今では、人の手ではなく殆ど機械化されていますが、ルビーの場合は、この小さなサイズのルビーでも職人が手作業で一つ一つ仕上げてきます。まん丸に見えるのですが、よく見ると少し歪んでいますが、冷静になって考えてみると直径2.6mmです。大きさを考えると驚異的な手の感覚だと思います。
このルビーの品質判定のクオリティースケールは
美しさは、「A」、輝きがあり美しいもの…もしも、色調が紫味を感じさせながらももう少し、純色の赤に近ければ、間違いなく「S」特に美しいものと判断していたでしょう。色の濃淡は「#5」、品質を3つのゾーンに分けた場合は、文句なしのジェムクオリティ(最高品質)です。顕微鏡を使った拡大検査の写真をご覧いただきたいのですが、ナヤン産ルビー特有の糖蜜状組織以外、小さな結晶インクルージョンも液体インクルージョンも、ネガティブクリスタル(隙間)さえも見つかりません。サイズが小さいということもありますが、特別なことです。そのナヤン産ルビー特有の糖蜜状組織ですが、モゴック産と何が違うのか?という部分ですが、モゴック産は、水の中に大量のはちみつを投入して混ぜたような景色が広がるのに対して、ナヤン産は、控えめに少しクロムの含有率にムラがあるかな…という感じであること、そして比較的直線的な糖蜜状組織が多いことです。幻のナヤンのルビー…小さくても将来は、コレクターズアイテムになるでしょう。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。