モリスルビー14OR0011

 

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モリスルビー14OR0011

カラット 0.13ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 3.1/3.1/2.0

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビー モリスルビー14MY0011 0.13ct Myanmar Jewelry

ルビーの特徴

非常に良いプロポーションのラウンド型のブリリアントカットの天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、中北部の山岳地帯にある鉱山モゴック(Mogok)で発掘された原石、ラウンド型にピッタリの原石を前述の形に磨きました。サイズは、縦横3.1㎜/深さ2.0㎜、重さは、0.13ctと小粒ですが、結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってきて、とても存在感のあるルビーです。ダイヤモンドでは一般的な形であるラウンドブリリアントカットが、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーでは、一粒でジュエリーのメインストーンになることは難しいか、もしくは、このルビーのように産出したときに、漂砂鉱床などで小さく丸く削られた、小粒な結晶でなければ、まずラウンド型のブリリアントカットにはしません。1ctを超えるラウンドブリリアントカットのルビーをほとんど見ない理由です。ダイヤモンドの場合、産出される原石で質が良いものはピラミッドを上下に合わせたような形で、テーブルにする平らな部分をつくるために、ダイヤモンドを2つに切断します。これがカットという作業で、大きなダイヤモンドになる側と、小さなダイヤモンドになる側の2個に分けるところから研磨が始まります。ダイヤモンドのカットや研磨の状態が重要視されるのは、この作業が不正確であると、輝きがアンバランスになるからです。ダイヤモンドはキラキラとした輝きの宝石なので、それが悪いと、宝石としての評価が下がるわけです。対して、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの場合は、研磨後の形よりも結晶そのものの質が重要視されます。多少、形が歪んでいても天然無処理であり、少しでも大きい方が優先されます。ここがダイヤモンドと違うところです。ダイヤモンドは、流通するほぼ100%は天然無処理であるのに対して、ルビーは、天然無処理で美しいものは、ほとんど存在せず、ほとんどは人為的に加熱などの処理をして美しさを改良したモノであり、宝石としての価値判断するときに、形の良し悪しよりも処理しているかどうかの方が遥かに重要だからです。研磨作業については「ユルい」基準で行っているように見えるのですが、それは無処理で美しい原石の数がとても少ないため少しでも結晶の生地を大きく残すことが優先されるからです。

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ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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