モリスルビー14MY0010
カラット 0.07ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.5/2.5/1.6
ルビー(天然無処理)
ミャンマー産 天然無処理ルビー モリスルビー14MY0010 0.07ct Myanmar Jewelry
ルビーの特徴
深紅の赤とピンキッシュな赤が、結晶の奥から交互にキラキラと湧き上がってくる素晴らしい輝き、直径わずか2.5㎜の小粒でも存在感のあるルビーは、もちろん天然無処理で美しいものであり、ミャンマー中北部の山岳地帯にあり、世界で最も名の知られているルビー鉱山モゴック(Mogok)です。顕微鏡の拡大写真を観ると、そのモゴック鉱山特有の糖蜜状組織と呼ばれる景色が広がります。水の中にはちみつを混ぜてかき混ぜた時に見える風景です。産出された丸い結晶をラウンド型のブリリアントカットに磨きました。縦横2.5㎜/深さ1.6㎜(直径に対して深さが約64%)は、ルビーとしては理想的なプロポーションであり、それが結晶の輝きにつながっています。(ダイヤモンドの場合は、59%~60%がベストとされますが、ルビーの場合は、もう少し深さがあった方が美しくなります)宝石品質判定のクオリティスケール上でこのルビーを観た場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡が「#4.5」、品質を3つのゾーンに分けた場合は、ジュエリークオリティ(高品質)ですが、サイズを考えるとベストな色の濃淡であり、ジュエリーに装着した際には、日常の生活で多い光源では、最も輝きます。ただ、光量の多い場所で見た場合、または黄色味の強い光の下で「#6」などの濃いルビーと横に並べて比べてみると、やはり濃いルビーの方が力強く見えてしまいます。昼間は、少し沈んでいても、パーティなどで多い、ろうそくの灯に近い光の下で発揮されるミャンマー産ルビーの深紅でミステリアスな輝きは、他のどの宝石にもなく、ルビーが玄人好みの宝石であるといわれる所以ですが、このルビーのような小粒なサイズの場合は、少し話が変わってきます。#4.5ぐらいの色の濃淡のルビーを複数個エタニティリングなどに装着すると同じような深みのあるルビーの色が連鎖反応で輝き始め同じような最強のジェムストーンらしい力強さを発揮します。希少なルビーだけに、年間に、ハーフエタニティリング(宝石が上半分だけ装着されたスタイル)でも2~3本ぐらいしか作れませんが、モリスのエタニティリングをお選びの方に#4.5の色の濃淡をおすすめする理由です。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
この記事を書いた人
森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長